株式会社グリニッチ
甦った伝統のファブリックブランド
ポルトガル発のファブリックブランド「Burel FACTORY」が日本へ初上陸します。
Burel wool(ブレルウール)は、現地の良質なウールと確かな技術で織り上げられ、肌触りが良く、とても丈夫。その確かな品質をもとに、インテリア、ファッション建 築などにも広く使われ、独特な表情を見せる高いデザイン性も評価されています。近年、スペインの国際展示会で表彰を受け、ニューヨーク、パリなど主要都市の展示会でも注目を浴びているブランドです。
寒さも本番を迎える中、greeniche 代官山にて、北欧家具に囲まれた空間で Burel wool の魅力を体験いただける POP UP SHOP を開催致します。 期間中、Burel wool を使って製作されたバッグや雑貨、実際にそのファブリックを 張った北欧ビンテージ家具やクッションの特別展示を行います。
『Burel FACTORY POP UP SHOP in greeniche 代官山』
日程:2020 年 2 月 5 日(水)-2 月 16 日(月)
※12 日(水)、13 日(木)は店休日
場所:グリニッチ代官山/東京都渋谷区猿楽町 29-10 HILLSIDE TERRACE 代官山 C 棟
詳細ページ:https://www.greeniche.jp/html/page302.html
“マント”発祥の地で生まれた伝統的なウール
Burel FACTORY は、ポルトガルのエストレーラ山脈の山間にある小さな村 MANTEIGAS・マンティガスにあります。
ここは古くから羊飼いを極寒から守り続けてきた“マント”の発祥の地。標高 2000M に迫るポルトガルの最高峰の山々に放牧されるボルダレイラという羊から、100%天然の羊毛生地(ブレルウール)が伝統的に作られてきました。
Burel FACTORYの歴史は、1947年に誕生したポルトガルを代表する一つの工場から始まります。
1890 年代から受け継がれる伝統ある織機を改良しながら、レトロなデザインやユニークな色調のブランケットなどを丁寧な手仕事で仕上げ、その技術が代々引き継がれてきました。
しかしながら、その伝統もだんだんと後継者がいなくなり、衰退の一途を辿ることとなります。
そんな中、2006 年に山岳探検家、イザベルとジョアンがこの地を訪れたことで運命が変わることとなります。
再生され、新たに誕生した Burel FACTORY
100 年を超えて受け継がれる伝統の技術や知識、そして美しい大自然に囲まれた景観に魅了された 2 人は、すぐにその地を拠点とすることを決め、Burel 再興のため動き出しました。 まず、古寂れてしまったホテルを買い取り、全面改装をして生まれ変わらせます。
そのホテルを経営する中で、伝統のブレルウールの技術を活かし、新たに内装やインテリアへの活路を見い出しました。その地域活性化への貢献により、2008 年にはポルトガル観光局より最優秀賞を受賞しました。
また 2010 年より、地域の伝統工芸と現代的な技術やデザインの和合を目指し、17 組のクリエイターによる羊毛基軸にした新たな創造発信にも取り組んでいます。
2013 年にはマンディガス村の古い工場を改修、そこに伝統工芸の継承と地域活性化を目的としたミュージアムも併設されました。
ブレルウールの魅力
ウールの良さといえば、やわらかで丈夫な手触り、抜群の温かさといった、使い心地の良さが挙げられますが、ブレルウールはその高い品質を世に広めるため、様々なかたちでウールの魅力を発信しています。
ブランケットやストールはもとより、洋服やバッグ、オフィス関連グッズなど、日常使いの幅広いアイテムとしても取り入れることができます。また、耐摩耗性に優れ、耐火性能、吸音性能も有しているため、建築の壁面装飾にも広く使われています。
職人の手作業によって施される、ユニークな表情もブレルウールならではと言えます。
古くからの機械を使って 100 年以上にも渡り受け継がれる伝統が、新しい技術と融合されることで見せる現代のデザイン。Burel FACTORY は、歴史を守りながらも新たな挑戦を続けています。
そして、“Burel”はファブリックブランドでありながらも、歴史の保全や、雇用の取り組み、地域の活性化なども含めて、ライフスタイルブランドとしてのひとつの大きなプロジェクトでもあるのです。
『Burel FACTORY POP UP SHOP in greeniche 代官山』
日程:2020 年 2 月 5 日(水)-2 月 16 日(月) ※12 日(水)、13 日(木)は店休日
場所:グリニッチ代官山/東京都渋谷区猿楽町 29-10 HILLSIDE TERRACE 代官山 C 棟
お問い合わせ先:
グリニッチ代官山 安達
Tel.03 6416 5650 または daikanyama@greeniche.co.jp