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40歳がターニングポイントに…安田美沙子さん(42)「自分の人生、したいことしないとすぐ終わっちゃう」

キュートな笑顔にヘルシーな美しさはそのまま!いつまでも変わらず可愛い安田美沙子さん。働くママとしてもランナーとしても多忙に過ごす安田さんは、40歳をきっかけに人生に大きな変化が起こりました。自分にとって何が大切か?どのように生きていきたいか?その思いをたくさん語っていただきました。(第1回/全3回)

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安田美沙子さんprofile 1982年生まれ京都府出身。20歳でミスマガジンに選ばれてデビュー。 出演番組は「あっこにおまかせ」やNHK連続テレビ小説「カーネーション」など、バラエティーからドラマまで幅広く活躍。 31歳で結婚し、現在は2児の母。食育インストラクターなどの資格を取得し、食育活動にも精力的に取り組んでいる。日々の生活を綴るインスタグラム @yasuda_misakoはフォロワー36万人超え。著書に「安田美沙子のRunから始まる笑顔な暮らし ~美・食・走る---私のゆる楽しい日々の習慣」(小学館)
【INDEX】 自分が何をしたいのかすらわからなくなっていた
片付けられない女も返上!
“私にとって40歳はフルマラソンの30キロ地点

自分が何をしたいのかすらわからなくなっていた

私、ずっと走り続けていたように思います。ずっと前を見続けて…目の前のことを、こなすので精一杯。でも、初めて、自分の内側に目を向けたのは、新型コロナ感染症のステイホーム期間中でした。事務所からフリーになるのと、コロナは同時期、そして二人目の妊娠とも被っていて…ナイーブな時期でした。本当に大変でしたね、次男は切迫早産で緊急入院…早くに産まれてしまい1ヶ月間NICUに入っていました。その頃、多くのことが重なり、いろんな情報も多すぎて、自分がするべきことや、したいこともわからなくなっていました。

ただ、しんどいなかで何ができるのかプラス思考に持っていこうとは思っていました。家の中をケアできていなかったので、この機会にきれいにしたり料理をしたり、外に出られない子どもと廊下ダッシュしたり(笑)。なんでもない時間が大事だと思えて、それも自分のリセットになったのかもしれません。大変だったけれど、ポジティブに考えると、“考えることを与えられた時期”でしたね。何が正解かわからない中、自分の今までを振り返ったり、無心に走りながら、自分の軸を失ってはいけない…と思って。

本当に自分のしたいことをちゃんとしないと、あっという間に人生終わっちゃうし後悔する…したいと思ったこと、すぐしよう!と思うようになったんです。自分のことばかりではなく、子どもが楽しんでいる姿を見ることも自分がしたいことだったりする。ただ、それも大事だけど、いつかは子どもが生活の中心の時期も卒業していくのだから、そのときに何もなくなるのも怖いし、であれば、今から自分自身がしたいことをして、先々を楽しめるように準備しておきたい!と。

片付けられない女も返上!

過去のバラエティ番組で「片付けられない女」とネーミングされるほど…片付けが苦手。いつかはできるようになりたいと思っていて、いまだ!と、40歳になるタイミングで、お片付け習慣化コンサルタントの西崎彩智先生の講習を受け、根本的な意識改革、そして毎朝6時に起きてお片付けをするという習慣を学びました。私は部屋を片付けられる!と思い込むことも大切で、片付けられないとずっと思い込んできたから…私。今まで改善できないと諦めていた問題に初めて向かい合い、解決に導くことが自信に繋がったようでした。自分が今までどんなに頑張ってもできなかったことができるようになるって、しかも40歳で!すごい!と思いました。うちはパパの方が綺麗好きで細かなところによく気がつく人、でも最近は要領が良くなって、気付いたときにちょこちょこやっているのでパパからお褒めの言葉も(笑)。

お片付けのメソッドとして、物事の優先順位をつけるというものがあり、私にとっての一番は、子どものことと気づきました。時間がない時に、今何が一番大事なんだろうと考えた時にこの優先順位があるとするべきことが明確になります。細かい用事がかぶった時に、これは断ろうかなとかとも思えます。昔は自分の予定を優先していたけれど、家の片付けや子どもの準備が一番大事だと思ったときは“そっちじゃない、今はこっちだ”と優先順位ができて行動も変わるんですね。この考え方には、長男の小学校受験でも助けられたように思います。40歳を転機に人生観が変わりました。その優先順位がなかったら、未来が変わっていたかもしれません。もっと仕事しなきゃ!って、この夏休みだって子どもを預けて仕事しまくっていたかもしれません。

“私にとって40歳はフルマラソンの30キロ地点

2008年にホノルルマラソンをきっかけに走ることにハマった私。フルマラソンを走っていると、30km地点はまた違うレースが始まったと思うべき…と聞くんです。そこからまた別のレースが始まるから、お腹に力を入れ直して、フォームを整えて切り替えないともたないぞ!と。40歳って、体力も落ちてきたし、以前より衰えも感じるし、どうしようもないって思ってしまえばそうなんですけど。そうではなく、ここからだなって、もう1回思いたい! 新しい気持ちでよしって思うと、絶対違うなと思ったんです。今からフレッシュな気持ちで楽しまないと、あれもやめとこう、これもやめとこうと守りに入っていく気がして。どっちかの人生を選ぶならアクティブに、よし、やろー!と思う方が絶対自分が幸せですし、まだまだ人生長いですしね!40歳から2年が過ぎた今、自分がしたいことができていますから(内心・・仕事ももっと頑張らなきゃとは思いますけれど…ね)。これからのレースも楽しんでいきたいと思います!

衣装協力:ワンピース¥19,030(room306 CONTEMPORARY MINAMIAOYAMA)ピアス¥38,500(PLOW)リング¥16,500(MERAKI/フラッパーズ)サンダル¥9,900 (CHARLES&KEITH/CHARLES&KEITHJAPAN)

SHOPLIST:
●room306 CONTEMPORARY MINAMIAOYAMA https://room306contemporary.com/contact
●CHARLES & KEITH JAPAN https://charleskeith.jp/
●PLOW plow-jewelry.jp
●フラッパーズ 〒150-0031 Tel.03-5456-6866 /”><span style=”font-size: small;

撮影/古水良 ヘア・メーク/NANA スタイリスト/河野素子 取材/竹永久美子

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