SKY-HIこと日髙光啓氏が、アーティスト活動と並行して会社を設立し、
自費1億円以上を投じて主催したボーイズグループオーディション「THE FIRST」。
そこでデビューしたBE:FIRSTはヒットチャートを席捲し、
次にデビューしたMAZZELに続き、今回10代を対象に催されたオーディション「THE LAST PIECE」で
次なる才能として発掘されたのが、5人組ボーイズグループSTARGLOWだ。
「全ての10代と、かつて10代だった全ての人へ。」「さあ、世界で一番自由で大きな夢を見よう。」――
そんなオーディションのキャッチフレーズのように、
それを見る私たち大人も、夢の見方を再び思い出し、そして、
子ども達の夢を応援するすべを学んだ気がした。
一方で、子どもの立場からすると、自身の夢を掴むためには、環境やメンタル部分で、
親に応援してもらうことが大事。
そこで、オーディション「THE LAST PIECE」でチャンスを手にした5人に
夢を掴む過程で親とどんなコミュニケーションをしていたのかを聞いてみました。

ラッパーである父の影響で4歳からラップはしていたのですが、
ラップというアンダーグラウンドからメジャーへという日髙さんの生き方に
共感する思いがあったんです。
そんな時、日髙さんが最初のオーディション「THE FIRST」を企画した
思いを知って、ああ、この人について行こうと思いました。
それを両親に話したところ、もともと音楽が好きだったこともあり、
応援はしてくれたんです。
両親は「やるなら何か一つのことを突き詰めてほしい」という考えで。
それで、僕はもともと空手をずっとやっていたのですが、小学校4年生で
本格的に歌やダンス、音楽を始めるタイミングで「それなら空手を辞めなさい」と言われ、
音楽1本に絞って頑張りました。

僕はもともと野球をやっていて、野球選手になりたかったのですが、
音楽に出会った時に、コレだと思って。
中1くらいの時から、僕にはコレしかないと音楽の道を目指すようになりました。
そんな僕に、いつも寄り添ってくれたのが、母です。
僕は、世界でいちばん尊敬しているのが母親なんです。
自分自身、めちゃくちゃ難しい性格だと思うのですが、お母さんはいつでも
自分の味方でいてくれて。
夢を叶えられたのも、母の存在が大きいと思います。

僕は、「THE FIRST」を見たのが、BMSGでデビューしたい、と思ったきっかけです。
それまでは、俳優を目指して劇団に通っていました。
劇団に通う中で音楽がとても好きになって。
音楽に没頭する中で「THE FIRST」を見たんです。
高校に入学するタイミングで、俺の居場所はここじゃないか、とビビッと来ました。
それで、日髙さんが「THE FIRST」の次に企画したオーディション「MISSION×2」を
受けたのですが、自分はMAZZELのメンバーになれずに、
BMSGの育成生トレーニー入らせてもらったんです。
うちの家庭でも、昔から「やりたい」と言ったことは、ほぼほぼやらせてもらっていました。
でも、途中から母が一人で僕を育てる環境になって、
それがちょっと厳しくはなりました。
母に苦労をかけて支えてもらってきた分、これからは母に恩返ししていけたらと思っています。

僕は小学1年生の時に、「嵐」を見てダンスを始めるようになったんです。
そこからダンスだけにひたすら没頭してきたのですが、そのうちに
歌って踊れる人になりたいなと、心のどこかで思うようになって。なんとなくダンスはやっていたものの、自分の年齢が一つまた一つと上がっていくたびに、本格的に進路を決めなくちゃと思うようになっていきました。
それで、今のうちに夢を見ておこう、とBMSGのオーディションを受けたんです。ラップが好きだったし、自分がシンプルにカッコイイと思えるアーティストがBMSGにいたことが大きかったですね。
母は、いつも影ながら応援してくれて、レッスンの送迎してくれて。
でも、厳しい言葉や熱い言葉を僕にかけることはありませんでした。
そんな母が、オーディションの結果を連絡したら、めちゃくちゃ泣いていて。
実は心配してくれていたんだな、とすごく嬉しかったです。

僕の家は幼い頃からいつも音楽が流れている家庭で。ずっと歌や音楽が好きだな
と思って育ったんです。でも、アーティストになる道しるべを知らなかったので、
漠然とサッカー選手を目指してサッカーに熱中していました。
そんな折、高校2年生の時にスカウトしていただいて芸能の世界に入ったんです。
そこから本格的にアーティストっていう仕事を目指せるんだ、と思っていたのですが、
スカウトしていた事務所を退所することになったり、韓国へ行ってオーディションを
受けるものの落ちてしまったり……。挫折も色々あったんです。
それで、巡り巡って辿りついたのが「THE LAST PIECE」でした。
そんな僕の紆余曲折を否定せずにいてくれたのが両親です。
サッカーを辞めて音楽をやりたいと言った時も、理由さえ聞かずに
「やりたいならやりなさい」と僕を肯定してくれました。
そのわりには、オーディションの結果発表の日も覚えてなくて、
電話したら「えっ、そうだったの?」なんて反応で(笑)。
どこかふわふわしているけれど、それゆえにプレッシャーを感じずにすんだのかもしれません。
子どもが抱く夢を決して否定せず、寄り添い見守る――。
それは、親として至極難しいことだけれど、夢を叶えた彼ら5人の背景には
優しい眼差しで彼らを支えていた親の存在が大きいことは確か。
子ども達の才能や夢が、私たち大人のせいで消えてなくならないように、
言動の一つ一つを今、考えたい。
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撮影/西崎博哉(MOUSTACHE) スタイリング/中西雛乃 取材・構成/河合由樹
*協力店リスト
アディダスコールセンター 03-6732-5461
エイトン青山 03-6427-6335
エイトンステイプルズ 03-6427-6335
グロッセ・ジャパン 03-6741-7156
ザ ショップ スローン 神戸 078-335-7599
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タンジェント 050-7110-1773
ニューバランスジャパンお客様相談室 0120-85-7120
ノウン 03-5797-8950









