国の登録有形文化財でもある、京都祇園〝弥栄会館〟を一部保存改築し、3月5日に開業した〝帝国ホテル 京都〟。
なんと帝国ホテルとしての新規ホテル開業は30年ぶりだそう。4軒目となるのは「次は、寛ぎの舞台へ」がテーマの全55室のスモールラグジュアリーホテル。長く劇場として愛されていた〝弥栄会館〟の建築デザインを継承、外壁やテラコッタ、銅板瓦葺屋根の復元など、部材や意匠をしっかり受け継ぎ、最新の建築技術を駆使、約90年前の景観を再建しています。
京都駅から車で約15分、祇園の中心地に立地するOPENしたての話題沸騰のホテル。いち早く、体験宿泊したライター石川がその魅力をご紹介します。
伝統×モダンが織りなすラグジュアリーな洗練空間
厳かで洗練された空間に旅への期待が高まるエントランス。弥栄会館時代のホール緞帳上部の壁に使用されていた麻の葉のデザインをアレンジした車寄せやロッソ・ブロッカテロというイタリア北部で採石される赤色大理石の柱、梅の花がデザインされたエッチングガラスなど、伝統と洗練が織りなす、凛とした品格の空間に自然と姿勢が正されます。
宿泊者ラウンジは、和モダンな空間に包まれる落ち着いた空間。京都の名店のお茶と季節の和菓子をいただきながら、Japanラグジュアリーを体感、スタッフのスマートな対応でチェックイン手続きを。
ラウンジ横にはドリンクやお菓子などがフリーフローでいただけるスペースが用意されています。朝はフルーツ、昼はお菓子、夜はスナックなど、時間ごとにメニューが変わる心遣いに、通るたびに楽しくなります。
全55室の贅沢な〝スモールラグジュアリー〟
客室は本棟、本棟保存、北棟という異なる建築構造を持つ3つのエリアで構成されています。本棟にある3つのシグネチャースイートは、弥栄会館のレガシーを継承し、京都の街並みや山々を望む唯一無二の空間を兼ね備えた「インぺリアルスイート」など、こだわりの自然素材で設えています。
今回、宿泊したのは、和モダンな空間が特徴的な北棟のグランドプレミア。祇園の伝統的な町並みと調和する帝国ホテル初の畳敷きの部屋で、落ち着いた和空間とモダンでスタイリッシュな室内。木の香りも相まってラグジュアリーな高揚感を味わうことができます。
対話しながらいただく、最幸で口福な美食体験を
ホテル内には3つのレストランとバーがラインナップ。
フランス料理「練」は珍しいカウンタースタイルのフレンチ。料理長・今城浩二氏の職人技を間近に、二十四節気の移ろいを感じる、目にも舌にも感動をもたらす料理をいただけます。メニューは食材のみが記されたあえてシンプルなもの。旬の食材や料理の誕生秘話など、一品一品に、ストーリーが込められた料理を、料理長自らの説明を伺いながらいただくことができる贅沢すぎる食体験。サイフォンで抽出する出汁、窯焼きで焼き立てをいただけるパン、いちご型のバター、オーブンから取り出したばかりの鴨をその場でサーブなど、クリエイション&ライブ感が圧巻。感動の味と会話が重なり合うSpecialなディナータイムは旅の想い出を一層極めます。お食事後はSTORYのカプチーノのサプライズが!
オールデイダイニング「弥栄」では薪窯で仕上げる〝弥栄バーガー〟や帝国ホテル伝統の味を京都の一皿にした〝弥栄カレー〟などのシグネチャーメニューがいただけます。
「オールドインペリアルバー」は伝統と格式を感じる空間のオーセンティックなバー。帝国ホテルで100年以上愛され続けている「マウント フジ」をベースに、抹茶や水尾の柚子などの京都の素材を加え、再構築した「マウント 比叡」など、季節を体感するカクテルと共に、バーテンダーの方との心地いい会話も楽しめます。
宿泊者限定「ザ ルーフトップ」では、平安神宮や比叡山など、古都・京都の町並みを一望。2次会、3次会と楽しみたくなりそうです。
ホテルショップ、「ザ ペストリーショップ」では帝国ホテルの定番人気商品、ブルーベリーパイが「舞妓さんが一口で食べられるように」と京都限定のミニサイズで販売。特別な人へのお土産に最適、センスフルな焼き菓子なども注目です。
宿泊者限定の和朝食で京の味を堪能
宿泊者限定で洋朝食もしくは割烹「祇園川上」が監修した和朝食のいずれかを「弥栄」またはインルームダイニングでいただけます。和朝食は、味噌汁、ご飯、焼き魚、おばんざいなど、素材の持ち味を大切にした和の真髄に、日本の丁寧な食文化を改めて実感。やさしく繊細な味わいが、身体の奥までじんわりと沁み入ります。
宿泊者はウェルネスエリアのサービスを利用可
弥栄会館時代の外壁に使用された北木石を使用、洞窟のような佇まいのウェルネスエリア。プール、フィットネス、温浴を利用可能、水着はレンタルできるので手ぶらでOK。(※スパトリートメントは有料)
日本一を誇る至高のホスピタリティ
多忙な毎日で「なかなか長期休暇が取れない」。という大人の女性こそ、ぜひ訪れて欲しい〝帝国ホテル 京都〟。受け継がれる伝統と現代の感性を重ねたラグジュアリーな空間、圧巻の建築美やアート、こだわりが伝わる厳選のアメニティ、記憶に残る美食体験、想像を超える隅々まで行き届いたサービスやスタッフの方の思いやりを感じる心配り……。
伝統を残しつつ、新風を吹き込み、単なるサービスに留まらない、心のこもったおもてなし。どのスタッフの方々にも感じるプロフェッショナルな姿に感銘を受けたこの旅は、1泊2日とは思えないほど人生観が変わるステイ。日々を懸命に駆け抜けている大人の女性こそ体感してほしい、京都・祇園の新たな舞台が京都ステイを最高に彩ってくれるはずです!
TEL:(075)531-0111(代表)(075)531-0117(客室予約専用)
URL: https://www.imperialhotel.co.jp/kyoto
















