撮影は11月25日、都心の景色が見渡せる都内ホテルの高層階スイートルームにて。

ロビーから高層階のスイートルームへ向かうエレベーターの中で話題になったのは、撮影前日に行われたWBC世界バンタム級王座決定戦で、那須川天心さんが井上拓真さんに判定負けしてしまったこと。高層階までがあっという間に感じられるほど白熱した会話に。

部屋に入ると、顔なじみのヘア・メークさんとスタイリストさんに挨拶をされ、大きな窓に近づいて眼下に広がる景色を一瞬眺めてから、メークへ。メーク前にもかかわらず、その佇まいがあまりにも絵になっていて、思わずカメラに収めたくなるほどでした。

メークのオーダーは、ウェットなヘアに、彫刻のような小島さんのお顔のポテンシャルを活かした艶感のある肌、そして濡れたような唇。メークを終え、ボッテガ・ヴェネタの白いシャツに身を包み、シルバーのジュエリーを着けた小島さんのカッコ良さに、ヘア・メークさんとスタイリストさんが「カッコいいです！シンプルシャツの破壊力、すごいですねぇ。」と声をかけると、

「それ、今日のこのどんよりとした空を見て“今は曇り空ですね〜”って言うのと一緒や。当たり前やろ〜（笑）」

と、軽快なトークで一気に場の空気を盛り上げる小島さん。さすがです。

なにわ男子の大橋和也さんの誌面をお見せし、いつもの連載企画の説明をしようとすると、「大橋くんや。」と屈託のない笑顔で誌面を見つめます。「小島さん最大級のセクシーを期待しています！」と趣旨説明の最後にお伝えすると、「任せてください。度肝抜かれますよ〜。」と言ってベッドへ。

完璧なイメージがあるのかと思いきや、ベッドに座ると、「いやいや、うそうそ。いろいろ指示してください。なんでもやりますから。」と小島さん。スタッフ同士の「これ、どう思う？」といった小声の相談も拾って即座に反応する姿から、仕事への細やかな気配りが感じられます。

さらにPCを眺めながらスタッフが「カッコいい〜！いい表情〜！えっ、セクシー！」と声を上げると、

「えっ、うれしい！」「なんか恥ずかしい！」「ありがとうございます〜。」と、その都度リアクション。

本気で照れるシャイな一面をのぞかせる姿と、PCに次々と映し出されるセクシーな撮影カットとのギャップの激しさが印象に残る撮影でした。

インタビュー終わり、取材中に召し上がっていたパンのゴミと飲み干したペットボトルを手に、「すみません。ゴミ箱はどちらにありますか？」と尋ねる小島さん。「こちらで片付けますので、置いておいてください。」とお伝えすると、

「いやいや。自分で出したゴミなので、それは申し訳ないので大丈夫です。…自分で片付けます！」

というスタンス。その姿勢は大橋和也さん然り、関西男子の共通項。感動しきりのスタッフ一同でした。そんな人間味溢れるAぇ! groupのリーダー小島健さんのインタビューはSTORY2月号でチェックしてください。

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