【STORY 9月号 超絶男子図鑑】中島健人さん撮影裏話
撮影とインタビューは7月の初め、都内ホテルの高層階スイートルームにて。
いつものように駐車場からのエレベーターにお迎えに。エレベーターの扉が開くと一瞬スポットライトが当たったような錯覚に陥っていると、目に飛び込んできたのは黒のタンクトップに白のブルゾンの襟を肩くらいまでを抜き、白のワイドパンツにサンダル、サングラスという出立ちの中島さんが。そんなお声がけをするのは滑稽だとわかっていても口をついて出てきたのは、ご挨拶ではなく「中島さん、スターオーラが半端ないです!」と感動を口にすると、サングラスを外しながら口角上げ、微笑み、「そんなことないですよ。今日はよろしくお願いします。」と颯爽と歩みを進めます。
スイートに到着すると、スタッフに挨拶をしてから、リビングルームに戻っていらした中島さん。「よかったら召し上がってください。」と用意したパンの説明をすると、チョコレートのパンかミルクフランスかで「えっ~どうしよう。」と本気で悩まれる中島さんが先ほどのスター然としたお姿と同じ人とは思えないくらい可愛いらしかったのは言うまでもありません。※ちなみに取材時、パンを召し上がる方々は9割ミルクフランスを手にされます。赤ちゃんなのでしょうか。(スタッフ調べ)
メークも終わり、着替えも済ませ、恒例の企画の趣旨説明。前回の取材からそこまで時間が経っていないので記憶力のいい中島さんのこと、絶対に覚えていらっしゃるとは思いましたが、「ホテルのスイートルームで年上の女性と過ごし……」までお伝えすると、またエレベーター前で見せた笑みを浮かべ「OK!」と一言。その後に「前回撮影したのもこのホテルだよね。部屋も同じじゃない?」とさすがの記憶力、覚えていてくださって嬉しい限りです。
カメラマンとは何度かお仕事とされたことがあるようで、「お久しぶりです。いつぶりだろう。大阪? ウラジオストック?」と声をかけられます。「ウラジオストック楽しかったよね。ご飯、結構美味しかったしね。特にビーフストロガノフ。」とカメラマンと思い出話が続きます。
いざ撮影がスタートすると超絶男子図鑑では初の金髪姿。ムダのない動きで、SEXYカットを連発されます。途中、カメラマンのPCで撮影カットを見ながら、ご自身のポーズを確認。その際にスタッフが「髪を両手でかき上げて頂けますか?」とお願いをすると、それをただ受け入れるのではなく「今のヘアスタイルだったら、両手でかき上げるより片手の方がカッコよく写ると思う。」とおっしゃって両手と片手のポーズを撮影した後にPCで比較確認。撮影への真摯さはいつでも変わらない中島さんでした。ほかにも素敵なカットがあり過ぎ、写真選びが逆に難航した中島健人さんの超絶男子図鑑は7月31日に発売です。どんなカットが採用になったか、ぜひチェックしてみてください。
抜け殻シャツはこちら!
本誌分撮影/酒井貴生(aosora) ヘア・メイク/SUI スタイリスト/柴田拡美(Creative GUILD)取材/小花有紀