撮影は3月初旬、都内スタジオにて。
スタジオの入り口で待っていると隣のスタジオから
元気に歩いていらっしゃる永瀬さんが。
「あ~〇△%&◇$$~」#◎るるー%&#ー`・・」
何の歌は分かりませんがご機嫌の鼻歌です。
そして、なんという全身バランスの良さ。
細くて頭が小さく、背が高い、脚が長い・・・。
明らかに一般生命体とは一線を画すスペシャルさです。
スタジオの隅っこに用意したベッドまで誘導し
「今日はこちらになります」と申し上げると
「は~・・・ベッドインですね!」
出ました!ベッドイン!
キラーワード、ありがたく頂戴しました。
「はじめまして。今日のベッドインの相手の〇〇です」
とカメラマン(男性)が自己紹介すると、
永瀬さんは爆笑しながら
「よろしくお願いいたします」
と元気にご挨拶してくださり、
くるっと振り返るといきなりベッドにダイブ!
大の字になって気持ちよさそう。
スタンバイまでの間、体をひねってストレッチもする
無邪気で自由な振る舞いにスタジオ中がホッコリムードです。
「超絶男子図鑑という連載で
大人の女性と二人きりという設定になります。
大人セクシーでお願いします」
とリクエストすると
「頑張りますっ!!」
声を張った元気のいいリアクションが返ってきました。
素晴らしいカットが続くので
「永瀬さん、素敵です!」「カッコイイです!」
とスタッフは大絶賛。
そのたびにスタッフの目を見て
「ありがとうございますっ」と言ってくださる律儀さで
好感度、激上がりです。
撮影が終わり、カメラマンがとスタッフでモニター確認している間、
永瀬さんもモニターをのぞきこんでくださるのですが、
スタッフが
「素敵でした~完璧です!
こういうの・・・普段から練習されてるんですか?」
とうかがうと
「え? 鏡見てとか? ないない。
ただ・・・皆さんの要望に応えられると嬉しいんで♡」
昨年出てくださった、同じキンプリの岸さんの言葉を
思い出すような志の高い発言。
さすが、勢いもある若いグループを牽引するメンバーは
撮影へのモチベーションが違うと感心しました。
インタビュー
いざインタビュー開始となると、
唇をいきなり
(ぶるぶるぶる~~~~)
とふるわせてイスに座られたので
「は? どうなさいました? 花穎様!!
(映画『うちの執事が言うことには』の永瀬さんの役名)!」
と驚いてメイド口調で声をかけると
永瀬さんも役柄の御曹司さながらの丁寧さで
花穎ぽく
「どうか、お気になさらず」
と答えてくださり
まるで小コントのような流れでインタビュー開始。
順調にお話が進む中、
毎回どなたも答えに苦戦される
「今ハマってることは?」「近況は?」
という質問でやはり言葉に詰まられる永瀬さん。
「私たちがいいリアクション出来るネタでお願いしますね。
私のペンが動かなかったら・・・」
と、手に持ったペンをわざとフリーズさせるスタッフに
「いや、それはもう・・・だいたい察します。
メモしないってことはおもろない、ってことですもんね・・・」
と記者の心理をよくご存じなのはさすが。
どんどん、焦りが見えてきます。
「え~~なんやろ・・・むずい・・・
しょーもないことしかない」
「あ~~~~~テンパってくるわあ」
「あ~今の僕の癒やしは
大好きな芸人さんのコント動画をひたすら見ることですかね。
(名前に数字がつくトリオでメガネの方が2人)
昨日も3~4本見ました」
「なるほど・・・・」とうなずくスタッフ。
「もう一声・・・他にも何か近況はありますか?・・・・・・」
追い込むように無言でじいっと見つめ、圧をかけるスタッフ。
「え~なんやろ、ちょい待ってくださいね。
うーんと・・・えーっと・・・、
あ、最近家の中で、ソファとローテーブルのいい位置をやっと探りあてたんです。
まずソファを先に買ったんですが、10軒以上の家具やさんを見てまわって買った
黒いレザーのものに合わせるローテーブルもかなり苦労して探しました。
で、セットが揃ったところでテーブルの上に
リモコンとかスマホの充電器を置く位置とか考えた上で、
ソファにおける僕の腰のいちばんいいポジションが・・・
やっと見つかりました!」
嬉しそうな永瀬さん。
そんなバラエティ豊かな近況を教えてくださったのですが、
最後に映画で共演した執事役の清原翔さんとの
エピソードを思い出してしてくださり、
スタッフのペンはそこでスラスラ動くことに!
今回は映画メインの取材だったので
「そのカラオケエピソード、採用させていただきます!
さすがです~ありがとうございます。
デキる男は違いますね!!」
と感動をお伝えすると
「そうですか。マジっすか! 良かった!」
とホッとした表情になられました。
「将来はやんちゃなおっさんになりたい」などと打ち明けてくださった
インタビューも終わり、勢いよく立ち上がった永瀬さん。
去り際にパイプ椅子の端っこにつまづき
「痛っ!」
大丈夫ですか? と声をかけると
「でも、僕・・・やんちゃなんで!!!」
と言い残し、とびきりのスマイルで
スタジオを後にされました。
4月3日にはKing & Princeの3rdシングル『君を待ってる』が発売され、
5月17日には初主演映画『うちの執事が言うことには』が公開されます。
ますますのご活躍、期待しております。