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「花粉症かと思っていたら…」大桃美代子さん、47歳で【緑内障】に。失明から目を守るためにできることは?

47歳で緑内障と診断された大桃美代子さん。「まだそんな年齢じゃないのに」と驚いた経験から、定期検診や自分の体と向き合うことの大切さを実感したといいます。自覚症状がないまま進行することもある緑内障の怖さとは? 大桃さんの体験談とともに、40代から知っておきたい目の健康を守る新常識をご紹介します。

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目次 ★ “見えているから”が通用しない「緑内障」
★ ホルモン変化とも関連がある「ドライアイ」
★ 大桃美代子さん、47歳で失明リスクのある緑内障が発覚

“見えているから”が通用しない「緑内障」

緑内障は、目の神経が傷んで見える範囲が欠けていく病気。日本人の失明原因の第1位です。厄介なのは視力が保たれたまま進むこと。中心が見えていれば視力検査は通ってしまいますが、周囲の視野は少しずつ欠けていきます。しかも欠けた部分は真っ暗にならず、見えていないものを脳が「ないもの」と判断してしまい、横から来る車や人に気づけないことも。眼圧検査も万全ではなく、最も多いタイプは9割以上が眼圧正常範囲だとか。「視力と眼圧だけでは正常とは言いきれない病気」と福岡先生。眼底写真や視野検査が発見の鍵。傷んだ神経は治せないため、早期発見が重要です。

緑内障は「おばあちゃんの病気」じゃない!身をもって学んだ検診の大切さ

ライター 三山沙紀(40歳)
ライター 三山沙紀(40歳)
4年前の人間ドックで「網膜神経線維層欠損」の疑いを指摘されました。当時は海外在住で、検査は年に一度。翌年も同じ診断でしたが、そのまま放置。2年前に確定診断となり、ようやく眼科で精密検査を受けました。幸い視野の欠損には至っておらず、今は半年に一度のペースで通っています。年齢関係なく、過信は禁物です。

編集部選!自宅でできる注目アイケア

防腐剤フリーの「目薬」

(上)ピント調節筋のコリをほぐしてデバイス疲れを癒す
やさしいさし心地で目の疲れをほぐす。ソフトサンティア ひとみストレッチ[第3類医薬品]5ml×4本 ¥1,320/参天製薬

(下)コンタクト装着中もOK!なみだに近い処方でうるおいを
なみだ発想のうるおい補給。なみだロートファイブ 4ml×5本[第3類医薬品]¥825/ロート製薬

まばたきを取り戻す「デスク周りアイテム」

(左)自動で最適な光量にアイケア デスクライト
一般的なデスクライトの約1.5倍の広範囲を均一に照らして目の負担を軽減。アイケア デスクライト[WiT]¥34,800/BenQ

(右)光触媒のパイオニアが本気で作った目もと保潤器
目もと専用のマイクロミスト卓上保潤器。アイモイスト ¥23,100/カルテック¥825/ロート製薬

ホルモン変化とも関連がある「ドライアイ」

涙は、下に水の層、その上に薄い油の層が重なった構造。油が蒸発を防いでいるため、水が足りなくても、油の質や量が落ちても目は乾きます。近年はこの油不足タイプが多いとか。マイボーム腺機能不全と呼ばれる状態で、油の調節には男性ホルモンが関わるため、更年期にバランスが崩れると影響することも。ただし「目の更年期は性ホルモンばかりが理由ではない」と福岡先生。女性はもともとドライアイの割合が男性より高く、マスカラなどの界面活性剤が涙の質を変えることも。「まばたきをしっかりして自分の涙を出すのが一番。目薬は回数と用量を守って使用して」。

編集部選!自宅でできる注目アイケア

まつ毛の生え際を清潔に保つ「アイシャンプー」

(左)ティーツリー配合で健やかな目元環境へ
たっぷりの保湿成分配合の洗浄料で目もとを清潔に保つ。アイシャンプービューティ100ml ¥3,080/メディプロデュース

