40代になって、「理由ははっきりしないけれどイライラ・モヤモヤする」そんな瞬間が増えていませんか?夫や子どもだけでなく、ママ友や職場の付き合い、さらに最近はSNSまで。私たちの人間関係は年々広がり、気を遣う場面が増えてきています。そこで今回は、大人世代が知っておきたい〝怒りとの上手な付き合い方〟をご紹介します。
▼こちらも読みたい
★ アンガーマネジメント講師を直撃!
★ 「イライラする私=ダメ」ではありません
★ 【診断リンクあり】12問でわかる「怒りタイプ」
★ タイプによって違うのは「怒りやすさ」ではなく「怒りのツボ」
★ 診断を受けて、おばフェスから質問!
★ 受験生を子に持つ親の必修スキル「アンガーマネジメント」
相談者は、STORY世代のインフルエンサー集団「おばフェス」
今回の相談者は、SNSで話題のインフルエンサー集団「おばフェス」の皆さん。
左から川中愛弓さん(40)、中村加奈さん(38)、金子幸花さん(39)、宮村光さん(43)。
アンガーマネジメント講師を直撃!

「イライラする私=ダメ」ではありません
そもそも「怒り」とは、「〇〇すべき」という自分の中のルールや期待が裏切られたときに生まれる感情。この「〇〇すべき」というこだわりが強い人ほど、怒りは湧きやすいと言われています。
ただし「怒りを感じること」自体は、決して悪いことではありません。怒りは、ときに人のやる気を奮い立たせたり、行動を起こす原動力になることもあります。
一方で、怒りを人や物にぶつけたり、感情のままに暴言を吐いてしまうことは望ましくありません。だからといって、怒りの感情にフタをして、言いたいことを我慢し続けるのも、決して良い状態とは言えない。
特に「カーッと」感情的になりやすい人ほど、その瞬間の衝動性を一度抑え、冷静な言葉で気持ちを伝えることが大切。結果的に自分の思いが相手に伝わりやすくなります。
【診断リンクあり】12問でわかる「怒りタイプ」
無料の簡易診断はこちら
自分なかにある「正しさ」に反すると怒りやすいタイプ。こだわりが強くなりすぎると、SNSでいうところの「〇〇警察」になりがちなので注意が必要です。
また、このタイプに限らずですが、怒りを感じた瞬間にSNSやメールを書き込むのはNG。イラっとしたときこそ、一晩寝かせてから、翌朝落ち着いて返信する。それだけで、トラブルはぐっと減らせます。
🐼白黒パンダ
向上心が強く、名前の通り物事を白黒はっきりさせたいのが特徴。はっきりしない態度や優柔不断な人にイライラしやすい傾向があります。
そんなときは「グレーもOK」「人それぞれ違っていい」とおおらかな視点を意識してみて。自分も他人も許す姿勢が、心の余裕につながります。
🦁俺様ライオン
自分に自信があり、みんなのリーダー的存在になるタイプです。
プライドが高く頭の回転が早い人が多いので他の人も「そのくらいはできるはず」と思ってイライラします。自尊心を守るために意固地になったり自分の意見に反論されるのが苦手です。
人を動かすためには、時には同じ目線に立つことや人を立てることも意識しましょう。
🐑頑固ヒツジ
自分なりのルールを大切にし、一度決めたことは守りたいタイプ。穏やかそうに見えて、実は心の中に譲れないポイントがあります。ただ、その小さな怒りや違和感が、周囲には伝わりにくいのもこのタイプの特徴。
マイルールに固執しすぎず、視野を少し広げることが大切。「思い込み」と「事実」を切り分けて考えるクセをつけると、気持ちが楽になります。
🐰慎重ウサギ
じっくり考えるのが好きで、物事を冷静に進めるタイプです。とても用心深く、石橋を叩いて渡るタイプです。一度決めたことを貫く強さもあり、衝突を避ける賢さと愛嬌があります。
自分自身が慎重なので軽率な行動や発言にイライラします。
人をなかなか信用しないので、人間関係を上手に作れない傾向にあります。物事のマイナス面に目が行き周囲への僻みや妬みが怒りに変わることがあるので他人と比較せず、自分の良い所に目を向けるようにしましょう。
🐱自由ネコ
好奇心旺盛で思ったことや言いたいことを、ストレートに出しやすいタイプ。空気を読むのが少し苦手で、自分の思い通りに進まないとイライラしがちです。怒ることも多いですが、実は周りを怒らせてしまっていることも多々。
ときにはあえて、言わない・譲る・一歩引くことも大切。慎重さと寛容さを意識すると、人間関係がさらにスムーズになります。
皆さんの結果はいかがでしたか?
おばフェスは、加奈さんだけが慎重ウサギタイプ、加奈さん以外の3名は、俺様ライオンタイプでした。
タイプによって違うのは「怒りやすさ」ではなく「怒りのツボ」
6つのタイプがありますが、どのタイプが怒りやすいというわけではありません。違うのは、怒りを感じるポイント(=ツボ)なんです。
ちなみに、表に立って活躍する方は「俺様ライオン」タイプが多いとも言われています。ですが状態診断ですので生活のリズム(環境)が変わったり、ストレスの負荷によって結果は変化します。
実際、数カ月後には変わることもありますし、職場で診断したときと、家庭で診断したときで結果が違う——なんてこともよくあります。心の揺らぎを感じたときに改めて診断してみると、何か解決の糸口が見つかるかもしれません。
診断を受けて、おばフェスから質問!

