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優木まおみさん(44)がマレーシアに移住した理由とは?

最近、子どもにとってよりよい教育環境を求めて移住する、教育移住を考える親が増えています。特に、かつてないほどの円安やあまりにも長い経済不況にあって、将来子どもが国外で働いて生きていけるようにと海外移住をする方も多いようです。そこで、移住計画中の方、経験者の方に体験をお話しいただきました。

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タレント 優木まおみさん44歳
東京都在住 移住先:マレーシア

移住の情報は納得いくまで集め
自分で決断。失敗しても経験は残る

子どもが生まれたときから、いつか海外で子育てをしたいという気持ちは持っていたという優木さん。「日本語はもちろんですが、英語もネイティブとして話せるなら、人生の選択肢が広がります。最初は中国語も話せればいいと思い、また実家が佐賀なので、親も来やすいという理由で、台湾移住を考えていたんです」。

ところがコロナ禍で実現せず、一度は諦めたのだそう。でも、最近ようやく海外との行き来が自由になったので、’23年の夏、セブ島で1カ月間、親子留学してみることに。

「知り合いの紹介で留学情報館を知り、学校や家の手配を代行してもらいました。2回行ってみてわかったのは、セブ島は大人が短期間で集中して英語を学ぶにはいい環境ですが、多文化に触れるという面で物足りないということ。インターナショナルスクールの数も少ないんです。そんなとき、セブに教育移住している留学情報館の社長家族と出会い、雑談の中で、マレーシアがいいと聞きました。そこで、調べてみると、インターは150校あり、いろいろな国籍や文化を持つ人が集まっていて多様性があることや、バンコクやカンボジア、ジャカルタ、シンガポールなど、アジア各国に2時間ほどで行ける点に惹かれました。物価も日本に近いので、アメリカやカナダに行くよりぐっとハードルが低いですし、求めていたものが全部揃っていると思ったんです」。

そこで、さっそく10月に家族で視察に。2週間滞在して見学する中で、とても気に入った小学校を見つけました。「ホテルに戻ってから学校に連絡し、あと数日こちらにいるので、すぐに入学試験を受けられないかと問い合わせ、翌日には受験、入学金も払って帰ってきました」。

10歳と7歳の娘さんたちには、不安はあるものの、大好きなアイススケートやバスケットが習えることや、滞在中に現地の学校で友達ができ、現地で暮らしが始まってからの楽しみのタネを見つけたことで、移住を受け入れ、今は楽しみにしています。「日本の学校の友達と離れるのは寂しいけれど、今はLINEでどこにいても繫がれる。むしろ、そういう友達が世界中にいるっていうことは、子どもにとって、いいことだと思います」。

移住を決めたところ、どこで情報を得たのかとよく聞かれるそうです。「今は、情報はブログでもYouTubeでも、いろんなところから集められます。自分で納得がいくまで調べ尽くしたうえで、わからないことは、詳しい人に聞いたり、例えば、Xで『○○に移住している方、教えてください』とメッセージを出したりしています。そして、集めた情報をすべてお皿の上に並べて、自分はどういう目的のために、何をするかを決断しています。ひとつの情報源に頼り切らないほうがいいと思うんです。だって、最初に聞いた人に『マレーシアはよくないらしいよ』って言われたら、それで終わりになっちゃうじゃないですか。面倒な手続きは外注しますが、万が一の場合は、自分でする覚悟ができているので、怖くないです」。

また、日本での仕事はどうするのか、とも聞かれるそう。「辞めるのはもったいないとも言われますが、今の自分を一個も捨てず、何も手放さずに新しいことをできるわけはないんです。子どもたちの可能性を広げることはもちろんですが、私自身も、現地にどっぷりつかって、現地にいるからこそできることをしたいと思っています。そのためにも、ゆくゆくは、ガーディアン・ビザ(保護者ビザ)ではなく、就労ビザを取得して、 オウンドメディアでの発信や現地でのビジネスをしたいと考えています。誰でも、やろうと思えばやれるのに自分でストップをかけているだけ。やりたいことはやれるし、そのためには頑張れるもの。失敗したって経験は残ります。だから、みんな、やりましょう、って言いたいです。」

教育移住を考えている人に伝えたいこと

  • 私だからできると言われますが、そんなことはない。誰でもやればできるんです
  • 一つの情報源に頼らず、自分でとことん調べて実際に見て納得すること
  • 失敗しても経験は残ります。怖がらずに一歩踏み出すことが大切です
<編集後記>情報を集める手間を惜しまず 決断は早い。行動力に痺れました! マレーシア視察で、お子さんに入学試験を受けさせ、入学金を払ってきたという決断力に驚かされた。「迷っているうちに、定員になってしまうかもしれないし、何度も現地に来るのは合理的ではないです」と。ピンと来たら即決、というのがカッコいいです。そして「何も手放さずに新しいことはできるわけない」という言葉にも感動しました。(ライター 秋元恵美)

撮影/BOCO 取材/秋元恵美 撮影協力/留学情報館 ※情報は2025年1月号掲載時のものです。

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