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母娘で走る”いしのまきマラソン”ちょっといい話

6月24日(日)に宮城県石巻市で開催された「第4回いしのまき復興マラソン」に参加してきました。

東日本大震災から7年。少しずつ復興を遂げつつある石巻ですが、今も震災による津波の爪痕が残り、仮設住宅に暮らしている方が沢山いらっしゃいます。

このマラソン大会には昨年までSTORYチームが出場し、石巻復興のために微力ながら応援を続けてきました。
今回はチームでの出場ではなかったのですが、小6になる娘が東北の震災に関心を持ち「自分も走ってみたい」と言い出したので、母娘の二人で参加することにしました。
雨天決行の大会のためお天気が心配だったのですが、大会当日は気持ちのいい青空。
・・・と言いたいところですが、太陽が照りつける夏日となり(汗)、ランナーにとっては微妙なコンディションのお天気。
今大会のゲストランナー谷川真理さんの挨拶の中でも 「みなさん、今日はとてもいいお天気ですが・・・こんな日に記録は出ませーん。水分補給をしっかりして走りましょう!」 と激励の言葉があったように、熱くて暑い大会となりました。

真理さんと82歳の現役ランナー中野陽子さんによる聖火台点火が行われ、いよいよレースがスタート。

中野陽子さんは、71歳を過ぎてからランニングを始め、ホノルルマラソンや東京マラソン、76歳の時にはなんとサロマ湖100㎞マラソンを完走した女性ランナー。トラック競技においても、マスターズ陸上で日本記録、世界記録を更新し続けている方です。

中野さんの足下にも及びませんが、私もランニングを始めたのは3年くらい前から。
最初は1㎞走るのですら、ハァハァと息が上がっていたのですが、今は少しずつ距離を伸ばし、いつかはフルマラソンを目指して努力しているところです(公言したからには頑張らなくては!)。

ちなみに、石巻総合運動場の聖火台は、1964年の東京五輪で旧国立競技場に灯された聖火台で東北の復興を願って2016年から貸与されていたものだそう。残念ながら、今年で貸与期間が終了するため石巻市での聖火は見納め。2020年開催の東京オリンピックの聖火リレースタート地が石巻市になるとかならないとか、まだ決定事項ではないようですが、ひとまず東京に戻されるよう。

そんな聖火を背に、私は49歳以下の部の10㎞、娘は小学生の部の2㎞を走ります。
まずは、母がスタート。沿道には、石巻市の皆さんが旗を振ったり、横断幕をかざしてくれたりと、レースを応援してくださる姿が。その気持ちが嬉しくて励みになって、途中までは震災を振り返りながら涙したり手を振ったりしていたのですが、折り返し地点を過ぎたあたりからは自分との闘い。強い日差しとアスファルトの照り返しで汗がとまらず、とにかく必死でゴールを目指しました。

ようやくラスト1kmを過ぎた地点で、母より後にスタートした娘の姿がないことを確認。何とか2kmは走り終えたようで、小学生らしき姿はどこにも見えず・・・。無事走り終えた様子を察し、母もラストスパート。

足を止めることなく走り続け、ようやくゴールが見えてきてホッとひと安心。無事、完走することができました。

ゴール付近で娘と合流し、お互いの完走を称えながら完走証明証を頂きに本部席に行った時、驚きの事態が!

母まさかの11位。

後でわかったのですが、関東から出場していたランナーの中では一位だったようです。
ただ必死に走っただけなのですが・・・ビギナーズラックとはこのことでしょうか。
とはいえ、この時は順位だけしか知らなかったので、走り終わった後は会場内に出ていたブースを回って東北の味覚を満喫。

ワカメそばや焼きホヤの美味しかったこと。
初めてホヤを食した娘も、最初は「いらない」と言っていたのに、一口食べた後は「何これ美味しい!」と私の分まで奪う勢い。南三陸の味わいを噛み締めていました。

来年は中学生になる娘は、今年限りの大会出場かなと思っていたのですが、「お母さん、来年も私、走るね」と力強い言葉。

東北の復興を願いつつ、また来年も石巻を訪れることになりそうです。

 

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