Editor's Private
【ニコタマにも〝アペロ〟の波がやってきた】
ニコタマ視点のトレンド観察記～②
二子玉川駅の改札脇に長年君臨していたカフェ「セガフレード・ザネッティ」が、
7月いっぱいで閉店しました。ニコタマに住む前から結構利用していたので、
なかなか悲しい出来事だったのですが、早速、次はどんな店ができるのかな？？と
気になっていたのも事実。そして、３ヵ月の空白を経てオープンしたのが、
この「ニコタマ デイズ カフェ」です。
入り口に立つなり目に飛び込んできたのが、店名の下にある〝Coffee&Beer〟の文字。
そうか、ニコタマにも〝アペロ〟の波が本格的に来たか～と。
ご存知の方も多いと思いますが、アペロとは、フランス語でいうところの
アペリティフの略（イタリア語だとアペリティーヴォ）。食前酒という意味ですね。
夕食の前に軽く一杯やる習慣のことをいうそう。この習慣、少しずつ東京でも
根づいてきているようで、都心にはハッピーアワーにアペロを楽しめる店が
かなり増えました。それが二子玉川にも到来したというわけです。
実はもう１軒、先行して店があったんです。二子玉川ライズの１Ｆの
「アイビアー・ルサンパーム」がそれです。
ここも〝BEER & SODA〟とあります。子どもから大人まで楽しめるビアカフェと
いうことで、実際、連日賑わっています。つい目と鼻の先に２軒目ができたので、
余計にアペロブーム、ビアカフェブームを強く感じたというわけです。
STORY読者の間でもアペロを楽しむ女性が増えているのを感じます。
買物のあと家に帰る前に軽く飲んでいくとか、仕事帰りに気分を切り替えるために
一杯とか。
帰宅前にひと息入れたいのは、女性も男性も一緒。みんなそうやって、毎日を
なんとかやり過ごしていくわけですね……。大人にとって、こういう
「ひと息入れる時間」はつくづく大事だなと感じます。
ママ友とチャットしたり、読書したり、ＳＮＳしたり、ちょこっと仕事したり、
何もせずにボーっとしたり……。
さまざまな人が行き交う駅そばのビアカフェは、程よい雑音が心地よく、
セガフレード同様やっぱり落ち着ける場所になっていて、
まずはホッとひと安心したのでした。
★ニコタマ視点のトレンド観察記
編集Ｙ
二子玉川在住５年。実は40代夫婦が多い街、
二子玉川で目についた、局地的なトレンドを
お伝えしていきます。
マンションの理事会役員にも就任し、
徐々にご近所づきあいも深まってきました。
近くの行きつけの店は、環八沿いの
「ワインの木テラ」。下戸の私でも美味いメシが
深夜まで食べられる、小さな名店です。
