一般社団法人花の国日本協議会
癒しと元気をもたらす心の栄養=「ビタミンF」が求められています
一般社団法人花の国日本協議会(東京都千代田区、理事長:井上英明 以下、花の国日本協議会)は現在、プレゼントキャンペーンサービス『モニプラ』を活用し、STAY HOME期間を季節の旬の花と共に過ごしていただく【STAY HOME with FLOWERS おうちフラワーで私を元気に!】モニター企画を実施しています。応募時にアンケート調査を行ったところ(回答者数950名)、コロナ禍以降自宅で過ごす時間が増えたことにより、以前に比べ「自宅に花やグリーンを飾りたい気持ちになった」と回答する人が90%に達するという、驚きの結果が出ました。なかでも65%の人が「ものすごく飾りたい気持ちになった」と回答、花やグリーンを強く求めていることがわかりました。
実際、今年の3月以降全国の花店から、「店頭だけでなくネットでも、自宅用に花を購入するお客様が増えている」「自粛生活を機に今まで花を飾っていなかった方も購入しているようだ」と、ホームユース需要が伸びているとの声が多数寄せられていますが、今回のアンケート調査でも、過半数の人が「コロナ禍以前よりも花の購入頻度が増えた」と回答しており、花店の現場で起きている現象を裏付ける調査結果となりました。
ご自宅に花が届いたモニターの方々による直近のインスタグラム投稿によると、「癒され具合がすごい!お花を飾ったら気分上がるし、パワー漲ります」「花を飾るようになってから、おうち時間がますます心地良くなりました」「公園など緑の多い場所に足を運ぶと癒されるように、おうちにも緑を取り入れると似たような効果を得られると実感」「花があるのとないのとで、こんなにも気分に変化が出るのかと、早くも実感しています」といった、お客様の“体感”がリアルに伝わってきます。
花の国日本協議会では、2015年より花のホームユース需要喚起に向けて「WEEKEND FLOWER 花と素敵な週末を。」という活動を全国の花店と共に推進しています。今回のモニター企画、アンケート調査結果を通じて、花のホームユース需要が伸びている状況をさらに後押しし、ご自宅で花を楽しむお客様からの発信を通じて、「花のある暮らし」の魅力がいっそう伝わるよう企画しました。
緊急事態宣言の解除に向け世の中が動き始めるこれからも、生活者には引き続き自制した行動が求められる中、家で過ごす時間をより楽しく、有意義なものとするために、「STAY HOME with FLOWERS」というメッセージを「ENJOY HOME with FLOWERS」に進化させ、「花のある暮らし」の定着化を目指します。まずは、花初心者の方々にもわかりやすく、基本的な花の扱い方や気軽でおしゃれな飾り方をお伝えしていきます。さらに、花やグリーンが人々の快適な暮らしや心身の健康にもたらす良い影響は、人間にとっても社会にとっても本質的に価値のあることだと捉え、花の効用=「ビタミンF※」を広めていくべく、花業界全体で今後取り組んでいく計画です。ぜひメディアの皆様にも、今多くの生活者が求める花やグリーンについて、注目していただければと思います。
【モニター募集アンケート調査結果より】(抜粋)
回答者属性: 950名中 女性809名(85%)男性138名(15%)無回答3名(0.3%)/年代は、10代3名、20代104名、30代314名、40代282名、50代158名、60代以上86名、無回答3名で、30代40代で全体の63% /47都道府県から応募がありましたが全体の45%が首都圏在住者
アンケート結果の全容は、こちらをご参照ください⇒ https://prtimes.jp/a/?f=d54763-20200520-3145.pdf
※「ビタミンF」とは
花やグリーンの驚きの効果!を広める合言葉「#ビタミンF」
なぜ今、花やグリーンが求められているのか…を紐解けば、花やグリーンが持つ“植物のちから”に思い至ります。この“植物のちから”を「#ビタミンF」(造語、FはflowerのF)と称し、広く世の中に伝えていければと考え、花やグリーンの効用をわかりやすく伝えるツールを開発。人間の心身の健康に良い影響を及ぼす「植物のちから」について研究した国内外の様々な研究結果事例をもとに、「フラワー(切り花)」「グリーン(観葉植物)」「ガーデニング(園芸)」「フラワーギフト」の4つをテーマにて制作。家で過ごす時間を快適かつ健全に過ごすために、花やグリーンがいかに有効で必要かをご紹介しています。
4月17日に公開以降、日本全国の花店にて本ツールが活用されています。ツールに関する詳細は、花の国日本協議会公式サイトをご参照ください⇒ https://hananokuni.jp/info/
<研究情報提供:花の国日本協議会「花の効用活用プロジェクト」>
【キャンペーン概要】
■モニターキャンペーン名:STAY HOME with FLOWERS おうちフラワーで私を元気に!
