旅好きライター笹です。私ごとですが、昨年、節目の誕生日を迎え…。この歳になって改めて、陰ながら支え応援し続けてくれる母の存在は大きいと感謝する日々。しかしながら、忙しさにかまけて感謝の気持ちを母に直接伝えるタイミングを逸してばかりいました。
そんな時に見つけた 、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ の母の日プラン。『日本料理 木の花』で開催とのことで、「これは私にぴったりのプラン!」と思い、早速予約。ちょうど母の誕生日も重なっていたので、『シェラトンに一泊&木の花でのランチ』という一泊旅行にしてプレゼントすることに。
独身時代に家族とたくさんの時間を過ごした大好きな横浜。今回は、あえて地元横浜を選んで、ゆっくり過ごす時間をプレゼントしました。
ホテルは横浜駅から徒歩1分。西口地下街に直結
今回宿泊した客室はラウンジが利用できるフロアのお部屋で朝食付き。このクラスのお部屋はラウンジでゆったりと座ってチェックインできるので、疲れやすい母にも安心。そして、お部屋に入ると早速サプライズ!母の誕生日ということを伝えてあったので、母へプチブーケが用意されていました。ホテルからの優しくて嬉しいオモテナシでスタートです。
クラブフロア(24〜27F)にはいくつかの部屋タイプがありますが、今回のお部屋はプレミアム ツイン。46平米のゆったりとした部屋のインテリアはナチュラルインスパイアの優しいカラーリングが印象的。ウォルナットの美しい木目と調和します。高層ビル群の遠望を望みながら過ごせる贅沢な客室です。
ラウンジは、季節毎の花が飾られ華やかでラグジュアリーな空間。時間ごとに、朝食・ティータイム・カクテルタイムに分かれています。ティータイムにはオリジナルのチョコやマカロンなどが並び、カクテルタイムには手の込んだ美味しいオードブルやお料理が充実。お酒の種類も豊富でした。
母と何度も「また行っちゃう?」と言いながら足を運んでは、食べて飲んで‥。時間とともに移り変わる“ハマ”の景色を楽しみながらのおしゃべりタイム。「今日はお互い家事も忘れて‥(笑)」。そんなふうに時が経つのも忘れて一緒に過ごせる時間はとても貴重です。
寝る寸前までよくしゃべり、ふわふわのベッドに包まれていつの間にか寝落ちして、気がついたら朝になっていました。
朝食は2階のオールデイブッフェ「コンパス」、またはクラブラウンジの好きなほうでいただくことができます。
「コンパス」では、神奈川県産の良質な食材を使った「神奈川朝食」がいただけるとのことで、そちらをチョイス。「三崎漁港のマグロ」や「湘南しらす」、横浜のご当地ラーメン「サンマ―麺」、大珍楼の「豚肉焼売」などなど、つい取りすぎてしまいますが、こうしてみると、改めて神奈川県には海と山があり、自然の恵みを受けた美味しい食材が豊富なことに気づかされます。
チェックアウトはゆっくり目の12時。朝食の後、慌てず身支度をする時間が取れるので、ありがたいことです。
チェックアウト後は今回のメインイベント。ホテル8階の日本料理「木の花」の”母の日プラン”のランチへ。姉二人もサプライズ登場し、母を囲んで楽しく食事をしました。店内は1年半前にリニューアルし全室個室になったそう。四季折々の草木が手入れされた日本庭園が見える素敵なロケーションでした。
母の嬉しそうな笑顔が印象的でした。ホテルスタッフの皆様の温かなホスピタリティのおかげもあり、三姉妹で素敵な母孝行ができました。
約26年、横浜駅のランドマーク的存在であり続ける横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ。クラシカルで重厚感あふれる空間も、徐々にリノベーションが進み新たな横浜の名所に。新規競合ホテルが増え続けるエリアではありますが、古き良き横浜を知るホテルには、やはり他にはない地域密着の安心できる空気感とおもてなしの心がある…。そう実感した2日間でした。
遠出して旅行もいいけれど、親との旅ならたまには近場でゆっくりも良いかも。ぜひ母の日や誕生日などの記念日に!オススメです。
取材/笹 利恵子