GINZA SIXにあるCIBONE CASEで、ガラス作家の稲葉 知子さんと池谷 三奈美さんが共作した企画展「ガラスとガラス 稲葉 知子と池谷 三奈美」が期間限定で開催中です。
ガラスの息遣いを感じるような稲葉さんの透明感ある作品と、懐かしさとポップを併せ持つ形と色遣いによる池谷さんのガラス、二人の作品が持つ躍動感と爽快感を同時に感じることができます。
二人の作品は、日常の中で必要とされるとてもシンプルなもの。「特別なものではなくて、毎日の日常で使われていくもの。中に入るものや使う人が、自然体で素のままでいられるものをつくりたいという想いを込めています。」と語る稲葉さんと、「ガラスでこんなものがあったら使いたい、自分が欲しいなと思うものを主に制作しています。型を使うことによってできる、独特な質感と色あわせが特徴です。」と語る池谷さんのガラスとガラスが、どのような化学反応を起こし、私たちに訴えかけてくるのかに注目です。
稲葉 知子
1989年生まれ。2013年多摩美術大学彫刻学科卒業後、青樹舎硝子工房で吹きガラスを学び始める。シンプルな造形ながら、一点一点、その時々の日常を豊かにするための作品を吹き上げています。
池谷 三奈美
キルンワークという、電気炉を使った技法で制作。器やれんげなどは、板ガラスを石膏の上に乗せて焼くことで成形するスランピングという技法で作られています。ガラスというと高貴で、少し手に取りづらいイメージがありますが気軽に手にとって、ガラスの多様な素材感を楽しんでもらいたいと考えています。
期間:5月22日(水) ~ 6月18日(火) 10:30~20:30
場所:CIBONE CASE(東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F)
TEL:03-5537-3101