大人の秋の温泉旅。どーしても紅葉風呂に入りたい！

こんにちは。
ハロウィンを終えてからこの1ヵ月が、
例年秒速送りに拍車がかかっているような気がしている編集のSMです。
このところ秋を全く実感できないまま通り過ぎていく私。
あぁ、今年こそ自分のために秋にしか体験できない美しいものに触れたい…
真夜中に思い立ち、夫の予定を書いたカレンダーをガン見して
一人で旅立てそうな日に秋田の温泉旅館を予約したのです！

予約したのはこちら
秋田・湯けむりの宿 稲住温泉

なぜ秋田かというと、東北の中で一度も足を踏み入れたことのない土地なので。
秘湯が沢山あるイメージで、あきたこまちの新米も美味しそう……。
温泉につかって誰に気を使うでもなく自分を見直したくなる、リセットする時間って必要ですよね。
なんて夜中に一人盛り上がったときはいいものの、
行く前日にはご飯を作り置きして子の音楽発表会用の洋服を準備して、
お洗濯してお掃除して…ワンオペ働く母さんは秋に温泉なんてやっぱり無理かも…
と何度もくじけそうになりました。

でも、朝の通勤ラッシュの東京駅ホームを駆け抜け、東北新幹線に飛び乗ればすべてはリセット！

朝からビールって訳にもいかないので、DEAN & DELUCAのフルーツとカフェラテを買い、色々やり遂げてきた達成感でいっぱいです。

東京からは秋田新幹線、山形新幹線、そして秋田空港と様々な秋田入りができるのですが、
私は東北新幹線で仙台へ。
なんとこちらの温泉、土曜に限って仙台から温泉に直通バスが出ているのです！
東京駅を8:20に出て10:00には仙台に到着しました。

実は仙台で行きたかった場所があります。
それはパワースポット鹽竈神社✨

202段あるこの階段が「浄化の階段」と言われ、色々なわだかまりを払えるそうです。
（あおきさん占いでもお馴染みの青木良文さん談。）

結構きつい階段です。ぜぇぜぇ…。
しかし、快晴で気持ちの良い青空が広がっていることもあって、確かに良い気が流れています。

紅葉とのコントラストが素晴らしい。

鳥居の真ん中は神様の道なので、端っこを歩きます。
すべて青木さんの受け売りですが、お賽銭は“白・黒・穴の開いたもの”のセットがいいらしい。
100円、10円、50円硬貨を握りしめ、神様にお参り。

さらに地元の名店『鮨しらはた』でお寿司をつまみました。

仙台へ戻りいざ温泉へ！

旅先には見知らぬ風景が待ち構えます。
バスから見えるのは、どこまでも田園風景が続く秋田の山道。
奥に奥に分け入ります。
着いたのは、秋田最古の温泉、秋の宮温泉郷。

宿の名が温泉という『湯けむりの宿　稲住温泉』はこの10月に全面リニューアルしたばかり。
新しい木の匂いがします。

入り口でお茶をいただいたのち、館内の説明を受けます。

フロント横にこんな「浴衣バー」が。
帯も含め好きなコーディネートができます。

私は何となくパープルな感じにしてみました★

館内バッグもコジャレてます。
これを手に持って、「夕食前にひとっ風呂」をすべくいそいそと大浴場へ！

わぁーお！

これぞ紅葉風呂。イメージ通りだわ…。

外に出て露天風呂も最高に気持ちいい！

温泉は、源泉掛け流しの荒湯との表記あり。
さらっと肌あたりの良い感触です。

お風呂からお部屋まで畳敷き一直線の廊下。

ウチの息子と娘がいたら意味もなく競い合って猛ダッシュするであろう真っ直ぐ感です。
今頃何してるかしらと3秒くらい思い、すぐに夕ご飯のビールに思いを馳せるゲンキンな私。
お風呂の後はすぐに早めのご飯です。

食事処につくと、何やらお重が。
あけてびっくり。
お箸と箸置きを選べます♪

ご飯は、しょっつる鍋から稲庭うどんまで秋田の地元料理をふんだんに使った和のフルコース。

地元のみなせ牛＆八万平豚のローストをパクパク。

個人的なベストはこちらっ！

いぶりがっこ×クリームチーズ。
キャビアも添えてあり、日本酒にあうあう～。

地酒はもちろん宿の一番人気の『雪の茅舎』をオーダー。

磨き過ぎず、お米の味がしっかりしていました。
グイグイ飲むというよりは丁寧に飲んでいくのが相応しい感じ。

おなか一杯食べた後は、一人旅だと暇になりそうですが、
食事処のお隣にあるのんびりルームで利き酒をしたり…

何気に飲み放題です…。

枕処で、７種類の中から好きな枕を選んだり…
欲張りの私は頭は一つなのにヒノキ入り枕と二つ折り枕にしてみました。

愉しい‼

部屋に戻ると、自分のために使える時間が持てるのも嬉しい。
日常から離れ久しぶりにのんびりネイルをしたり、
スマホに撮りためている写真の整理をしたり…。肌にマスクをしたり…

洗顔後、塗ってねるだけというベネフィークのリペアジーニアスマスクが最近マイブーム。小さいのでかさばらず旅のベストパートナーです。