日本花き振興協議会
お客様の安全・生花店スタッフの安全・花配送の安全 ~花き業界から案内、今年は「母の日」を1日から1ヶ月に分散して安全に!
花き業界の9団体で構成される日本花き振興協議会(東京都千代田区 会長・磯村信夫)は、このたびの全国の緊急事態宣言を受け、花き業界最大のイベントである「母の日」を、新型コロナウィルス感染予防を考慮し、5月10日(通常母の日は5月第2日曜日)だけでなく、5月の1ヶ月間(5月1日(金)~31日(日))を通じて、お母さんに感謝の気持ちを伝えようと呼びかけ、5月を「母の月」としてご提案いたします。
現状、生花店は安全に配慮しながら営業している生花店と、商業施設の休業などにともない休業中の生花店があります。5月6日以降、営業継続・営業再開をする生花店において、「母の日」にどのようなお客様対応をするべきか、花き業界全体の課題と捉え、協議をしてまいりました。
例年、「母の日」前の数日間および当日は、生花店の店頭もお客様で混み合い、遠方に住むお母様に贈るため宅配便での受注も多いため、配送業者も多忙を極める状況になります。そこで今年は、生花店の店頭が「三密」の環境になってしまうことを避け、お客様の安全、生花店で働くスタッフの安全というソーシャルディスタンスの問題、そして配送業者にフラワーギフトが集中し混乱を招く事態を考慮し、「母の日」を1日だけでなく、1ヶ月間に分散する「母の月」とすることへのご理解を、生活者の皆さまへ求めていくこととしました。
新型コロナウィルス感染予防のため、自宅で過ごす時間が増える中、少しでも明るい気持ちで快適に暮らすために、花やグリーンを求めるお客様も多く、個人消費は伸びている傾向です。今年の「母の日」も、こういう時だからこそ、“日頃の感謝の気持ち”や、“元気に過ごしてほしいと願う気持ち”を花に託して贈りたい、と考えているお客様も多いと思われます。お客様お一人お一人のお母様を想う気持ちにおこたえできるよう、花き業界全体で力を合わせていきたいと考えています。店頭ポスターやPOP、SNSなどを通じ、周知をはかってまいりますが、ぜひメディア各社の皆様からもご案内をいただけますと幸いです。
また、5月の1ヶ月間に延長することで、母の日の定番フラワーであるカーネーションに加え、5月中下旬に旬を迎える季節の切り花や鉢花もお届けできますので、贈り、贈られる楽しみも増えると思います。今年は「母の月」
というご案内になりますが、お母様の笑顔のために、美しい花々を選んでいただければと思います。
■取り組み: MAY is MOTHER’s MONTH 今年の5月は「母の月」
■URL: https://hananokuni.jp/ (花の国日本協議会公式サイト)
■展開期間: 2020年5月1日(金)~5月31日(日)
■展開方法: 全国の生花店および花き業界関係企業が活用できる、統一ポスター・POP・ロゴデザインのデータを共有し、各社毎に展開します。
日本花き振興協議会(ニッポンカキシンコウキョウギカイ) とは
名称: 日本花き振興協議会
会長: 磯村 信夫(一般社団法人日本花き卸売市場協会 顧問)
日本花き振興協議会は、日本の花き産業の団体である一般社団法人日本花き生産協会、一般社団法人日本花き卸売市場協会、一般社団法人全国花卸協会、一般社団法人日本生花商協会、一般社団法人日本インドア・グリーン協会、一般社団法人JFTDの6団体と、日本の花き文化団体である公益財団法人日本いけばな芸術協会、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会、一般社団法人花の国日本協議会の9団体で構成されており、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において、高い品質と優れた技術を誇る日本の花き文化を全世界へ発信するために、2018年5月に設立された。