(右)厳選美容成分で保湿効果も
ティーツリー葉油配合。すっきりとした洗い上がり。泡タイプ。マイボシャンプー® TeaTree1.0 50ml ¥2,200/イナミ

マイボーム腺を温める「温熱アイマスク」

(左)電子レンジで温めるだけでOK!トルマリン入りで遠赤外線効果も
つらい目の疲れをあっためケア。めぐりズムメディカル アイケアマスク[管理医療機器]5枚入り ¥902(編集部調べ)/花王

(右)約10分の集中・温ケア!メントール配合でさわやかな使用感
何度でも繰り返しOK。眼科医監修。トルマリン温熱アイマスク Peach ¥1,650/リンケージワークス

教えてくれたのは

福岡詩麻先生
福岡詩麻先生
大宮はまだ眼科西口分院院長。医学博士、日本眼科学会認定眼科専門医。米国で眼科研究経験を持ち、目の健康維持と疾患の早期発見に取り組む。

大桃美代子さん、47歳で失明リスクのある緑内障が発覚

花粉症だと思っていたかゆみは、病のサインでした

スギ花粉の時季、目のかすみがずっと気になって。ある日、鏡を見たら、黒目の下のモニョッとしたものが拭っても取れず、嫌な予感がしてすぐに受診。眼科では、まず「白内障が入っていますね」と。当時47歳、まだそんな年齢じゃないのに…と半信半疑でいたら、続けて緑内障の診断も。『冬のソナタ』のヨン様が最終的に失明してしまう病気の印象が強く、この先どうなるの?と、告げられた瞬間、視界からふっと色が抜けていくような感覚を覚えました。白内障は進行していた右目だけ手術。仕事柄、原稿を読むことが多いので、30センチの距離にピントが合うレンズを選択し、裸眼で台本が読める生活を優先しました。この時気づいたのは、病気になると医師は「どうしますか?」としか聞いてくれないということ。手術をするかどうか、レンズをどう選ぶか、通院のペースまで、決めるのは結局、自分なんですよね。だから私は、症状も治療法も調べて、「こういう方法もあると聞きましたが」と診察中にじっくり相談するように。わがままかなと思うくらい、希望は伝えたほうがいい。緑内障の進行を遅らせる点眼薬で色素沈着が気になったときも、正直に伝えると別の目薬に変えてもらえました。自分の体のことは、自分が一番の専門家になるくらいでいい、と思うきっかけに。

40代は、仕事や家族のことを優先して、自分のことを後回しにしがち。でも、全身の小さな変化に気づけるのは自分しかいません。違和感を覚えたその日に、受診の予約だけでもまず入れることを心がけてみて。私は今、通院は3カ月に1度。まず予定を先に入れてしまいます。優先順位を下げると、いつの間にか別の予定で埋まってしまうから。目のことを一番大事な予定として真っ先に確保するのも、自分を守るための訓練だと思っています。おかげでここ数年は、行きたかった場所へ旅行したり、観たかったものを観たり、以前よりずっとアクティブになりました。街で白杖を持つ方にも、自然と目が向くように。夜の運転は控えつつ、見える今のうちに、いろんな景色を自分の目に見せてあげたいと思っています。

Profile タレント、農政ジャーナリスト。テレビ、ラジオなど幅広い分野で活躍。食育、農業に関心が高い。現在、文化放送『川合俊一と大桃美代子の「土曜日はトレンド・カフェへ」』に出演するほか、新潟食料農業大学客員教授を務める。(ワンピース/HIROKO KOSHINO)

撮影/五十嵐 洋〈静物〉、古水 良(cheek one)〈大桃さん分〉 ヘア・メイク/きくち好美 イラスト/Ayumi Nishimura 取材・文/羽生田由香 構成/松矢花奈
※情報は2026年10月号掲載時のものです。

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