世界27カ国350名以上の女性の活動を称えてきた「Veuve Clicquot Business Woman Award(ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード)2018」が、日本で初めて独自開催されました。
「ビジネスウーマン アワード」にキュレーターの長谷川祐子さん、未来を担う「ニュージェネレーション アワード」には気仙沼ニッティング代表取締役の御手洗瑞子さんが受賞。シャトーレストラン ジョエル・ロブションで開催されたセレモニーにて、受賞者が発表されました。
トロフィーを授与された長谷川さんは「クリエイティブな女性が世界のネットワークの要になっていくと思いますので、世界に溢れている美しいものをマッピングして多くの若い人たちへ繋いでいきたいと思います。」とスピーチ。御手洗さんは、「私が気仙沼ニッティングを起業したのも27歳。マダム・クリコが事業を継承したのと同じ歳でした。地に足を付けて、大きな夢に向けて頑張っていきたいと思います。」と笑顔でコメントしました。
長谷川祐子(はせがわ ゆうこ)さん
東京都現代美術館参事/東京藝術大学 大学院教授
東京藝術大学大学院を終了後、水戸芸術館、ホイットニー美術館、世田谷美術館で活動し、金沢21世紀美術館の立ち上げに参加。2016年にフランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエ、2017年にブラジル政府よりオルデン・デ・リオ・ブランコを受勲。
御手洗 瑞子(みたらい たまこ)さん
株式会社気仙沼ニッティング 代表取締役
東京大学経済学部を卒業し、マッキンゼー・アンド・カンパニーへ入社。その後、ブータンへ渡り初代首相フェローとして産業育成に従事。東日本大震災を機に帰国し、2012年気仙沼にて高品質の手編み商品を届ける「株式会社気仙沼ニッティング」を立ち上げる。
<ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード>
近代における女性企業家の先駆けであり、シャンパーニュ界の偉大なる女性として称えられるマダム・クリコ(1777~1866年)の革新的精神と偉業をたたえ、メゾン ヴーヴ・クリコ創業 200周年となる1972年に創設されたアワード。世界中のビジネスウーマンの活躍を応援し、世界27ヵ国で350人以上に授与されてきました。
「ビジネスウーマン アワード」の選考基準
企業家精神、経済的な成功、企業の社会的責任、ロールモデル、グローバル性
「ニュージェネレーション アワード」の選考基準
企業家精神、革新性、企業の社会的責任、新規性