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Lifestyle実録連載40代女性の「性のお悩み相談室」

【続】もはや親友な夫婦の「おともだちレス」…専門家が提案した解決策とは?

パートナーとの関係性、加齢や更年期による心と体の変化…40代女性が抱える「このままでいいのかな?」な性のお悩みを、ラブライフアドバイザー® OliviAさんが解決に導いてくれる連載「性のお悩み相談室」。この連載では、なかなか人には話せない性のお悩みがOliviAさんのアドバイスでどう変化したのか? STORY世代の女性たちから体験談を教えていただきます。

今回体験談を教えてくれた、知美さん(仮名)42歳会社員 の〝夫とはとっても仲良し。ただ2人の中にセックスだけが存在しない〟という新形態セックスレスに、OliviAさんはどんなアドバイスをしたのでしょうか…?

▼前編はこちらから
【40代の性のお悩み】 令和の新形態セックスレスの原因「おともだちレス」って?

【INDEX】 ★ レス女性の大半が"夫と仲が良い"という記事に驚愕
★ パートナーにドキッとしたのは、どんなとき?
★ 夫はどうやら香りがスイッチらしい
岩木知美さん(仮名)会社員42歳
家族構成:夫42歳、子ども6歳

レス女性の大半が"夫と仲が良い"という記事に驚愕

ふと目にしたWEB記事の、「セックスレスで悩む女性の大半は夫婦仲がいい」というコメントにハッとしたんですよね。あまり自覚はしていなかったけれど、「そっか、レスか」って思って。それと同時に、ずっと感じていたモヤモヤは、自分が悩んでいたということなのか…と気付いて、どこかスッキリした感覚も。

そうして気になりだしたら、ドラマや雑誌でもセックスレスを扱う内容が目につくようになって、同じような女性が多いことにもびっくり。その中の特集記事で、「おともだちレスは根底が仲良しなので解消しやすい」というOliviAさんのコメントに勇気づけられ、何かアクションを起こすことで変わるなら…と、オンラインカウンセリングを申し込みました。

パートナーにドキッとしたのは、どんなとき?

カウンセリングでは、OliviAさんから「まずは知美さんが恥ずかしさを乗り越えることからスタートしましょう」と。家では小さな子どもがいるし、仕事でも近い場所にいる夫に今さらセックスの雰囲気なんて恥ずかしいと思っていたのは確か。

そして、「付き合いたての頃、ドキドキしたのはどんなとき?」「どういうときにムラっとした?」と聞かれ、昔を思い出すうちに、その頃の記憶がよみがえってきました。仕事で大失敗した私を飲みに連れ出し、慰めてくれた時の手の温かさにときめいたこと、昔スポーツをしていたからか服を脱いだときに意外とたくましい体つきにドキッとしたこと…。子どもができる前、セックスするときにちょっとしたスイッチが入るパターンがあったことに思い至りました。

夫はどうやら香りがスイッチらしい

なにげなさを装いながら、実は綿密に計画を練って。子どもが祖父母の家にお泊まりの日、2人でディナーへ行きました。外でお酒は飲みすぎず、ちょっと家で飲み直していい雰囲気にもっていく。「一緒に飲みたいお酒あるんだよねー」とソファに誘って、いざ!(笑)。「ねえ、この香り好きだった?」と身体を寄せて、もしかしたらそれが起爆剤にもなったのか、その夜は無事に◎。

実は、ずいぶん前ですけれど、「なんか、良い香りするね」と夫が首筋に顔を寄せてきたことがあったのを思い出したからなんです…。自分だけでなく、相手がどういう時にドキドキしてくれていたのかを考えてみるのも大切ですね。正直、できるかできないかは賭けみたいなものだったので、うまくいってよかった。重要なクライアントへのプレゼンが成功した時くらいの達成感を感じました(笑)。

少し時間が経ってから、夫に「実はちょっと悩んでたの」と話したら、「え?そうだったの?」と。それ以来、私がパフュームをつけた日がサインになりました。夫は「あの香りはやばい」ですって!

OliviAさん’s POINT 令和の夫婦の新形態と言えるのが、「おともだちレス」。そもそも仲がいいので、解消しやすいのですが、性的に相手を見られるよう恥ずかしさを乗り越えることが大切です。お互いの性的な一面を認識し合い、相手がどういうところに自分の性的な魅力を感じるのか? 逆もしかりですが、仲良し夫婦なら話してみるのも良いかもしれません。気軽に「私のどういうところに女っぽさを感じる?」と。

また、かつてのトキメキを取り戻すために、付き合いたての頃の写真を見たり、デートの動画や当時流行していた曲を聴くのもオススメです。ラブラブだった時期を思い出せるかもしれませんよ。呼び方も、パパママ呼びをやめて、夫婦2人のときにはお互いの名前で呼び合うと、モードが切り替わるかもしれません。海外のカップルカウンセリングでは、2人でいい雰囲気になったときの呼び方を変えることが提案されています。

理性モードから開放的になれるお酒の力も(飲みすぎない程度に)借りるのも良いかもしれませんね。知美さんご夫婦のような仲良しなおふたりは、一回元に戻ると恋人モードになれます。だんだんとスキンシップを増やしていくと、ラブラブが長続きできると思います。「今さらキスなんてムリ!」それは封印してくださいね。

OliviAさん プロフィール

2007年より性生活の総合アドバイザーとして活動。カウンセリング・講座で「コミュニケーションを重視した性生活」の提案を行っている。近著『セックスが本当に気持ち良くなるLOVEもみ』(日本文芸社)他多数。

取材/otake

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