Editor’s Private

編集Ｉの「A Fragrant Life」＊私の好きな香り＊2

お茶の香りのアニック グタール「イル オ テ オードトワレ」

最近は、お茶の香りのするフレグランスが増えてきました。私が初めて知ったのは、1992年に登場したブルガリ「オ・パフメ オーテヴェール」。シトラス系をグリーン・ティーでキリッと引き締めたような香り。とても好きでバス用・ボディ用も揃えるハマリようでした。また、「西洋では緑茶の香りをこう捉えるんだなー」ということも新鮮でした。その後、グリーン・ティーの香りは流行しましたよね。

イル オ テ オードトワレは2015年に日本で発売になりました。爽やかさ中心のグリーン・ティーとは違って、もっとお茶感があります。紅茶のような香りです。つけた瞬間「あ、お茶だ！」と思うのですが、だからといって渋い感じではなく、プラスされた深みが“大人のシトラス系”を探している人にはぴったりだと思います。創業者のアニック・グタールは元ピアニストだったそうです。現在は娘であるカミーユ・グタールの代ですが、その繊細で優美な香りは受け継がれています。

この写真は実を言うと全部使い切った空のボトルです。フレグランスは少しずつ使うし、日によって変えたりするので、使い切った後の満足感は何とも言えず認証写真を残しておきたくなります。イル オ テはかなり早く使い切りました。内容の色は是非お店で確認してください。

＊編集Ｉの「A Fragrant Life」
ビューティ担当25年の間に出合った好きな香りと、毎日を「香しくする楽しみ（主に韓国話など）」をご紹介します。