オークラ東京のフランス料理「ヌーヴェル・エポック」に、平日限定の「デザートワゴン付き特別ランチコース」が登場しました。全4品のショートコースとデザートワゴンがセットになった限定ランチで、彩り豊かなデザートワゴンを思う存分楽しめます。
ヌーヴェル・エポックでは、新料理長の山下亮一氏とシェフパティシエの荒木貴志氏が就任したばかり。伝統的なスタイルを継承しつつ、枠にとらわれない新しいエッセンスを取り入れた新たなコース料理と多彩なスイーツををいただけます。
≪Profile≫
日本料理の料亭「吉兆」で腕を磨いた後、渡仏。ロレーヌ地方やアルザス地方のパティスリー、レストランや四つ星ホテルにて研鑽を重ねる。帰国後、東京・四谷のレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」でパティシエとして経験を積むとともにレストラン部門でシェフ・ド・パルティエを務める。2005年にホテルオークラ東京へ入社。
和食の道からパティシエに転向したという異色の経歴を持つ、シェフパティシエの荒木 貴志氏にデザートワゴンの意気込みを伺いました。
「デザートワゴンは、テリーヌとグラス、プティガトーの構成で常時30種類ご用意しています。コースの最後に食べるので、スイーツというよりはコースをいただいた後でも美味しくいただけるデザートとして、甘すぎず重たすぎないメニューをワゴンの中に詰めています」
「焼菓子のお勧めは“マドレーヌ”です。トンカ豆とホワイトバルサミコを入れた生地に全粒粉をいれることで、ふんわりとした食感のなかにプチプチとしたアクセントを楽しめるように工夫いたしました。また、“抹茶のテリーヌ”は砂糖を減らして塩味をプラスすることで、まるで抹茶を飲んでいるかのような旨みを感じていただけるこだわりの一品です」
「グラスデザートは、フルーティーで酸味のあるエチオピアのコーヒーを浅煎りした“コーヒーゼリー”が一推しです。コーヒー豆の旨みを感じていただけるよう、ドリップ時にお湯をいれて少し開かせてから水出しにするなど手間をかけたアイスコーヒーを使っています。そして、コーヒーの美味しさを消さないために、生クリームではなくあえてオーツミルクを使いさっぱりと仕上げました」
「新潟県産のこだわりの卵に鹿児島の粗精糖というきび糖を使用した“プリン”も、しっかりとした重厚感のある味わいに仕上げているので是非食べていただきたいです。フランス料理と構えずに、ぜひ肩の力を抜いて楽しみながら味わってください」
料理長 山下氏とシェフパティシエ 荒木氏、ふたりのシェフが手がける新たなオークラの味を堪能しに足を運んではいかがでしょう。
平日限定の「デザートワゴン付き特別ランチコース」
平日 11:30~14:30 ¥18,000(サービス料込)
【メニュー】
・和牛で仕上げた琥珀色に輝くダブルコンソメを小さなカップで
・香ばしく焼き上げた太刀魚ときのこ入り帆立貝ムース
・黄色いビーツのピクルスにアーモンドと焦がしバターの香り
または
・備長炭で炙った金華豚と秋茄子のソース 甘酸っぱい紅はるかとごぼう
・デザートワゴン
*2時間制、前日まで要予約、アミューズ(始まりのお愉しみ)とコーヒーまたは紅茶付。
フランス料理「ヌーヴェル・エポック」
東京都港区虎ノ門2丁目10-4
TEL 03-3505-6073
11:30~14:30 / 17:30~21:30 火曜定休
https://theokuratokyo.jp/ja/dining/nouvelle-epoque/
取材/本條千春





















