今年、人気が広がっているサバサンド。
脂ののったサバをベトナム風、トルコ風とさまざまに楽しめる、
新鮮さが話題です。

 ベトナムのサンドイッチ「バインミー」の専門店「アンディー」。6種類ほどの定番＋限定メニューが味わえます。

 ニューヨーク発の「ザ シティ ベーカリー」では、名物「プレッツェルクロワッサン」のほか、マフィン、ビスケットなどのベイクメニューが充実。

 昨年７月にオープンした「Neji」。自家農園で栽培した朝摘み野菜をふんだんに使ったデリプレートやサンドイッチは、家庭料理のような温かさや素朴さが伝わってほっこり。普段使いにおすすめのカフェです。

 キャリア30年のトルコ人シェフが腕をふるう「イスタンブール ナザール 北新地店」が作り出すひと皿は、トルコから空輸するスマックなど、多彩なスパイス使いに舌鼓間違いなし。

〈東京分〉撮影／田村浩章 取材・文／伊藤由起 〈名古屋分〉撮影・取材・文／永谷正樹
〈大阪分〉撮影／福森クニヒロ 取材・文／寺下光彦
MAP／地図屋もりそん デザイン／豊田セツデザイン事務所

Tokyo
アンディー

パリッと軽いパンに
ピリッと辛いサバの
トマト煮がたっぷり！

魚とトマトのバインミー

ベトナムではポピュラーな魚のトマト煮をサバでアレンジ。麩を思わせる軽い食感のパンにたっぷりと挟み、大根とにんじんのなます、きゅうり、パクチーとともにいただく、ご馳走バインミーです。唐辛子をしっかり効かせたパンチのあるサバのトマト煮に、なますのみずみずしい食感が好相性。税込￥550

Tokyo
ザ シティ ベーカリー 広尾店

カレー粉をまぶして
こんがりと焼いたサバを
フォカッチャでサンド

トルコ風サバサンド

店内の工房で焼き上げるフレッシュローズマリーのフォカッチャに、ソテーしたサバの大きな切り身と、赤キャベツの酢漬けをサンド。オリーブオイルが香るしっとりとしたフォカッチャ、表面はカリッ、身はフックラと焼き上げたサバ、シャキシャキとした歯応えが楽しい赤キャベツのハーモニーが後引くおいしさです。売り切れ終いなのでお早めに。￥450

Ichinomiya
Neji

味の決め手は
ビネガーを効かせた
玉子サラダ

サバサンド

もっちりとした食感のフォカッチャでサンドした「サバサンド」￥918（税込）。塩とこしょうで味付けした焼きサバとザワークラウト、トマト、レモンのほか、ビネガーを効かせた玉子サラダが入っているのが特徴。豪快に頰張っても、上品にナイフとフォークを使って食べても◎。￥216で自家製のシロップで作る赤しそソーダ、梅ソーダなどが付くドリンクセットに。

Osaka
イスタンブール ナザール 北新地店

オーダーごとに焼く
香ばしいトルコパンと
サバの旨みが一体化

サバ・サンド

北新地随一の本格トルコ料理店でもサバ・サンドは人気作の一つ。脂ののった大ぶりのサバを香ばしく天火焼きにし、トルコの薄焼きパン、エキメキでサンド。自家製エキメキのごまの香りとパリパリの皮は、オーダーごとに焼くからこそ。その風味とサバのコクの絶妙の一体感で、エキゾチック気分にひたれます。昼￥850、夜￥1,300。