■URL:https://monipla.com/greensnap/campaigns/25355?fid=mplstsp
■アンケート回答期間:2020年4月22日(水)~5月7日(木)
※モニター募集は終了しています
■モニター実施期間:2020年5月12日(火)~7月11日(土)
■モニター人数:全国の一般消費者50名(毎週5名様×10週間)
■実施内容: 自宅に届いた旬の花を飾って、インスタグラムなどのSNSにあらかじめ指定された3種のハッシュタグ「#stayhomewithflowers」「#ビタミンF」「#おうちフラワー」をつけて投稿いただく。
自宅に花を飾る生活者が増える中、全国の花店においても「花のある暮らし」を応援する様々なサービスがスタートしています。具体的な例をご紹介いたします。ご自宅に花をお届けする「花の定期便」がキーワードのようです。(以下、花の国日本協議会・会員企業の花店より寄稿していただきました)
◆ヌボー生花店(長野県長野市) https://nubow.co.jp/
長野市に本社を構え、長野市内に5店舗生花店を展開。非常事態宣言発令を境に、ギフト商品点数の減少傾向と、ご自宅用切り花の商品点数の増加傾向が顕著でした。元々弊社はギフト商品の販売がメインの花屋であったことから、ホームユース販売強化のチャンスだと考え、また店舗の臨時休業が余儀なくされ売上を少しでも補填するために、ご自宅用切り花をお客様宅まで直接お届けする「お花の定期便」サービスを4月下旬より開始しました。地域内の花屋だからこそ提供できるサービスを目指し、配送は毎週土曜限定、お届けする切り花は1種類5本以上、料金体系は1,000円/回のみ、この3点を弊社の特徴としてサービスを打ち出しました。宣伝は新聞折り込み広告を市内の特定地域のみで実施、現時点で約100名のお客様にご契約をいただいています。お届けしている花の品質に対するご評価が特に高く、次いで「毎週土曜が楽しみになった」「毎週違う花に出会える楽しみがある」や「花のある暮らし」をより一層楽しむきっかけになった、との声が多く、手ごたえを感じています。より多くのお客様に本サービスをご利用いただくために、今後はお客様同士のコミュニティづくりや、「ついで配達」の実施に向けた準備を進めています。
◆フラワーショップ花武(千葉県柏市) http://fs-hanatake.com/
当店が目指しているのは、イベントに頼らない店作り。ギフトを中心に地域密着型で年間を通じて安定的な経営をすることで、お客様とも生産者とも信頼関係が生まれると考えています。コロナ禍がきっかけで、新しいお客様がかなり増えています。そんなお客様から花の扱い方がわからないとの声が多数聞かれ、「花の管理方法」と「ビタミンF」を組み合わせた内容のチラシをお渡ししています。花をもっと身近に、飾る楽しさを知ってほしい、さらに「花を飾る男性はカッコいい!」と考え、今春より男性にフォーカスした定額制サービスを開始。また、4月より地域にて「花の定期便」もスタート。近い将来、プラス料金で定期便の花で活けた動画配信を会員限定で行う計画です。これから花の消費を伸ばすには、まずホームユースのお客様を増やすこと。普段の生活空間に花がないと結果的に「ギフトに花」という選択肢は生まれないと考えます。
◆Y’s Style (青森県青森市) http://www.ystyle.jp/
コロナ禍が始まった3月~5月にかけて、明らかにこれまでとは異なる年代の来店客が増えました。今までは40代後半の、子育てが一段落し時間的にも経済的にも余裕ができた層の方が多かったのに対し、小学生以下のお子様や赤ちゃん連れのお客様が増え、そのほとんどの方々がご自宅用に1,000円弱のご予算で購入されていきます。「花を飾るのが初めてで、何を買ったらよいか分からない」というお客様も多く、日持ちがして次々花が咲くような種類をおすすめしたり、花にあわせる葉物の効果をお伝えするなど、専門店ならではの接客ができています。こうしたホームユース需要に合わせて、5月から「花の定期便」を開始しました。この定期便の目的は「お抱え花屋」になること。今のところ仏花のニーズが高いですが、当店はもともとギフト専門で良質な花を得意としているので、量販店とは異なる雰囲気の仏花をご提案しようと考えています。また、青森の人気パン教室の先生とコラボし、花とパンをセットでお届けしています。さらに、地元テレビ局・青森朝日放送からの依頼で、5月から毎週水曜日、『スーパーJチャンネルABA』の「きょうの花日記」というコーナーで旬の花を紹介していただくことになりました。「WEEKEND FLOWER」と連動し、一人でも多くの「花のある暮らし」に繋げられれば!と期待しています。
