撮影は晩秋とは思えないほどの暖かさが続く10月下旬。都心ホテルの高層階スイートルームにて。

ロビー階でエレベーターの扉が開くとフェアアイル柄のカーディガンのインナーには黒T、ボトムスはデニム、某メゾンブランドのダンク風ハイカットスニーカーとリアコカジュアルな出立ちの深澤さんのお姿が。いつもの通り「お忙しいところ本日はお時間を頂戴し、ありがとうございます。」とお伝えすると、しっかりと目を見て、丁寧に「とんでもないです。こちらこそありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。」とご挨拶してくださる真摯なお姿がとても印象的でした。

スイートに到着されると、窓の外、眼下に広がる景色に「おっ！ すごっ！ 一望だ！」と感想をおっしゃる深澤さんに「何か召し上がりながらメイクされますか？」とお声がけすると、並んだパンを見て「これしかないでしょ。これがあったら絶対これ。」とミルクフランスとお茶のペットボトルを手にメイクに向かわれます。大きな窓のあるメイクルームに入ると、「こんなムード満点の場所に男性メイクと籠もるの（笑）」と深澤さん。その後も楽しそうにヘア・メイクさん、スタイリストさん、マネージャーさんと談笑し、終始部活の部室のように、楽しそうにお喋りする声と笑い声がリビングルームまで漏れ聞こえてきます。

メイクと着替えが終わった深澤さんに本日の撮影趣旨説明のため、前号の田中樹さんのデータをお見せしながらいつものように「年上の女性とホテルで……」までお伝えすると「おっ、セクシ〜！俺が本気出したら、樹よりもっとセクシ〜だから。大丈夫、大丈夫。」の心強いお言葉。「大丈夫、大丈夫って自分を鼓舞してない？」とのからかいに「まだ、本当の俺をわかってないなぁ〜」とのやり取りに現場のスタッフ全員の笑いを誘い、一気に場の雰囲気が和みます。あとから思うと深澤さんらしい現場の和ませ方なのかなと勝手に想像し、ひとしきり感動し胸熱。

いざ、撮影が始まると、さっきまでの深澤さんはいずこへ。１枚目のテストシュートから本気のセクシーが顔を覗かせます。カメラマン、編集スタッフの「やばっ、めちゃカッコいいです！」の声に、気心知れたスタイリスト、ヘア・メイクの男性陣に「初めて見る〜」とからかわれると「わかってないなぁ。いつもは封印しているだけ。」と深澤さん。現場には笑いが絶えません。それからもセクシーでもの凄くカッコいいカットを次々に量産していきます。「指先がキレイ〜。」の声には「白魚だから。」「爪もキレイなピンク〜。」には「桜貝だからね。みんな僕のキレイさに気づいてなかった？ 遅いよ〜。」とすべて返しながら、カメラを向けられると完璧な大人の色気を漂わす深澤さん、凄すぎます！ その後もカメラマンの要求に「おいっす♪」と完璧に応え、「胸元、シャツのボタンの隙間から覗く黄金の三角形を同時にキレイに見せたい。」のオーダーにはポーズを真剣に考えてくださるプロフェッショナルなお姿は、尊敬しかありませんでした。深澤さんの大人の色気ダダ漏れのセクシーな勇姿、インタビューは最新STORY１月号をぜひチェックしてみてください。