ザ・リッツ・カールトン東京の「ザ・ロビーラウンジ」にて、アートを通じて深い印象と感動を届ける「ザ・リッツ・カールトン アート&クラフト アフタヌーンティー」プロジェクトが始動しました。アーティストと共に取り組むことによって、アートをより身近に感じる空間づくりを演出しており、泊まるだけではなく五感で楽しむ体験が叶います。
第⼀弾として、独自の筒描染(つつがきぞめ)の技法を用いた色彩豊かな作品で注⽬を集める、若手アーティストの“なかむら ずい氏”とのコラボレーションがスタート。芸術の秋らしいアートとスイーツとの共演を楽しめます。
油彩画を学んだ後、女子美術⼤学短期⼤学部にてテキスタイルを専攻。同大学にて筒描染を知る。既存のファインアートと⼤きく異なりながら、描くという共通の動作によって作品が生まれることや、布の素材としての⾃由度の高さに面白みを覚え、作品制作の技法として用いるようになる。
筒描染のペーストを絞りながら着彩していく様⼦が、ホテルのペストリーシェフがホイップを絞り出す様⼦と似ていたことから、アフタヌーンティーを味わいながらアートも楽しんでいただけるきっかけになるのではと本コラボレーションが実現。島や庭をモチーフに色彩に囲まれた景色を描く、なかむら ずい氏の世界観に浸れる作品も展示しています。
取材/本條千春





















