• TOP
  • Lifestyle
  • ジェーン・スーさん新刊発売記念!40代のリアルな悩みに応えます!【仕事&人間関係編】
Lifestyle

ジェーン・スーさん新刊発売記念!40代のリアルな悩みに応えます!【仕事&人間関係編】

底冷えの寒さがカラダの奥までじわり沁み入る師走。今年もいよいよ残すところあと1カ月となりました。心と身体に〝揺らぎ〟を抱えながらも、つい誰かを優先して頑張りすぎてしまうSTORY世代、皆さま、本当に本当に一年間おつかれさまでした! そんな読者さんの尽きないお悩みを、同世代のご意見番、ジェーン・スーさんにぶつけてみました!

▼合わせて読みたい

”50代シングル先輩”ジェーン・スーさんに馬場典子アナが聞く「人生後半戦の優先順位、どうすれば?」

ジェーン・スーさんプロフィール 1973 年、東京生まれ。コラムニスト、ラジオパーソナリティ。TBS ラジオ「ジェーン・スー生活は踊る」、ポッドキャスト番組「ジェーン・スーと堀井美香の『OVER THE SUN』」、「となりの雑談」のMCを務める。2015年、『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で、第31回講談社エッセイ賞を受賞。『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮文庫)、『ひとまず上出来』(文春文庫)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)、『へこたれてなんかいられない』(中央公論新社)、『介護未満の父に起きたこと』(新潮新書)など著書多数。

お悩み① スーさんのように仕事の良い縁を掴むにはどしたらいいでしょうか?

フリーランスのライターをしています。以前のインタビューでスーさんは「未来予想図を描かず、その時のご縁に乗っていくタイプ」とお話しされていました。
その中で、よい仕事のご縁をつかむために、日頃から意識されていることがあれば教えていただきたいです。
(秋本秋世・37歳・本誌ライター)

常に120%で返すこと。相手が喜ぶことを考えて仕事をする、それに尽きます。 いただいた仕事に対しては、常に120%で返すこと。自分軸を失わずに相手が喜ぶことを考えて仕事をする。この二つがあれば、必ず縁はつながります特に私のようなフリーランスの場合、相手との信頼関係を仕事の成果で築けないと、人気があるうちはよくても、新鮮な人が出てくればすぐに仕事がなくなります。とは言っても、自分がやりたくないことを「嫌われたくないから」「仕事がなくなるのはイヤだから」と無理にやるのはわがままです120%で返せないばかりか、自分が満たされず、どんどん相手に食われてしまう。自分軸を守るためには、自分の感情に正直になることが大切です。無理な仕事をしないことも大切。「これはやりたくない」とちゃんと断る、「これは私じゃない」と思ったら相手に伝えるとか、そういう姿勢を大事にしてほしいですね。

お悩み② 家庭でも仕事でもギバー体質が抜けきれず、つい何でも引き受け疲弊しています。

長年、子育てや家族のために生きてきたせいか、ギバー体質が抜けきれず、つい何でも引き受けてしまい、結果的に自分が疲弊してしまいます。実際、口内炎が5個もできてしまいました……。こうした状況への対処法や、自分を守りながら人に尽くすコツがあれば教えていただけますか。(安達典子・48歳・アパレル会社勤務)

 

他のテーブルのコップが落ちそうな時に、走って取りにいかないこと 口内炎5つはつらいですね。本当におつかれさまです。でも、何でも請け負ってしまう自覚があるわけですよね。そういう方によく言うんですが、自分が座っているテーブルじゃない遠くのテーブルに置いてあるコップが落ちそうになった時、全力で走ってとりに行かないこと。他のテーブルのコップが落ちそうな時は、放っておく。わざわざ走って取りにいかない!」ということです。会社組織にありがちで、「職域を超えた仕事をするな」とも言えます。頼めばやってくれる、放っておいても気づいてくれると思われるようになったのは、先回りしすぎたり、断らなかったりしたからでもあるんですね。やった割には感謝してもらえない、便利に使われているだけだっていうようなことは誰にでも起きますが、ここからは、断ることを覚えて、選んでいくことをしていかないと若い時は来た仕事を何でも受けていたかもしれないけど、40~50代になったら、体力的にも量をこなせなくなるから「この人じゃないとできない」と思ってもらえる仕事をどう増やすかが重要です。

お悩み③ 何でも自慢してくるママ友とどう付き合うのが正解でしょうか……?

ママ友との関係で悩んでいます。相手は、子どもの学校や成績、夫の職業、自身の持ち物など、あらゆることを、何でもかまして(自慢してくる)きます。正直なところ、聞いているだけで疲れてしまうこともあります。それでも関わらざるを得ない状況もあり、どう対応するのが正解なのか悩みます。うまく距離をとる方法や上手に聞き流すコツなど、ストレスをためずに付き合う方法があれば知りたいです。
(E.Hさん・40歳・通信会社勤務)

「すご~い!」「いいな~!」って褒めてあげてください なんでかましてくるっていうかというとめちゃくちゃ不安なんですよ。真面目に聞いちゃダメ。自分自身で勝負できないっていう不安があるからこそ、夫の職業や子どもの学校、持ち物の話になってしまうんです。自分が人や社会の役に立っていると実感している人、誰かに求められているとわかっている人は、こういうことはしません。「私はこれを持ってる」とか「うちの子はすごい」とかでしか自分を証明できない人なんですよね。だから褒めてあげてください(笑)。「さすがね! すごいね~」「いいな~!」と軽く反応するだけでOK。だって、超不安な人なんですから。

ジェーン・スーさんの新刊が発売!

『ねえ、ろうそく多すぎて誕生日ケーキ燃えてるんだけど』

「加齢も見た目も思ってるほど悪くない」。自己受容のヒント満載なエッセイ。美容月刊誌『美ST』の連載をまとめた第2弾! 心の中や世の中に対するもやもやを言語化し多くの支持を集める著者が、「自分らしく生きること、自分を愛して生きること」の一環として美容やライフスタイルを綴ります。誰にでも起こる心身の不具合やエイジズムを乗りこなすために、自分の手で自分が気に入る生き方をどう求める? 視界がパッ
と晴れてくる爽快感と、一歩踏み出す勇気が得られます。

¥1.760/光文社

ご購入はこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4334108075

撮影/鏑木 穣(SIGNO)ヘア・メーク/川村友子 スタイリスト/乾 千恵 取材/石川恵

おすすめ記事はこちら

RELATED TOPICS

FEATURE

Dec
5
今日の40代おしゃれコーデ

“キャロットライン”で注目の的!? 【最旬パンツ】がランチの高揚感を後押し♡

“キャロットライン”で注目の的!? 【最旬パンツ】がランチの高揚感を後押し♡

会員限定PRESENT

会員プレゼント

自宅でサロン級のケアが叶う「家庭用光脱毛器”スムーズスキン”」最高峰モデル『Pure Switch 』を3名様にプレゼント!

会員プレゼント

ナチュラルなスキンケアセットをプレゼント!

雑誌購入限定プレゼント

「冬イベントで活躍! 華やか服」を計6様にプレゼントします!

PICK UP