“耳つぼ”がSTORY世代におすすめな理由を紹介した前編に続き、今回は実践編。耳つぼケアの前後に注意すべきポイントや、用意しておきたいアイテム、朝・夜それぞれにおすすめのマッサージをご紹介します。
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★ 耳つぼセルフ療法の注意点
★ 朝は交感神経、夜は副交感神経を優位にするつぼを
★ アクティブに過ごしたい朝と昼のマッサージ
★ リラックスしたい夜のマッサージ
耳つぼリフレクソロジー協会代表
耳つぼケアに必要なものは二つだけ
リラックスできる香りのいいマッサージオイルと、チタン性の耳つぼスティックがあれば完璧です。オイルは耳にも使用できる低刺激のもので代用してもいいですし、スティックは綿棒で代用しても大丈夫。ですが、何も用意しなくても手でマッサージしてもOK。こつこつ毎日続けることが大切です。
耳つぼセルフ療法の注意点
- 耳つぼは優しく赤ちゃんを触れるようにアプローチ。
- 爪が長い人は、綿棒かスティックを使って。
- ケアの時間は、1日でトータル5分以内に。
- 赤く腫れていたり、吹き出物があったら触らない。
耳の皮膚は薄いので、つぼ押しは優しくアプローチすること。強く押したから効果がより得られるものではありません。爪を立てて押すのは絶対に避けること。爪が長い方は、スティックや綿棒を使いましょう。またマッサージの時間も長すぎると、血行がよくなりすぎて好転反応がでやすくなってしまいます。耳つぼセルフ療法は1日トータルで5分以内にしてください(耳の朝夜のマッサージは抜いて)。また、耳が赤く腫れていたり、吹き出物ができていたら、何か不調のサインの可能性も。その場合は触れずにマッサージ自体をお休みしましょう。
症状別アプローチしてはいけない耳つぼもあります!
低血圧の人はAの耳尖、心臓が悪い人はCの副腎、妊娠している人、可能性のある人は、Cの副腎、Dの内分泌、Bの内生殖器は、触らないでください。
朝は交感神経、夜は副交感神経を優位にするつぼを
耳は、外側に自律神経の交感神経のつぼが、内側に副交感神経のつぼが集中しています。(自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスを取り合っています)体を活動的にするためには、交感神経を優位に、体をリラックスさせたい時は、副交感神経を優位にしたいので、朝や昼は耳の外側を重点的に、夕方、夜は耳の内側を重点的に揉む、両耳同時に行うマッサージ法を紹介します。
アクティブに過ごしたい朝と昼のマッサージ
リラックスしたい夜のマッサージ
次の記事では、具体的な悩みに特化した耳つぼを紹介します!
▼試す価値アリ!不眠・肩こり・冷え性まで不調別【耳つぼ】ガイド 「押すだけでOK」
取材/味澤彩子
※耳つぼ療法は個人差があり、医療行為ではありません。心地よさを感じる健康法です。













