ふわっとした優しさに溢れ、ずっと変わらぬ美しさに憧れてやまない、安めぐみさん。でも一度話すと、ほんわかした口調からウィットに飛んだ話題が!第2子を今年の初めに出産され、先日43歳のお誕生日を迎えられた安めぐみさんに日々の生活のこと、美容のこと、そして、育児や東MAXさんとのお話まで、たくさんお話を伺いました。第1回目は「癒し系」オーラの秘密にも迫ります。(第1回/全4回)
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いくつになっても癒しオーラ健在!安めぐみさん(43)【画像集】
★ あれよ…という間に癒し系…それって実は母の影響?
★ 家の中では「癒し系」に徹することはできません(笑)
★ 心も身体もゆらぐお年頃に
★ 食レポに磨きもかけて、いずれは旅ロケに復活も
親が心配するくらいポケッとしてました
割とポーッとしていた幼少期、親が心配して、たくさんの習い事を私にさせてくれました。実は剣道をやっていたんですよ(笑)。だんだん活発になっていき、高校生で芸能方面に。最初はエキストラなどに応募していたのですが、20歳の頃、「王様のブランチ」のレポーター就任で本格的にタレントの道を志しました。ただ食レポも言葉の引き出しが少なすぎて…ホワホワ〜くらいしか言えなかったので、よく怒られていたんですけどね。
あれよ…という間に癒し系…それって実は母の影響?
「お嫁さんにしたいナンバーワン」…ありましたねぇ。何かの間違いだったのでは?とも思うのですが。「癒し系」と言うフレーズももちろん自分から発信したわけではなくて、グラビアなどのキャッチコピーだったのか…。当時のブームだったのかもしれません。ランキングを意識しすぎるのもイヤだなと思って、いつもどおりにーとやっていました。わりとニコニコしながら人の話を聞くのが好きだったので、そういうところが癒し?と思ってもらえたのでしょうか。でもこれ、亡くなった母の影響かもしれません。私が28歳の時に亡くなった母は出身が九州で、男性を立てる感じだったんですよね。家ではいつも笑顔で、聞き上手でしたし、家の中が明るくて、そんな母が大好きだったから、いつの間にか私もそうなっていたのかも。特に昔は現場がピリピリしていることも多かったので、そういう時こそニコニコして楽しくしようと思っていました。笑顔で、現場を明るくしようという意識がそう感じてもらえる由来になったのかもしれません。ありがたい話ですね。
家の中では「癒し系」に徹することはできません(笑)
わー、ではなく静かに怒るタイプです(笑)長女が生まれたばかりの頃の話ですが、夫が酔っ払って帰ってきて、床や絨毯で寝ちゃう時があまりに続いた時がありまして…。私、夫にマッサージをよくやっているんのですけれど、その日はあまりに腹が立って足の裏をグリグリっと踏んづけて、「1・2・1・2!」と、夫は「イテテ・・」って(笑)。
また、そんなに家にいない時でも、とーっても細かい指示出しがあるので、ムッとしちゃうこともあるんですよね。でも、2人目も生まれた今となっては無視! ちょっとうるさいなーという時は、無視(笑)。あまりにもモヤモヤが続くときには、お散歩をするようにしています。あまり感情を外に出して発散することができないんですよね。どちらかというと、1人で気持ちを整理する時間をとって、内観して解決したいタイプ。夫が早く帰ってくる時に「ちょっと散歩行くねー」と出るのですけれど…その頻度でストレスが溜まっているってわかるのかもしれません。夫は「行っておいでー!」と快く出してくれます。
心も身体もゆらぐお年頃に
40代って、ちょうどゆらぐ時期ですよね。私の場合、1月に出産をしてから、体調がガラッと変わりました。予想外の完全母乳で免疫も落ちちゃったような?昔より少し落ち込みやすくもなりました。産後のホルモンバランスの乱れかもしれないので、良い漢方を処方してもらったり、鉄や亜鉛やビタミンとかもドクターズサプリで補ったり。20代・30代の時はそこまで気にしなくてよかったのですけれど。まだ子どもが小さいこともあり、以前ほどエステには行けなくなったので、ホームケアに力を入れています。とにかく保湿!産後のストレスで食いしばりがひどく奥歯がぐらついてしまったのには慌てましたが、歯医者さんで調整してもらって今はなんとか…。運動もそろそろ始めたいところですが、自分のペースでやっていきたいですね。夫の話になるのですが、長女の幼稚園の運動会で親のリレーがあったので、すごい気合入れてずっと走っていたら膝を痛めてしまって、結局当日は活躍できず、おそらく心をやられちゃったんじゃないかと思うんですけれど(言わないですけどね・笑)、走らなくなってしまいました。年齢を重ねれば重ねるほどやり過ぎには注意しないとと思います。お仕事もありますし、無理のない範囲でできることをやりたいですね。
食レポに磨きもかけて、いずれは旅ロケに復活も
今は泊まりのお仕事をいただいても、子どもが小さいこともあってなかなか難しいのですが、落ち着いたら行きたいですね。美味しいご飯も食べられますし(笑)旅ロケは大好き!。もっと勉強していろんなことにチャレンジしていきたいとも思います。40代からでもまだまだ成長できるって、信じたいですね。自分で狭めることなく、お声がかかったら、チャレンジ精神は忘れずに色々やっていきたいな。でも今はやっぱり子育て優先ではありますけれど。
衣装協力:ニット¥19800 スカート¥25300/ともにジャスグリッティー イヤリング¥25300/ケンゴ クマ プラス マユ (ヴァンドームヤマダ)
SHOPLIST:
●ヴァンドームヤマダ 03-3470-4061
●ジャスグリッティー プレスルーム 03-3408-7230
撮影/浜村菜月 ヘア・メーク/松永香織 スタイリスト/山口沙織 取材/竹永久美子