【STORY7月号超絶男子図鑑】Aぇ!group 佐野晶哉さん撮影裏話
撮影は4月の半ば、都内ホテルの高層階眺望のいいスイートルームにて。
今回はパーキングエレベーターでなく、メインエントランスでのお待ち合わせ。取材スタッフを見つけると、まずは遠くから一礼。さらに佐野さんの近くに我々が到着すると手にしていたスーツケースから手を離し「今日はありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。」とキレイな姿勢でお辞儀をされる好青年っぷりにドギマギし、こちらのご挨拶が遅れてしまうほど。
部屋に到着されると、眼下に広がる景色を目にし、「やっぱ東京すごいなぁ〜この景色。あの辺りに成功者がいっぱいおるんやろうなぁ〜。しっかり目に焼きつけとこ。」と窓を背景に笑顔でご自身の携帯で記念撮影をされていました。
今回の取材は、TVの収録からいらしたのでメイクは簡単なリタッチ程度。撮影で着用するシャツを手にし、バスルームに入りメイクを整えます。いざ、撮影となると、別に意識したわけではないのですが、バスルーム前にスタッフが花道を作っていたみたいで、シャツを羽織って出ていらした佐野さんの「えっ、バスルーム前に花道!?」という一言に、スタッフ一同爆笑。その流れからいつものこの連載企画の撮影趣旨を説明をすると、みなまで言うなという感じで頷き、片手を上げられ、ベッドへ歩みを進めます。今度はスタッフが「えっ、さっきの好青年とのギャップ〜。えっ、グループのマンネ(一番年下)が超絶クールなんですけど」となり、ベッドに座っている佐野さんを目にすると、いつもシャツのボタンの開きで攻防があるのに、ボタンがひとつも閉まっていないではありませんか。連載始まって以来、初めてスタッフ側から「佐野さん、ボタンをひとつ留めてください」とお願いをすると「あっ、花道に驚き過ぎて締め忘れたてわ」と可愛らしい笑顔を見せてくださります。さっきまでのクールな表情との緩急、ナチュラルにスタッフを翻弄する感じに、「こうして佐野さんの沼にハマッていくのね!」と実感せずにいられませんでした。
撮影が始まると天性の勘の良さでカメラマンからのオーダーを撮る側が「そう、そう、それ!」と思わずにはいられないほど完璧にこなしてくださいます。ポーズを決めるたびにスタッフが「カッコいい〜!」と口にすると「こんなにひとつの現場でカッコいいを連発されたことないわ〜。いま一生分のカッコいいを浴びてるんとちゃう」で、スタッフ一同また大爆笑。佐野さんが連載のために魅せる表情とはまったく違う、優しい雰囲気のいい現場のムードをつくります。「シックスパックができてる。すごいですね。」とまた声をおかけすると、「えっ、そんな腹筋俺も見たことない〜。」と言いながらPCの画面をチェックし、「ほんまや。何でやろう。角度が良かったんかな?描いたみたいやな。引き続き筋肉ありでお願いします!(笑)」と言い、またクールな年下に戻る、そのギャップに何度も驚かせられる撮影現場でした。そんな佐野さんの熱い思いは発売中のSTORY7月号でチェックしてみてくださいね。
佐野晶哉さんの抜け殻シャツはこちら!
撮影/金玖実 ヘア・メーク/SUZAWA(JOUER) スタイリスト/寒河江健 取材/小花有紀 構成/伊達敦子