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大家族だからこそ“上の子とは丁寧に”【うるしやま家ママ】が大事にする育児ポリシー

母の佳月さん、父の亨さんと、6男7女の15人大家族として知られる漆山家。フジテレビの番組『密着!15人大家族うるしやま家』や、YouTubeチャンネル「漆ちゃんfamily」では、大きな反響を呼んでいます。そんな大家族のお母さん佳月さんに、子どもを13人育てる上で大切にされていることや将来考えていることについて取材させていただきました。

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私にとっては子どもが人生の支えなので、大変な時でも苦ではないんです

子育てで大変なときについてよく聞かれますが、今思うと上の子がまだ小学生の頃の6人年子育児はすごく大変でした。子どもが熱を出したり、入院しても近くに頼れる両親もなく、仕事もあったので目が回るほど忙しくしていました。子どもたちも私の姿を常に見て行動してくれていたので、お互いに協力し合い、助け合っていて、過ごしていました。振り返ると当時の年齢にしてはすごく自立してくれていたと感じます。

外出時もまだ小さかった弟妹を上の子たちが抱っこをしていると「そんな小さい子に抱っこさせて…」と言われたり、哀れな目で見られることも多かったです。でもそれがうちのなかでは日常でしたし、抱っこもお風呂もミルクもすごく上手にしてくれるので、お世話をするのはお父さんより上手かもしれません(笑)。

子どもが増えて忙しくなっても楽しみの方が大きいので、こんな私をママにしてくれた13人の子どもたちにはうちに産まれてきてくれて感謝の想いしかないです。私は18歳で親元を離れましたし、逆算すると子どもたちと過ごせるのは、人生のうちのほんの僅かな時間。そう思うと、子どもたちとの時間ひとつひとつがかけがえのない宝物に感じています。

きょうだい喧嘩も反抗期もなく、とにかく家族の仲がいいんです

うちはきょうだい喧嘩がほとんどなくて。未就学の子たちはたまに小さいことで言い合ってるときはありますけど、すごく仲が良い方だと思います。思春期の子も反抗期が全くなくて、男の子たち同士、女の子たち同士でお風呂に入り、長く語ったりしてすごく楽しそうです。それぞれの部屋がありますが、お風呂、リビング以外はいつもみんなで集まり、常に賑やかです。思春期になっても兄妹同士、姉妹や親子で異性や恋愛の話もしています。彼氏彼女ができると家族に紹介したり、家にも連れてきます。お兄ちゃんやお姉ちゃんに相談したりアドバイスをもらったりしているようです。でもみんな家族以外の人に気を遣うタイプなので、きょうだいで過ごす時間の方が気兼ねなくて楽なようで、母は心配しています(笑)。

上の子と2人の時間をつくったり、1対1の時間はなによりも優先すべき時間

母として大切にしていたのは「子どもが多いからできない」と我慢させることは出来るだけしないということでした。行きたい学校には行かせてあげたいですし、子どものやりたい気持ちや意欲は常に大切にしたいと思っています。結果がいい方向にいかなかったとしても、そこに挑戦したり、経験することに意味があり、大切な事がたくさんあると信じています。そのために、私たち夫婦はまだまだ頑張っていかないと!と思っています。

子どもの人数が多いと、なかなか1人1人との時間がつくれなかったりしますが、そこは意識をしてつくるようにしています。みんなで一緒に買い物をしたりご飯を食べるのも大事ですが、1対1だからこそ話せることがあると思っていて。大きくなればなるほど、それぞれの予定があってなかなか時間が合わせられなくなってきますが、特に上の子は小さい頃から弟や妹が次々と誕生して、自分だけの時間を見てもらえることが少なかったので、何よりも優先にすべき時間として考えています。

子どもには人に感謝して想いやれる人になってほしい

子どものやりたいことは全部させてあげたいのですが、途中でやめたいと言い始めたらまずは話し合うようにしています。いじめられたとか自分でどうすることもできない理由でしたら話は別ですが、そうではない場合は「ママがやれって言って始めたわけではないよ」と話をします。人生においてずっと楽しいこと、いいことだけが続くことは無いですし、自分がやりたかったことでも楽しい事ばかりではなく、辛いこともあると思っているので、続ける意味や大切さ、根性も身につけていってほしいと思っています。最近では、順位をつけるのは良くないないと、運動会のリレーを廃止したり、発表会もセリフを覚えさせることを子どもに無理強いさせて良くないという考えもあるようです。ただ、みんなで目標に向かって切磋琢磨することって大切な時間だと私は思います。空気を読んだり、人に合わせたり、気を遣うことも学んで、みんなで助け合っていくこともあること知ってほしくて。そのなかで、人に感謝をして自然に思いやれる人になってほしいと願っています。

1人ずつの部屋を作ろうと今、計画中でまだまだパワフルなママでいたいです

積立貯金は、少しずつですが全員分毎月それぞれの通帳に入れています。あとは私に万が一何かあっても家族が生きていけるように、何十年も毎月積み立てをしています。その通帳は上の子に託しています。どんなに気をつけてもいつどこで自分がどうなるかは分からないので、もし万が一そうなったときは、きょうだいが多いですし、下の子もまだ小さいので生活する上で上の子たちに負担をかけないように、金銭面はすごく考えています。子どもへの責任として健康には気をつけて生活しないといけないと日々思っています。

私自身の今の夢は、我が子が巣立ってからではなく今の我が家の状況で、子どもたちそれぞれに1人1人の部屋をつくって、独立・結婚で家を出てしまってもみんなが集まれる家を建てることです。今の家は、夫婦で夢を叶えた二軒目の家ですが、その時とは子どもの人数もそれぞれの生活スタイルも変わってきているので、新たなマイホームを建てることが私の目標ですし、必ず叶えたいと思っています。

撮影/西あかり 取材/小出真梨子

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