こんにちは。STORY ライター稲益です。
STORY 7月号で、巻頭連載「未来は女の掌の中に」最終回に登場していただいたソプラノ歌手、田中彩子さんのリサイタルへお伺いしました。
世界女子バレー大会開幕式の国歌斉唱など、日本での活躍が増えてきている田中さん。
今回はリリースされたばかりのアルバム「ヴォカリーズ」に収録された曲を中心に、世界でも数少ない高音域の超絶技巧、コロラトゥーラの歌声で魅了してくれました。
タイトルになっているヴォカリーズとは、歌詞ではなく母音のみで歌う歌唱法。
歌詞の意味を聞こうとしないので、旋律の美しさに集中できます。
家で聞いているとつい口ずさんでしまいそう。
もちろん…超低音ですが 笑。
7月号「未来は女の掌の中に」で取材したように、音楽を通して貧困層の子供たちの未来に光をあてるアルゼンチン国立青少年オーケストラの支援をされている田中さん。
最後にオーケストラを日本に招聘したいという今後の展望を語ってくれましたが、その実現に向け、クラウドファンディングという形で大きな一歩を踏み出されました。
舞台に立つ華奢なからだと繊細な歌声からは想像がつかない行動力に改めて驚かされます。
生まれ育った環境如何に関わらず子供の才能を発掘し、プロの音楽家も輩出しているアルゼンチン青少年オーケストラのコンサートを日本で開催することは、未来を担うべき日本の子供たちにも大きな刺激となるはず。
クラウドファンディングは11月29日まで募集中。
ぜひサイトを訪れてみてください。
サステナブルという言葉を目にする機会が増えてきた昨今。
私も小さなことから始めてみたいと思います。
朝日新聞社クラウドファンディングサイト
「アルゼンチン国立青少年オーケストラ日本公演招致プロジェクト」
https://a-port.asahi.com/projects/ayakotanaka/
田中彩子さんオフィシャルサイト:
http://j-two.co.jp/ayakotanaka/