撮影は6月上旬、都内のスタジオにて。
スタジオが住宅街にあり、駅からも遠くわかりにくい場所だったのでスタッフが外で待っていると……
向こうから黒いハットをかぶった、ただならぬオーラの阿部さんが登場！

ネイビーのロングジャケットを羽織り、知的でスタイリッシュな装いの阿部さんを凝視していると
「遅くなってすみません！」
と笑顔での挨拶。すでに第一印象8万点です！

現場に着くとカメラマンをはじめスタッフ一人一人全員に「直角のお辞儀」で挨拶をする阿部さん。
まさに「娘の彼氏にしたいジャニーズ」の座もNO.1にしたいほど。

まずはメークからスタート。
今回はいつもよりモードめなヘアスタイルに仕上げ、女性誌のグラビアならではの雰囲気を目指すことに。
スタイリストも気合いを入れて何パターンもコーディネートを用意。ヘアメークが終わり着替えます。。

そこで問題が発生！用意していたバングルが阿部さんの手首に入らないのです。
華奢に見える阿部さんですが、日頃アクロバットなどで鍛えているからか思っていたより骨格が男っぽく、しっかりしていて……
スタイリストがこだわってスタイリングしたバングルをはめるのに四苦八苦。
「痛かったら無理しないでください(焦)」というスタッフに
「いえ、大丈夫です！」
と頑張ってはめようとしてくださるのですが……どうしても入らず……
結局、はめる腕を左から右に変えたら何とか入り、阿部さんもホッとした表情。
痛い思いをさせてすみませんでした。。

撮影前には
「今日は僕も嬉しいんですが、何より母がSTORYをよく読んでいるので、母の方がめちゃくちゃ喜んでます！」
と言ってくださりスタッフ一同感激。
玉森さん、中間さんのお母様に続くSTORY 愛読者がここにも！
スタッフもテンションが上がります。

今回の撮影は1カットのため、色んなパターンを何百枚単位で撮るので、途中、阿部さんも
「こんなに撮られるなんて嬉しいけど緊張しますね」
と苦笑。こういうことは珍しいかと聞くと
「いつもはメンバーと一緒なので。1人だけでの撮影が、まずないですね〜緊張するな〜」
と戸惑っている様子。でも集中して頑張ってくださったおかげで素敵な写真が撮れました！

取材は、オニギリ(具はツナマヨ)を片手にスタート。
どんな質問にも真摯に言葉を考えながらじっくり答え、阿部さんの明るさ、素直さにスタッフ一同引き込まれっぱなし。
「気象予報士の資格はジャニーズ辞めた時の保険、なんて考えたことはありません。
ジャニーズとして生き抜くための武器にしたいだけです」
とキッパリ言い切る強さには思わず惚れそうに。
「僕はうるさい奴がいる楽屋の方が勉強がはかどるんです」
とのことなので「佐久間さんがそばにいない私達はどうすれば？」と聞くと、細かく阿部流勉強法を教えてくださいました。
時間を有意義に使う極意など、参考にしたいお話もたくさん聞けたのですが、
誌面の都合で載せられずごめんなさい！

撮影の翌日から映画『ラスト・ホールド！』のクランクインとの事。
「滝沢歌舞伎中からボルタリングの練習してましたし、これからは映画撮影、
終わったらキングトレジャーのリハーサルで、それから舞台があって。
おかげさまで忙しくさせていただけてます！」
と語る阿部さんの充実した表情を見ると、この努力が必ず報われますようにと願わずにはいられません。