公益財団法人日本対がん協会
日本人女性の11人に1人がわずらい、毎年1万3千人が命を失う乳がん 誰もが自分らしく、ずっと笑顔で暮らせるように
ピンクリボンフェスティバル運営委員会事務局(公益財団法人日本対がん協会ほか)は、乳がん検診の大切さを伝え、患者さんを支えていく「ピンクリボンフェスティバル2020」の開催を決定し、本年度の全イベント日程を発表いたします。ピンクリボンフェスティバルは、2003年より各地で「乳がんの早期発見・適切な治療の大切さを伝える活動」を続けており、今年で18年目を迎えます。
乳がんは、現在日本人女性の11人に1人が生涯にわずらうと言われる大変身近な病気です。早期発見で治る確率の高い病気であるにもかかわらず、検診の受診率は全国平均で44.9%(2016年国民生活基礎調査:女性40-69歳)と、国の目標の50%に届かず乳がんで亡くなる方は増え続けています。乳がんの罹患者数も、最新の統計では推定約9万人以上と増え続けており、治療と仕事の両立など社会的な面でも様々な問題を抱えています。
18年目を迎えるピンクリボンフェスティバルでは、イベントやキャンペーンの開催を通じて、乳がんで命を落とす方が一人でも減らせるよう、乳がん検診受診率の向上を目指し、さらに、患者さんとそのまわりの人たちを支える活動にも取り組んでまいります。
「ピンクリボンフェスティバル2020」イベント開催予定一覧
「ピンクリボンフェスティバル2020」公式サイトURL:https://www.pinkribbonfestival.jp/
第16回ピンクリボンデザイン大賞
「ピンクリボンフェスティバル2020」最初のイベントとして、乳がん検診の大切さを呼びかけるポスターデザインとコピーを公募する「第16回ピンクリボンデザイン大賞」の作品募集を、2020年5月10日(日)より開始いたします。
「ピンクリボンデザイン大賞」は、乳がんの正しい知識や早期発見の大切さを伝え、検診受診を呼びかけることをテーマとしており、プロ・アマ問わず多くのクリエイターや幅広い年齢層の方にご応募いただいております。昨年度は、応募総数約19,000点とたくさんの作品をご応募いただきました。
16回目となる今年も、乳がんの正しい知識、そして乳がんを自分自身の問題として意識することの大切さを伝え、一人でも多くの方に検診に足を運んでもらえるような作品を募集します。
【募集概要】
■募集期間:2020年5月10日(日)~6月30日(火)12:00
■募集内容:乳がんの正しい知識や早期発見の大切さを伝え、検診受診を呼びかける作品
■募集部門:
・ポスター部門
下記1~11のいずれかを選択した、受診を促すポスターデザイン
1. 勇気ではない。常識だ。(第15回コピー部門グランプリ作品)
2. 医療は進んでいるのに、私たちが立ち止まっている。(第15回コピー部門優秀賞作品)
3. 治る確率を変える。(第15回コピー部門優秀賞作品)
4. 検診に行ってない人は、全員「がんかもしれない人」です。(第15回コピー部門入選作品)
5. 「大丈夫でした」の有効期限は2年です。
6. 映画行こうは恋かもしれない。検診行こうは愛かもしれない。
7. 助かる人を、助けたい。
8. いつもの一日を、続けるための一日です。
9. 行かないことを、叱ってくれる人がいる。
10. あなた、受けたの?じゃあ、私も。 (5~10、第15回コピー部門ファイナリスト作品)
11. ご自身のオリジナルコピー、もしくは使用しない
・コピー部門
「キャッチフレーズ」もしくは「キャッチフレーズ+ボディコピー」
乳がんの正しい知識や早期発見の大切さを伝え、受診を言葉の力で呼びかけてください
■贈賞関係:
・ポスター部門:グランプリ1点(50万円贈呈)、優秀賞2点、入選2点、キリンビバレッジ賞2点
※交通広告、雑誌広告ほか乳がん啓発のために活用します
※キリンビバレッジ賞は、ピンクリボン自動販売機の広告として活用する場合があります
・コピー部門 :グランプリ1点(10万円贈呈)、優秀賞2点、入選2点、富国生命保険賞2点
※入賞作品は次年度以降のポスター部門の課題コピーとして使用したり、ピンクリボンフェスティバルが啓発のために使用したりすることがあります。
※富国生命保険賞は、富国生命保険相互会社が広報活動に活用する場合があります
なお、ポスター部門、コピー部門グランプリ受賞者には、賞金のほかに特別協賛社のキリンビバレッジ株式会社、富国生命保険相互会社より副賞を贈呈いたします
■結果発表:
ピンクリボンフェスティバル公式サイト(10月1日予定)
宣伝会議発行 月刊『ブレーン』(10月1日発売号)
■応募方法:
ピンクリボンフェスティバル公式サイト(www.pinkribbonfestival.jp)内
「ピンクリボンデザイン大賞」ページで詳細・規定をご確認のうえ、ご応募ください。
■問い合わせ先:
ピンクリボンデザイン大賞事務局【(株)宣伝会議内】
TEL:03-3475-7673 E-mail:pink-ribbon@sendenkaigi.co.jp
特別協賛:キリンビバレッジ株式会社、富国生命保険相互会社
主催:ピンクリボンフェスティバル運営委員会(日本対がん協会、朝日新聞社ほか)
後援:厚生労働省、東京都、日本医師会、日本看護協会、日本乳癌学会、日本乳癌検診学会、
日本癌治療学会、日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
支援:Pink Ring
特別協力:(株)宣伝会議広報協力:ソニーネットワークコミュニケーションズ(株)
第16回ピンクリボンデザイン大賞 審査員
<審査員長>
中村 禎
クリエイティブディレクター/コピーライター(フリーエージェント)
<応募者の皆さんへ、審査員長からのメッセージ>
ピンクリボンデザイン大賞は今年で16回目を迎えます。
ここから多くの作品が生まれ、患者やその家族の方に届けられたことに感謝申し上げます。本賞はコピーとデザインのコンテストですが、賞を獲るためにつくるのではなく、人を助けるキッカケをつくるんだ、という気持ちで取り組んでほしいのです。あなたが書いたその言葉、あなたが描いたデザインが、人の命を救う第一歩になる。そう思って考え抜いてほしいのです。「あの人を助けたい」と、本気で思う気持ちが、人の気持ちを動かすのです。たくさんの「本気」お待ちしています。
<審査員>
内田 喜基
アートディレクター
株式会社cosmos
国井 美果
コピーライター
クリエイティブディレクターフリーランス
田中 千絵
デザイン制作
アートディレクター
株式会社ストライプファクトリー
中村 聖子
クリエイティブディレクター
コピーライター
中村聖子株式会社
三井 明子
コピーライター
クリエイティブディレクター
株式会社ADKクリエイティブ・ワン
【過去グランプリ作品】(各ポスター部門/コピー部門)
●第15回(2019年度)
「勇気ではない。常識だ。」
●第14回(2018年度)
「女の勘は、誤診する。」
●第13回(2017年度)
「正しく恐がろう。」
●第12回(2016年度)
「早期発見は、あなたにしかできない。」