11月号の土鍋ごはん企画でお世話になったのは、伊賀焼の窯元「土楽」の八代目福森道歩さん。最初の打ち合わせは8月初旬。編集担当者とともに三重へと向かいました。
さすがは伊賀の国。忍者がそこかしこに現れます(笑)。忍者はさておき、三重県伊賀市の伝統工芸品である伊賀焼。伊賀が良質な陶土の産地であったことに加え、薪に最適なアカマツの森林が豊かだったことや、窯を作るための傾斜に恵まれていたことなどから発展していったそう。行きにタクシーの運転手さんから、こんなことも教えていただきながら「土楽」に到着!
到着してすぐに目に入ってきたのは、外で乾燥させているたくさんの土鍋。社会科見学に来たような気分になり浮かれてしまいましたが、仕事仕事……。まずは目的である企画の打ち合わせを行い、その後、福森さんが作業場を案内してくださいました。
影響を受けやすい私は、すっかり土鍋の虜です。今回はごはん炊きの企画でしたが、土鍋でさまざまな料理を作れることを伺い、料理用に使いたい土鍋も実はチェック済み。
フォルムに一目惚れです。敷地内にあるギャラリーには、ほかにも素敵なお鍋がたくさんありましたよ。
真剣な眼差しが印象的な福森さんですが、撮影中はこんなお茶目な笑顔も! 教えていただいた土鍋ごはんレシピはどれも簡単で美味しいので、ぜひ土鍋ご飯作ってみてください。