◆花の店サトウ(福島県福島市) https://www.hananomisesato.jp/
コロナ禍による自宅時間増加により、3月からホームユースの花を求めるお客様が増加傾向にありました。緊急事態宣言の発令を受け、花を飾って心穏やかに自宅で過ごしてほしいと考え、フラワー定期宅配「花くる便(R)」に「花くる便 STAY HOME臨時号」を追加。こちらは、「毎週違う種類の花を5~10本自宅にお届け/1回1,000円」と、手頃な価格で気軽に花のある暮らしをスタートできる内容で、お客様からは「花があると家も気持ちも明るくなる」「元気な花を見ていると病気も治りそう」「今の楽しみは毎週届くこの花だけ」と喜びの声がたくさん!今後、おうち時間がより楽しいものとなるよう、「花くる便ENJOY HOME号」と名称変更すると共に、サービス内容を強化。例えば、「他の方はどんな風に飾っているの?」という疑問に答えるため『花くる便のある暮らし フォトコンテスト』を開催する他、オンライン講習など、花を中心とした自宅でのお楽しみ企画を提供予定です。
◆はなも(千葉県市原市・茂原市) https://www.hanamo.co.jp/hanamo/
3月中旬から「stay home with flowers」キャペーンを展開。オリジナルのロゴを作り、SNSや店頭で季節のおすすめの花をお買い求めやすく提案しました。同時に、これまでずっと続けてきた「WEEKEND FLOWER」も強化。月の第三週目を「WEEKEND FLOWER会員増強週間」と定め、1,000円以上のご自宅用の切り花お買い上げの方にお好きな花一輪サービス、新規ご入会の方には一輪挿しをプレゼントしました。その結果、3月と4月のホームユース用切り花の売上が前年比142%まで伸びました。また、自社のECサイトでもホームユース用切り花販売を開始。2週間でガーベラ約3,000本、バラ約2,000本、のべ140名のお客様にお買い上げいただきました。その際、花と一緒に管理方法の説明書や切り花鮮度保持剤も同梱。お客様からは「なかなか会いに行けない家族や友人にお花を贈りとても喜ばれました!」と、感謝の言葉をたくさんいただきました。今後も継続しながら、お客様同士の繋がりを深めるお手伝いができたら嬉しいです。
◆フローリストMIKI (愛知県尾張市・名古屋市) http://www.florist-miki.jp/
当店は日頃からギフト販売が中心で、もともとホームユース需要は少ないですが、コロナ禍以降、ご自宅用に購入されるお客様が着実に増えています。新しい試みとして4月より、おうち時間を楽しんでいただくための「花とワインの定期便」をスタートしました。また、ゴールデンウィークには近隣の人気スイーツ店より、クローズ中の喫茶コーナーで生花を販売して欲しいと依頼があり、スィーツ店とのコラボにチャレンジしました。無人販売となるため、500円・1000円(税込)の2パターンのミニブーケをご用意し、『おうちスイーツ&おうちフラワー』と題して販売。母の日の週末は土・日で20束完売でした。花との相乗効果で、スイーツの客単価も上がっているそうです。このような親和性の高い近隣店舗とのコラボ企画も継続していけたらと考えています。
◆平田花園 Very Florist (三重県桑名市)http://hirata-kaen.jp/
4月に入り三重県でも緊急事態宣言が発令されたタイミングから、ご自宅用の花を求められ、「お花があるとないとでは気分が全く違う」というお客様がますます増加。それにともない、新たに「#おうちフラワー」という季節の洋花ブーケを提案、花初心者の方でも飾りやすい小さな花瓶を品揃えし、実際に花を生けながらおすすめしたところ、花瓶付きでお買い上げになるお客様が増えました。5月に入ると、母の日ギフト予約のついでにホームユースの切り花や鉢物を購入される方が多くいらっしゃり、これは今だかつてほとんどなかった現象。「花のある暮らし」を始めたばかりのお客様も多いので、「#ビタミンF」のチラシや「WEEKEND FLOWER」のフラワーレシピを活用し、お客様に花の特徴や扱い方をご説明しています。
