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Lifestyle実録連載40代女性の「性のお悩み相談室」

忙しすぎる夫と5年間すれ違い生活。でもこのままセックスレスはイヤ・・・!”性のプロ”の解決法は?

パートナーとの関係性、加齢や更年期による心と体の変化…40代女性が抱える「このままでいいのかな?」な性のお悩みを、ラブライフアドバイザー®️ OliviAさんが解決に導いてくれる連載「性のお悩み相談室」。この連載では、なかなか人には話せない性のお悩みがOliviAさんのアドバイスでどう変化したのか? STORY世代の女性たちから体験談を教えていただきます。

今回は、多忙を極め”タイミングレス”になったDINKs夫婦の智子さん(仮名)40歳フリーランス です。

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【INDEX】 ★ あんなに毎日求めあっていたのに!野獣はどこに行った?
★ 何回か、記念日にトライしようと思ったのですが…
★ 新婚でもセックスレスが多いという記事に愕然
★ 「あなたが足りない!」襲いかかりました(笑)
セックスレスの原因タイプ:タイミングレス相談者 小野田智子さん(仮名)フリーランス40歳
家族構成:夫41歳

あんなに毎日求めあっていたのに!野獣はどこに行った?

夫とは前に勤めていた会社で知り合いました。私がいた会社に彼が転職してきたんですよね。あまり仕事で絡むことはなかったのですが、部署内の飲みで意気投合して、何度か飲みに行くうちに付き合うことに。食の好みも合うし、体の相性も悪くない。付き合っていた頃は、毎日のように飲んでセックスして…。飽きもせず、私たちほんと元気だな…野獣だって思うくらいだったんですよ(笑)。マンションの更新を機に一緒に住み、流されるまま結婚。そのうち彼が独立して会社を立ち上げ、私も会社を辞めてフリーランスになりました。彼は仕事で頻繁に海外に行くようになり、私は私で、フリーになってからは顔つなぎのためにさまざまな集まりに顔を出すようにしていたら、すれ違いの生活になってしまって。

あんなに毎日のようにお互いを求め合っていたのに…。でも思い起こすと、一緒に住むようになってからは、Hな雰囲気もなくなったし、セックスにも”おざなり感”があったかも。でもまさか、ないまま5年以上経っちゃうなんて思いもしませんでした。

何回か、記念日にトライしようと思ったのですが…

この5年の間、何もアプローチしなかったわけではないんですよね。結婚記念日だったり、お互いの誕生日に素敵なホテルに泊まって、「今夜こそは絶対!」って思っていたし、夫にも「今日は、⚪︎⚪︎が好きそうな下着つけてるよ〜」ってほのめかしもしたんです。夫も「いーね、キレイだよ」と言っていたし、いい雰囲気ではあったような…? でも日頃の疲れが出ているのか、お酒を飲み過ぎちゃったり、気づいたら寝ちゃっていたり…。何回か、お互い急な仕事でキャンセルになったこともありました。だんだん、「ま、いっか」という気持ちにもなってきたんですよね。ここ数年は韓国アイドルにもハマって、心の潤い補給もバッチリだから、より一層! リアルはなくても無問題(モーマンタイ)笑。

でもやっぱり、セックスはしたい! 他で処理はしたくないし、するなら彼がいいんですよ。リスク取りたくないですから。

新婚でもセックスレスが多いという記事に愕然

ある結婚雑誌の記事を目にしたときに、その雑誌アンケートでは新婚夫婦でも半分近くがセックスレスという記事にびっくり。そして、レスの期間が長くなればなるほど解消にも時間がかかる…と見て、(あ、やばいウチ)って思いました。

ちょうどその記事の監修にあたっていたのがOliviAさん。お話も聞いてみたかったし、セッションをお願いしたんです。話の中で、「体の相性よりも、性の話ができるカップルの方がレスを解消できる」という言葉は響きましたねー。確かに…セックスするなんて日常茶飯事くらいに思っていたし、体の相性はいいから、少しくらいしなくても、いつでもできるはず! 改めて口に出すことでもないって思ってましたから。

私たちみたいに、仕事ですれ違いが多くなるカップルは、一緒に過ごす時間を決めておくことが大事だと聞き、今までそんなことしたことなかったけれど、『今度休みが合う時、ちょっとノンアルで話そ』と夫にメッセージしたんです。

「あなたが足りない!」襲いかかりました(笑)

OliviAさんから、気持ちも身体も準備して、気分を高めておくといいと聞いていたので、その日に向けて身体を絞ったり肌を整えたりして準備万端に。休みはいつも昼から飲んで〜みたいに過ごしていたけれど、その日だけはアルコールなし! 外ランチも家ディナーも、飲みたい気持ちを我慢我慢(笑)。

そして、夫に「あのさ、実はずっと思っていたんだけど、⚪︎⚪︎が足りない!!」って抱きつきました。夫は「え?なに?そういうこと?」と爆笑。「でもちょっと今日、圧感じてたわ」と言いながらも久々にいたしました。久々すぎて、痛くないかな、とかちょっと不安でもあったけれど、やはり夫との肌の触れ合いは良かったですね。あと、本当に体の相性が最高!

とはいえ、体力もないし、昔みたいに毎日ガツガツ…とまではいかないですけどね。2人で話して、ちゃんと一緒に過ごす夜を決めておくのは大切だと思いました。推し活も辞められないけれど、こっちの推しも、年齢重ねてまたいい味が出てきたな、としみじみ。

OliviAさん’s POINT 今回のように、日頃からコミュニケーションが取れているカップルの場合は、レスの期間が長かったとしても解消するのにさほど時間がかからないパターンもあります。

言葉に出すことがプレッシャーにならないタイプでしたら、正直に話すことが一番の近道です。性の話を日頃からできたら、“したい・したくない”両方が話せますし、この1回だけでなく、今後もレスを予防し続けられますから。

男女ともに働き盛りの世代は、生活にすれ違いが生じることも多々あることでしょう。ご多忙カップルは、セックスに限らず、2人で過ごす時間を決めておくと良いですよね。その日に合わせて、女性も、また男性も準備できると、気分を高めていけると思います。また、やはりまだセックスは男性主導も否めないので、男性の方が夫婦のタスクとして入れておくことも必要だとも思っています。

OliviAさん プロフィール

2007年より性生活の総合アドバイザーとして活動。カウンセリング・講座で「コミュニケーションを重視した性生活」の提案を行っている。近著『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』(日本文芸社)他多数。

取材/otake

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