これまで、中学受験するお子さんをお持ちの読者へ、さまざまな応援企画で取材を重ねてきたSTORY。実は誌面で紹介しきれないほど、親子や家庭での受験にまつわる裏話がありました。そこで、受験期を迎えた読者や、もうすでに親子で乗り越えた読者、これから我が子の受験を視野に入れた方々に向け、リアルなエピソードをマンガでお届けします!
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第1回/成績の上がらない息子のための最終兵器をオーダー
【今回の中受体験家族データ】
■登場人物
教育熱心な両親、中学受験では希望校に合格した長女、受験熱の高い学区に通う息子の4人家族。幼少期に親から鉄拳制裁を受けて育った反動で「自分は絶対に手をあげない」と誓ってきた母。そんな母が日々の受験伴走担当、多忙な父は12月に入ってからは“家庭内の火消し役”として「リモート冷却装置」に。家庭内は間近に迫った受験の戦闘モードに突入で…。
■志望校
自由闊達な校風で自主性を尊重しつつ、大学進学までの導線も強い男子校。校風は明るく、行事も部活も全力。面倒見の良さに定評があり、学習管理がきめ細かで、受験雑誌などでも特集で取り上げられる人気中学。
【W家の中受体験記】
塾で恒例の応援ソング「栄光の●橋」を、ことあるごとに母と息子、二人で歌うのが日課。これまでの日々を思い、ウルッと涙腺にくる一曲です。クリスマスやお正月の煌びやかなシーズンも、受験生を抱える家庭には関係なく、冬期講習や正月特訓の真っ只中。弁当作りや健康管理、受験校の出願など、カウントダウンに入った1月、「今はきついけど、ここが頑張り時」と親子で笑い合い、着々と入試日までひたすら勉強あるのみです。とはいえ、どんな状況でも息子を見守り応援すると誓ったのに、手が震えるほど追い詰められる日がありました。中学受験って、子どもの戦いである前に、親の感情のマネジメント試験でもあるんですよね。だから今日も、歌と散歩で深呼吸し、母自身も気持ちを奮い立たせ、持ち直すのです。
桜咲け! 受験生のお子さん、受験生のサポートをされるご家族の皆さんをSTORYは全力で応援しています!
マンガ/カミナカケロヨン 取材/羽生田由香