◆Aoyama Flower Market(全国展開) https://www.aoyamaflowermarket.com
4月の全店舗休業中にオンラインショップで花生産者から直接花を届けていただく産直便を実施したところ、数時間で売り切れとなる商品もあり、お客様が花を欲していらっしゃることを実感しました。5月1日より一部店舗で営業を再開、母の月ギフトとご自宅用の花束に限定し販売していますが、特に住宅立地の店舗では、切り花が前年比250%、観葉植物は340%と、販売額が大幅に増加しています。花瓶や切り花鮮度保持剤も前年を大きく超え、新規でご自宅に花やグリーンを飾る方が増えていることを表しています。フラワースクールでも、レッスンキットの制作動画つき郵送サービスを始めたところ、半分が新規のお客様でした。SNSでもシャクヤクを綺麗に咲かせる方法をご紹介したところ、4万人以上にリーチでき、今後もこの流れが継続するよう様々な仕組みを考え、実施していきたいと考えています。
◆HIBIYA KADAN・Hibiya-Kadan Style (全国展開) https://www.hibiyakadan.com/
当社では、4月より「SAVE THE FLOWERS」プロモーションの一環として、ECサイト『hibiyakadan.com』で展開している、「バイヤー厳選フレッシュ便」「毎月、ハーブやコンテナガーデンを楽しむ頒布会」といった主にホームユース向けの商品が、既に3000セットを超える販売数となっています。これらの商品提供に合わせ、ご自宅で「花のある暮らし」を楽しんでいただけるよう、インスタライブやYouTubeで、花のお手入れ法や部屋での飾り方をご案内しています。今後ECサイトでも、引き続きホームユースに力を入れ展開する予定です。また店舗については、4月末より郊外型店舗から順次営業を再開、感染防止のため店頭は限定的な展開をしていますが、ホームユースの切り花販売は前期比270%となっています。特に新規のお客様のリピートが増加しており、こういう時だからこそ花が持つパワーや癒しを求めて購入される方が多いことを実感しています。花のある暮らしを始めてみたい!というお客様に向け、定額課金サービス「ハナノヒ」(5/20現在、サービス一時休止中)や自宅用のコンテンツを強化し、花に触れていただく機会を積極的に提供してまいります。
各社取り組みのご紹介は以上です。
□WEEKEND FLOWER とは
「WEEKEND FLOWER」は “花と素敵な週末を。”をコンセプトに、全国のフラワーショップから発信するライフスタイル提案です。「WEEKEND FLOWER」という“トキの提案”を通じて、日本のご家庭に、花や緑のある心豊かな暮らしを定着させることを目指しています。お客様のライフシーンに合わせ、食卓に花を飾る“旬の食材とのコラボ”や、リビングに季節の花を飾る“インテリアとのコラボ”など、異業種の方々とのコラボレーションも推進しています。
*公式サイト︓ https://www.floweringjapan.com/weekendflower/
*公式Instagram︓ @weekendflower_official/
*公式Facebook︓ https://www.facebook.com/weekendflower/
□一般社団法人 花の国協議会 とは
名称: 一般社団法人 花の国日本協議会 Flowering Japan Council
理事長: 井上 英明(株式会社パーク・コーポレーション 代表取締役)
事務局: 東京都千代田区四番町4-9 東越伯鷹ビル5F
公式サイト: https://hananokuni.jp/
花き業界の有志により編成され、2010年に発足した「フラワーバレンタイン推進委員会」が、2014年10月に一般社団法人 花の国日本協議会となりました。2011年にスタートした男性から女性への花贈りを啓発するプロモーション「フラワーバレンタイン」をはじめ、年間を通じ、花き業界および異業種との連携によって、花や緑が身近にある日本人のライフスタイルを実現させるプロモーションを実施。2015年秋より、ホームユースの消費拡大を推進する「WEEKEND FLOWER」企画を全国で展開。