ハワイ旅行中のディナー候補に絶対入れたい！ダイヤモンドヘッドの風を感じる大人の隠れ家「アーデン・ワイキキ」

温かみのあるライティングとウッド調の家具が心地よい、ハワイの風を感じるボタニカルな店内。

ワイキキの喧騒から少し離れた東側。ダイヤモンドヘッドを目の前に望むカイマナビーチ沿いのホテル「ロータス・ホノルル・アット・ダイヤモンドヘッド」の2階に、2023年に誕生した注目のダイニングがあります。

その名は『アーデン・ワイキキ（arden WAIKIKI）』。カナダ出身で数々のアワードを受賞してきたオノ・マコト・シェフが手掛けるコンテンポラリー・ハワイ・キュジーヌは、ローカルにも人気で「ハワイ通なら知っておきたい一軒」として話題を集めています。

“家庭の味”を超えた、洗練されたコンフォートフード

窓の向こうには、雄大なダイヤモンドヘッドが目の前に。手前にはハワイらしいシャワーツリーが枝を広げ、春には白い花が咲き、景色をいっそう華やかに彩ります。
開放感あふれる店内に加え、落ち着いた個室もあります。

料理人一家に育ったオノ・シェフが目指すのは「実家の味のように、どこかホッとする味わい」。

ハワイ各島から集めた旬の食材を、フレンチや和のエッセンスと融合させ、自然の持ち味を最大限に引き出します。シンプルながらも計算された調理法と、美しくセンスある盛り付けは「食べる時間そのものを特別にしてくれる」と評判。

メニューはシェアスタイルの大皿料理が中心で、家族や友人と囲む食卓にもぴったり。ハワイらしい“食を通じたつながり”を大切にしているそうです。

なかでも記憶に残ったのが、マウイ島産の鹿肉を使った「鹿肉のタルタル」。驚くほどクセがなく、しっとりとした旨みと甘みが口いっぱいに広がります。かつ節の香りと、トッピングのクリスピーポテトのカリカリとした食感がアクセントになり、一口ごとに幸せが更新されていくような気分になりました。

「地産地消」をテーマに、季節ごとに少しずつ変わるメニューも大きな魅力

Hamachi Sashimi, Yuzu Kosho Scellion-Ginger Sauce／$29 シンプルなのに心に残る味わい。脂ののったハマチを、柚子胡椒×ジンジャーの爽快ソースで軽やかに。
Summer Feature／$56 地元産の新鮮な野菜をふんだんに使ったシェアプレート。ブラックガーリックのナスディップや、ターメリックとウルのフムス、ウォーターメロン＆フェタ、トマトポケなど彩り豊かな一品がずらり。ヘルシーなのに食べ応えもしっかりで、気分を盛り上げてくれる一皿です。
Charcoal Grilled Peppercorn Ahi／$49　炭火の香りと黒胡椒のスパイスのアクセントが際立つ、アヒの贅沢なグリル。なめらかなオランデーズソースと爽やかなグリーンが絶妙な組み合わせ。

アーデン・ワイキキは地産地消をテーマにしているので、一部メニューは季節ごとに変わります。そんな四季を感じることができるメニューを楽しめるのもアーデンならでは。

本当に何を食べても美味しくて、自然と会話も弾む心地よいひとときに。そんなディナーを締めくくったのは、ハワイ名物のアヒ（マグロ）を炭火で香ばしく焼き上げた一皿。粗挽きのペッパーが効いた大人の味わいで、外は香ばしく、中はしっとりレア。とろける旨みがワインとの相性も抜群でした。和のニュアンスがあるため、最後まで軽やかに食べられるのも嬉しいポイント。

ハワイらしさ全開！心ときめく「ベイクドハワイ」

食事の最後には、パティシエシェフでパートナーでもあるアマンダさんが作るデザートがおすすめ。なかでも必食は、マンゴーとココナツシャーベットをメレンゲで包んだ「ベイクドハワイ」。アメリカの伝統菓子「ベイクドアラスカ」を、トロピカルなテイストでハワイらしくアレンジしたシグニチャーデザートです。

「ハッピーアワー」で気軽に贅沢時間を

（写真右）ハッピーアワーの間だけ提供しているカクテル「NEGRONI SHAVE ICE」$9／ジンをベースにしたパイナップルプレーバーのカクテル。カンパリをかけるとサンセットのような美しい色がグラスの中に広がります。
DRAGON FRUIT SPRITZ／$9

「オシャレなダイニングはちょっと緊張してしまう…」という方も安心。アーデン・ワイキキには、ディナー前の1時間だけ楽しめるハッピーアワー「Après Surf Specials」があります。ハウスカクテル、グラスワイン、ビールが25％オフという驚きの内容。フードもオーダーできるので、夕陽に染まるダイヤモンドヘッドを眺めながら、トロピカルなオリジナルカクテルも気兼ねなく楽しむのもいいですね。