【超絶男子図5月号】 Travis Japan 川島如恵留さん裏話
撮影は3月上旬、都内ホテルの高層階スイートルームにて。
ロビー階のメインエントランスへお迎えに上がると、一足早く到着された川島さんがオーラーを完全に消して黒いスウェット上下姿にキャップを目深に被り、小さめなキャリーケースを手にし、携帯を操作しながらエントランスの角に立っていらっしゃいました。タイミング的にチェックイン時間と重なるロビーは、海外からのお客さまで賑わい、まるで海外のよう。オーラを消していても、海外の方々の中にいて何の違和感のない、むしろ海外の方のような川島さん。「お待たせして申し訳ありません。本日はお忙しい中ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。」とご挨拶すると「Travis Japanの川島如恵留です。本日は取材ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。」と深々ときれいなお辞儀をされます。その礼儀の正しさにおそらく川島さんのお母さまと同世代のスタッフはひとしきり感動し、川島さんと高層階へと向かうエレベーターに乗り込みました。
お部屋に入るとスタッフの方々にご挨拶。その後テーブルに並んだパンからお茶とミルクフランスを手にし、メイクルームへ移動されます。スタッフとの談笑もずっと穏やかだったのも印象的でした。
そしてエトロのペイズリーの白いドレスシャツに着替え現れた川島さんはまるで貴公子のよう。どこか高貴な雰囲気が漂ってきます。いつもの「年上の女性とホテルで……」という超絶男子図鑑の趣旨説明には軽く頷き「わかりました。」と一言。その後の過去の誌面をお見せすると「おっ、ヤバ! すごっ!」とその日初めての敬語でない言葉を発せられました。ベッドに向かい男性カメラマンに「川島如恵留と申します。よろしくお願いします。」と一礼をしてからベッドに上がる“らしさ”にまた目を細め、微笑みながらうなずくスタッフでした。いざ撮影がスタートすると貴公子はへ。セクシーな表情を連発し、こちらの「シャツの開きが……」とか「絶対領域のトライアングルが……」をスタッフが言うや否か、スタイリストアシスタントさんよりも素早く反応してくれる川島さんの神がかった対応に脱帽するばかり。しかも撮影カットをカメラマンのPCできちんとチェックし、自身の写り方研究に余念がありません。その熱心さとプロフェッショナルな姿勢に心打たれます。ほぼ無駄なカットゼロで撮影はあっという間に終了。「ありがとうございました。」とベッドを降り、携帯を手に取るとセルフィーを数枚撮られている横で、スタッフが「抜け殻忘れずにお願いします。」とカメラマンに声をかけると「抜け殻??? 僕は?」となる川島さんの表情が先程までの完璧なセクシーとは余りにかけ離れていて、そのお姿にギャップ萌え。
インタビューが始まる際に「川島さん、録音よろしいですか?」とお声がけすると「はい、もちろんです。川島如恵留です。よろしくお願いします。」と後で聞き返す際に誰の録音かすぐにわかるようにスタッフの携帯に向かって言ってくださる配慮に、ひとしきり感動。川島さんは最初から最後まで、完璧な気配り貴公子でした。
自ら転機を迎えるべく努力をしている川島さんのインタビューとセクシー貴公子っぷりは4月1日発売のSTORY5月号をチェックしてください。
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本誌スタッフ 撮影/笹口悦民(SIGNO) ヘア・メーク/花井菜緒(JOU ER) スタイリスト/横田勝広(YKP) 取材/小花有紀