秋スイーツに欠かせないほくほく甘い栗。
そんな栗がたっぷり使われたデザートで幸せ気分になってみませんか?
谷中銀座の「和栗や東京店」は、日本一の栗の郷、茨城県笠間の鮮度の高い栗を使い、和栗本来の味わいを楽しめる栗スイーツの専門店。
「東京會舘」の「マロンシャンテリー」は、日本洋菓子の祖とも呼ばれる初代製菓長が発案したもの。エントランス近くの「Sweet Plaza」でテイクアウトも可能です。
「パティスリーアン デュトンプールラメゾン」はパティシエの夫婦が営む小さなパティスリー。フランスに昔から伝わるレシピを基に創るケーキや焼き菓子は、どれも素朴な味わい。
大阪、新町の「パティスリー らねっと」は、イタリア産栗の、上品な渋皮の風味までを絶妙のアクセントにした仕上げで、秋の豊かさを実感させてくれます。
〈東京分〉撮影/田村浩章 取材・文/伊藤由起 〈名古屋分〉撮影・取材・文/永谷正樹
〈大阪分〉撮影/伊藤菜々子 取材・文/寺下光彦
MAP/地図屋もりそん デザイン/豊田セツデザイン事務所
Tokyo
和栗や東京店
栗のソフトクリームに
渋皮栗のモンブラン、
栗の甘露煮で栗づくし
和栗本来の上品で繊細な風味を楽しめる「栗薫パフェ」のベースは、しぼりたての生乳に和栗ペーストを30%配合した、無添加の“栗薫ソフト”。なめらかで口溶けのいい渋皮栗のモンブランペーストを絞り、栗の甘露煮を飾った、栗づくしの贅沢パフェです。ソフトクリームの中に隠された、サクサクのメレンゲ、バナナ、ビスキュイとのハーモニーも絶妙。¥800(税込)
和栗や東京店
東京都台東区谷中3-9-14
☎03-5834-2243
(営)11:00~18:30(L.O.)
(休)月曜
東京都台東区谷中3-9-14
Tokyo
東京會舘「カフェテラス」
真っ白な生クリームの
山の中には、ほろりと
ほぐれる栗がたっぷり
貴婦人のドレスのように美しくデコレーションされた生クリームの中には、そぼろ状の栗がたっぷり。甘く煮た栗を裏ごしし、さらに目の粗い裏ごし器で、独特のホロホロとした食感を出しています。写真は通常のものですが、10月中は国産の新栗を使った特別バージョンで楽しめます。¥1,400(税込・サ別)
東京會舘「カフェテラス」
東京都千代田区丸の内3-2-1
東京會舘1F
☎03-3215-2126
(営)10:00~21:30、
土日祝~21:00(ともにL.O.)
(休)無休(12/31除く)
東京都千代田区丸の内3-2-1 東京會舘1F
Aichi
パティスリーアン デュトンプールラメゾン
サブレの軽い食感と
栗のホクホク感の
絶妙なマッチング
バルケットマロン¥380。バルケット(舟)の形をしたサブレの上にマロンクリームとマロングラッセをのせたシンプルなお菓子。生地に空気を多く含ませて焼き上げた軽い食感のサブレと、栗のホクホク感が残るマロンクリームのマッチングは絶妙。サブレとクリームの間にもマロングラッセがたっぷり。スペシャリティコーヒーを使った深煎りのコーヒー¥480によく合います。
パティスリーアン デュトンプールラメゾン
愛知県稲沢市駅前1-12-11
☎0587-24-8608
(営)10:00~17:00
(休)日曜
愛知県稲沢市駅前1-12-11
Osaka
パティスリー らねっと
プリンから
ロールケーキまで
7層で栗を満喫
吟味した上質素材と、無添加レシピによる澄み切った美味しさが輝く、ビオ・スイーツの隠れた名店の、秋の金字塔的作品です。グラスの中に、栗のプリン、栗のロールケーキ、栗のクリームなどが、贅沢にも合計7層に。栗はイタリア産にこだわるゆえの純朴で心温まる味わいが、その多彩なレシピで、まるで心地よい音楽のように体に美しく響きます。¥515。
パティスリー らねっと
大阪市西区新町1-22-19
☎06-6533-5510
(営)11:00~19:00
(休)日曜
大阪市西区新町1-22-19