軽井沢といえば「万平ホテル」というほど、昔からこの地で愛されてきた老舗ホテルが、130年の時を経てリニューアル。古きよきデザインはそのままに、モダンな装いに生まれ変わりました。クラシックだけど新しい、話題のホテルの全貌をお届けします!
避暑地の軽井沢とともに歴史を歩み続けた万平ホテルが、大幅なリニューアルを経て、今シーズン進化して帰ってきました。軽井沢のメイン通りから一本奥に入った、緑の木々であふれる高級別荘地に建つ風情ある佇まいは、以前と変わらない懐かしい面影。車寄せには高級車が次々と停まり、オープンを待っていましたとばかりにゲストがやって来ます。
正面の「アルプス館」は、万平ホテルが建った当初から皇室をはじめ数多くの著名人や政界人などに愛され、2018年に国の登録有形文化財に登録された由緒正しき建築物。ジョン・レノンが来日した際、何度もこのホテルに足を運んだほどお気に入りで、奥様のオノ・ヨーコと仲良く写った写真も残されています。アルプス館にはレセプションのほかに客室、ホテル伝統のフランス料理を楽しめるメインダイニングルーム、自然の風が心地よいカフェテラス、ホテルショップがあり、これまでと変わらないクラシックで優雅な雰囲気が漂っています。
このホテルは趣の異なる3つの棟が連なっており、「アルプス館」のほかに四季折々の自然の景観が楽しめる「碓氷館(うすいかん)」、リニューアルを機に建て替え全客室で天然温泉が入れるようになった「愛宕館(あたごかん)」があります。どの棟も素敵でとても悩みますが、歴史を感じたいならアルプス館、別荘のように寛ぎたいなら碓氷館、温泉に入りたいなら愛宕館をセレクトするとよいでしょう。
そして、今回宿泊したのは愛宕館のプレミアルーム。この棟は建て直ししているためすべての設備が新しく快適です。客室に入ってまず驚いたのは、バスルームのバスタブがすでに温泉で満たされていたこと。常に温泉を流しているので、気の向くまま入浴できます。あまりにも温度がちょうどよく、チェックインしてすぐに足湯、就寝前に入浴、朝半身浴と、滞在中何度も入って癒されました。
広々とした空間の室内は、グレーやベージュのトーンにネイビーが映える落ち着いた雰囲気。座り心地のよいソファと大きなテレビがあり、自宅のようにゆったりと寛げます。
ディナーは、美しいステンドグラスと重厚な天井が印象的な気品ある「メインダイニングルーム」で。フランスの星付きレストランをはじめとする有数のレストランで腕を磨いた大橋進料理長が、万平ホテルで代々受け継がれてきたレシピを守りながらアレンジした、クラシカルなフレンチを堪能できます。信州ならではの新鮮で香りの深い食材を使い、自家製ハーブのアロマで素材の味わいを引き立たせた上質な料理が魅力的です。
新たなシグネチャーコース「けやき」には、信州サーモンの冷前菜や、香ばしいウロコの甘鯛に伝統の白ワインソースを合わせて仕上げた魚料理、ピノノワールで作る秘伝の赤ワインソースと安曇野わさびで味わう牛フィレ肉などが登場。
ドリンクメニューには、季節や料理に合わせてソムリエが選んだその時々の信州ワインをグラスでいただける「信州産ワイン2種セット」もラインアップ。この日のワインは、長野県上田市にあるシャトーメルシャンの椀子(マリコ)ヴィンヤードのシャルドネを使った「椀子シャルドネ 2021」と、長野県のメルローを使用し仕込んだ原酒をアサンブラージュしたシャトーメルシャンの「長野メルロー 2018」。美味しい料理とお酒を満喫しました。
-
-
卵料理は、ボイルドエッグ、フライドエッグ、スクランブルエッグ、プレーンオムレツから選んでオーダーできます。
-
新鮮な野菜たっぷりのスモールサラダ
-
3種類のブレッド&オリジナルジャム
-
「フランスパンのフレンチトーストとフルーツカクテル」
-
サンルーム前には緑豊かな中庭が広がります。
柔らかな自然光が射しこむサンルームでいただく朝食も、至福の時間です。人気のメニューは、卵料理とシャルキュトリー、スモールサラダ、フルーツ&ヨーグルト、ブレッド、ドリンクがついた「アメリカンブレックファスト」。卵料理は4種類から選ぶことができます。出来立てのオムレツはフワトロ~♡ この日のシャルキュトリーは軽井沢の上質なハムでした。
アラカルトのメニューも充実しており、「フレンチトースト」や「クロックムッシュ」、「パンケーキ」などシェフ自慢のメニューもオーダーできます。
上質なバターの風味を感じられるサクサクのクロワッサンなど、ホテルで毎朝焼き上げるブレッドも香りがよくとっても美味しい!ショップでも人気の食パンは、そのままでも十分美味しいですが、ホテルオリジナルのジャムやバターをつけて食べるとさらに楽しめます。
東京駅から新幹線に乗って軽井沢駅まで約1時間。都心から好アクセスのため、友人や家族、両親など、どんな世代の人とも気軽に行きやすいのが軽井沢の魅力のひとつです。駅からはタクシーで5分ほどの近さですがとっても閑静な場所にあるので、軽井沢の自然が織りなす四季折々の美しい景観の中で、日常を忘れてリフレッシュしてみませんか?
Hotel Data 万平ホテル
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢925
TEL 0267-42-1234
www.mampei.co.jp/
【万平ホテル】宿泊券をプレゼント! 愛宕館プレミアルーム <1泊朝食付き・1組2名様> 【応募期間】2024年12月11日(水)12:00~2024年12月25日(水)23:59
*STORYexperience会員限定のプレゼントです。会員様は以下よりログイン後、まだ会員でない方は以下より会員登録(無料)後にご応募ください。
【当選者発表について】
賞品の発送をもって代えさせていただきます。応募期間終了後、順次発送いたします。 なお、当選の発表に関するお問い合わせには一切応じられませんのでご了承ください。 雑誌公正競争規約の定めにより、この懸賞に当選された方は、この号のほかの懸賞に入選できない場合があります。デジタル版からは、この懸賞に応募できません。ご了承ください。
【個人情報の取り扱いについて】
ご入力いただいた情報は当プレゼントの抽選および賞品の発送と今後の編集企画の参考として使用させていただきます。また、同意いただけた方には、編集部からのお知らせや取材協力のご連絡をさせていただく場合がございます。ご入力いただく前に【
光文社の個人情報保護への取り組み】を必ずお読みください。お客様ご本人が同意したうえでご応募願います。