30代後半でブレイクし、今は毎シーズンドラマに引っ張りだこの「時の人」。「40歳は節目というより人生の通過点」と語る、経験値の上がった今だからこそ見える景色を存分に楽しみながら、前へ進んでいく松本若菜さんをインタビュー。
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★ ◆ 短いスパンで様々な役どころを演じる秘訣は?
★ ◆ ちょっとしたご褒美タイムを設ける
★ ◆ ときめいたモノをポチ買いすることも
★ ◆ ブレイクするまでは長かったけど…
★ ◆ 40歳を超えて、昔の自分に言えるのは?
【松本若菜さん】描きはじめた私の〝セカンドSTORY〟
Profile
1984年2月25日生まれ、鳥取県出身。2007年、俳優デビュー。2022年ドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)での演技が評価され、「東京ドラマアウォード2022」をはじめ数多くの賞を受賞。日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)に出演。
◆ 短いスパンで様々な役どころを演じる秘訣は?
女性像をしっかり想像すること。
TBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」では、生産牧場を父と一緒に経営する女性、フジテレビ系「Dr.アシュラ」では救命医……役柄の情報収集で知識を深め、役作りすることは当たり前ですが、それプラス自分なりのイメージをしっかり固めて挑みます。
台本をいただいた時点で役柄を分析し、このシーンでは感情をこう表現しようとか、動いてみようとか、所作まで細かく考える。その土台があったうえで監督やスタッフの皆さんと、役を魅力的に、自分がイメージしていた以上のものに作り上げていくという感じです。
皆さんに注目していただくきっかけになった、フジテレビ系「やんごとなき一族」のときは、作り込んでしまうと、あのライブ感が出せないと思い、自分のやり方は封印して臨みました。
◆ ちょっとしたご褒美タイムを設ける
忙しいときに心身のバランスを整えながら走り抜くのは本当に難しいですね。TBS系 「西園寺さんは家事をしない」からフジテレビ系 「わたしの宝物」と2クール続けて主演ドラマを撮影したときは数日しか空かなくて、役のキャラクターも大分違ったので、大変でした。
終わったあと、自分自身ではひとつひとつを大切に作り上げ充実した形で一年を締めくくれたと思っていましたが、体調を崩してしまって。それ以来、自分に小さなご褒美を意識的に与えるようにしています。
「これ終わったら美味しいもの食べよう」とか本当に小さなことでいいから、自分の機嫌を取ることにしています。自分を褒めて甘やかすことを忘れない。
◆ ときめいたモノをポチ買いすることも
自分を甘やかすと言えば、ショッピングセラピー。ファッションからもらえるパワーってすごい。トレンドは撮影現場でスタイリストさんに聞いたりしてキャッチアップ。私の買物スタイルは直感型だから、あえて実店舗には行かずネットショッピングです。
今は動画も付いているし、いろいろな角度からじっくり見ることができるから不自由は感じません。何よりも、どんな時間でも誰にも気を遣わずに買物に集中できるのがいいですよね。そして届くまでのワクワク感もいい。実は今回の撮影も楽しみでした。全身FENDIなんて実生活ではなかなかできないから有難い限りです。
1990年代後半にアイコニックなバゲットバッグの大きめのバージョンとして登場し、“マンマ バケット”と名付けられました。ファブリックライニングを施した大容量のコンパートメントでデイリーに愛用しやすい。ストラップを付ければクロスボディバッグとしても使えます。「FF」ロゴモチーフをエンボスしたジャカードベルベットのバッグ「MAMMA BAGUETTE SMALL」[H13×W16×D10㎝]¥368,500レザー×ウールベルテッドコート(ベルト付き)¥986,700ロングブーツ¥327,800ピアス¥71,500リング各¥52,800(すべてフェンディ/フェンディ ジャパン)
◆ ブレイクするまでは長かったけど…
この仕事が好きだから辞めなかった自分を褒めながら、前に進みたい。
若い頃はオーディションに行くたびに心がざわめいていました。「何で?」と人と自分を比べ、落ち込む。でも年齢を重ね、あえて見ないという選択肢があると気付きました。そして自分よりいいものを持っているなら、最初は格好悪いと思うかもしれないけれど、リスペクトを持って真似したらいいと思えるようになりました。
発想を転換してみると驚くほど気持ちが楽になることってあると思います。そして何より、その仕事が本当に好きかどうか、本当にやりたいことかどうかを見極めることは大切です。好きな仕事、やりたいことなら辛いことも乗り越えられますから。
◆ 40歳を超えて、昔の自分に言えるのは?
楽しいからそのまま突き進んで!
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) モデル/松本若菜 ヘア・メーク/George(Joliyen.) スタイリスト/石毛のりえ 取材/小花有紀 ※情報は2026年1月号掲載時のものです。









