公益財団法人 日本国際交流センター
※本対談動画は3月20日に収録されたものです
公益財団法人 日本国際交流センター(JCIE)/グローバルファンド日本委員会 (FGFJ)と公益財団法人 結核予防会、ストップ結核パートナーシップ日本は本日、3月24日の世界結核デーに際し、タレントのJOYさんを招き、対談動画を公開いたしました。本対談企画は、世界結核デーに企画をしていた会場イベントを、新型コロナ感染症の拡大をうけて、急遽、一部のプログラムを対談動画として皆様にお届けするものです。
結核は、現在でも世界で年間約1,000 万人が発病、年間150 万人以上が結核で命を落としており、世界の死亡原因トップ10 になっています (※)。日本は世界保健機関(WHO)によれば、いまだ中程度の蔓延国に分類されており、若い世代でもかかる結核は、日本において「古くて新しい病気」と言われています。 ※出典:世界保健機関(WHO)Global Tuberculosis Report 2019 年10 月
スペシャル対談では、公益財団法人 結核予防会 結核研究所所長の加藤誠也から、以下のような結核の特徴についての説明がありました。
・結核の感染・発病の仕組み、「飛沫感染」と「空気感染」の違い
・現在の日本や世界での結核の流行はどのような状況なのか?
・早期診断がされていない現状、その理由・課題とは?
さらに、公益財団法人 日本国際交流センター 執行理事であり、グローバルファンド日本委員会 (FGFJ)の事務局長である伊藤聡子は、結核を含む三大感染症対策において重要な役割を果たしている「グローバルファンド(世界エイズ・結核・マラリア対策基金)」を紹介し、結核のような昔からある感染症であっても、新型コロナウイルスのような新興感染症であっても、人の移動が激しい現代においては感染症は国境を超えて広がるものであり、自分の国を守ることとともに、国際協調のもとに対策を進めることが大事であると述べました。
JOYさんは、「自分の場合は、発見に8カ月くらいかかってしまったため、結果3ヶ月以上入院し、治療も大変でした。もう誰にも自分と同じような辛い経験をしてほしくないと思っています。日々の食事・睡眠・運動などで健康を保つことの大切さに気づきました」と、予防・早期診断の重要性を語りました。
【動画】 https://youtu.be/pLNd5NTiJHE
【出演者】
・JOYさん(タレント、ストップ結核パートナーシップボランティア大使)
・加藤誠也(結核予防会 結核研究所所長/ストップ結核パートナーシップ日本 理事)
・伊藤聡子(日本国際交流センター 執行理事/グローバルファンド日本委員会 事務局長)
公益財団法人 日本国際交流センター(JCIE)/グローバルファンド日本委員会 (FGFJ)
公益財団法人 結核予防会
ストップ結核パートナーシップ日本
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