「小さなことから周りを頼って」
慎重ウサギタイプの方は、小さなことが気になったり、つい人に気を遣いすぎてしまったり。人を信用するのにも時間がかかるため、「みんなに気を使うくらいなら、一人で行動した方が楽かも」と感じることがあるかもしれません。
また、人に頼るのが苦手で、気づけば一人で抱え込んでしまいがちなのも、このタイプの特徴。
思い込みが強くなることもあるので、人との適度な距離を保つためにも、まずは「小さなことからお願いしてみる」のがおすすめです。

「自分の気持ちはきちんと言葉に」
SNSで活躍する人に向いているタイプですね。一方で、カーッとなりやすい人は、SNS上で衝動的に発言してしまい、思わぬ炎上につながることも少なくありません。
ただし、光さんのように普段あまり怒らないタイプの方は、「こんなことに怒らないなんてありえない!」と、結果的に周囲をイライラさせてしまうこともあるので注意が必要。
その穏やかさが誤解されないよう、自分の気持ちは言葉にして伝えることも大切かもしれません。

「事実と気持ちを切り分けて」
このタイプの方は、「自分が大切にされていない」と感じたときに、怒りが生まれやすい傾向があります。相手の意見や助言が、無意識のうちに“批判”のように思えてしまう。
そんなときは、「これは事実?」「それとも、私の気持ちが反応しているだけ?」と、一度立ち止まって自分に問いかけてみてください。

「時には怒ることも大切」
ただ、怒らないことが“正解”というわけではありません。怒ることも、ときには必要なんです。
怒りを出さなさすぎると、周りから都合よく扱われてしまったり、「何を考えているのかわからない人」「良し悪しの判断ができない人」と思われてしまうこともあります。
また、沸点が高くてあまり怒らない人ほど、他人のイライラポイントに気づかず、知らないうちに相手を怒らせてしまうことも。その点は、少し意識しておくといいですね。
受験生を子に持つ親の必修スキル「アンガーマネジメント」
子育てとアンガーマネジメントは、本当に切り離せないテーマ。先生ご自身、怒りっぽい自分と向き合うために、アンガーマネジメントの勉強を始められたそうです。
次回は、3人の子どもを育てる母でもある杉本先生から、子育てに使える実践的なアンガーマネジメントを伺います。
▼こちらも読みたい
子どもの怒りっぽさは親のせい!? 子どもに効く意外な「アンガーマネジメント」とは
撮影/加治屋圭斗 取材/片山あゆみ










