一般社団法人ナレッジキャピタル
~施設オープンに先立ち、オンラインプログラム提供を開始!~
一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)、株式会社KMO(代表取締役:小田島 秀俊)は、未就学児童から大人まで幅広い年齢の方が、「社会を動かす新たなアイデア」を生み出す力を養うことができる新しい学びとスタートアップ支援機能を併せ持つナレッジキャピタルの新施設「SpringX(スプリングエックス)」を5月27日(水)に開業します。
このたび、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の状況もふまえ、グランフロント大阪北館2階の施設利用開始(2020年6月下旬予定)に先駆けて、オンラインで学び、交流できるプログラム「バーチャルSpringX」の提供を開始します。今まで一万人以上が受講したナレッジキャピタルの人気講座「ナレッジキャピタル超学校」を発展させた新たなプログラム「超学校ONLINE」や、スタートアップやイノベーションを目指す人が対流する「対流ポットONLINE」をスタートします。
SpringX URL:https://kc-i.jp/facilities/springx/
社会が急速かつ大きく変化する今、イノベーションやスタートアップに繋がる「社会を動かす新たなアイデア」が求められています。「SpringX」では、未就学児童とその保護者、学生、大人のそれぞれが発想力を養うプログラムを提供することで、スタートアップ・エコシステム拠点としてスタートアップを生み出す力を高めます。ウィズコロナ、ポストコロナ時代の社会を見据え、誰もが新しい学びに触れ、想像力を磨くことができる場として、実際の学びの場とバーチャル空間を融合させてプログラムの提供を行います。
ナレッジキャピタルは、開業以来7年間で蓄積してきたナレッジや国内外のネットワークを生かし、「SpringX」という新たな形で「知」の提供をしてまいります。
※「SpringX」の施設利用開始時期は、新型コロナウイルス感染症の感染状況および政府・大阪府からの要請などにより変更になる 場合があります。
1. 「SpringX」コンセプト
開業7周年を迎えたナレッジキャピタルが、今までの活動から生み出した新施設です。未就学児童から大人まで幅広い年齢の方を利用の対象としており、実践的な学びとスタートアップ支援の機能を併せ持ちます。
リアルな場での交流に価値をもってきたナレッジキャピタルの新たな挑戦として、ウィズコロナ、ポストコロナ時代を見据え、リアルとバーチャルの機能を融合させた学びの場をご提供します。
2.施設概要
施設名:SpringX(スプリングエックス)
所在地:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル2階
用途:カフェ、バー、教室、交流スペース
利用開始日:2020年6月下旬予定
事業主:一般社団法人ナレッジキャピタル
URL:https://kc-i.jp/facilities/springx/
※施設の利用開始日は決定し次第公式ウェブサイトでお知らせします。
3.「SpringX」でできること
(1)実践的に学ぶ
「SpringX」は、カルチベート(cultivate)するための実践的な学びの場です。カルチベートには、耕す・磨く・深める・洗練する・積極的に交わるという意味があります。各種プログラムに参加いただくことで、広い視野や新しい世界観が身につくとともに、世代やジャンルを超えた人との出会いを通して「本物の知」を学ぶことができます。
(2)「本物の知」との遭遇 「超学校」を受講する
科学、芸術、文化、ビジネスなど、さまざまな分野の第一線で活躍するスペシャリストから「本物の知」を学び、ともに考え、対話するプログラムの受講ができます。これから何か行動を起こしていきたいと考えるすべての世代の方に向けて、感性を磨く学びをご提供します。
(3)一人の脳から生まれたアイデアを対話で育てる「対流ポット」に参加する
「対流ポット」とは、スタートアップやイノベーションを目指す人が集まる対流の場です。ジャンルや世代を超えた多様な人が集い、対話する場をつくることで、新しい発想やプロジェクトが生まれる機会をご提供します。スタートアップ成功者や創業者からのアドバイスも受けられます。
(4)Cafe & Barとして利用する
イベントを開催していない時間帯は、Cafe & Barとしてご利用いただけます。会話したり、お茶やお酒を飲んだりすることで、リラックスした状態で思いがけないアイデアが出てくるかもしれません。メンバー同士が交流する場として、新たな出会いと刺激が待っています。
4.「バーチャルSpringX」概要
オンラインで学び、交流できるプログラム「バーチャルSpringX」の提供を開始します。今まで一万人以上が受講したナレッジキャピタルの人気講座「ナレッジキャピタル超学校」を発展させた新たなプログラム「超学校ONLINE」などをスタートします。
提供URL :https://kc-i.jp/activity/feature/virtual-springx/
配信開始日:2020年5月27日(水)午後7時から
提供者 :一般社団法人ナレッジキャピタル
(1) 「バーチャルSpringX」オープニング記念 オンラインパネルセッション「人間、考えて動けば楽しいよ。」
「バーチャルSpringX」の幕開けとして、仕掛学の第一人者である大阪大学 松村教授、そして「法律」×「中国」×「人工知能(AI)」の3つの研究テーマを軸に活動し、Z世代を代表する小松 詩織氏、現役大学生でバーチャル認知科学者として活躍中の佐久間 洋司氏をお招きし、ウィズコロナ、ポストコロナの世界に向け、何が重要か、何を考えていくべきか、討論いただきます。
●松村 真宏 氏 大阪大学大学院経済学研究科 教授
1998年大阪大学基礎工学部卒業。2003年東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。2017年より大阪大学大学院経済学研究科教授。2004年イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、2012年~2013年スタンフォード大学客員研究員。「仕掛学」を創始し、仕掛学の研究・実装・普及に従事。著書は『仕掛学』(東洋経済新報社)、『人を動かす「仕掛け」』(PHP研究所)、『しかけは世界を変える!!』(徳間書店)など。
●小松 詩織 氏 東京大学法学部卒、日中友好青年大使、孫正義育英財団正財団生
中3から冤罪の研究を開始、大学入試全国模試一位、偏差値95.6などの成績を残し、高校卒業時に成績優秀者として都知事賞を受賞。第1期東京大学推薦入試法学部合格。日テレ「頭脳王」3年連続出場・中国のテレビ番組「最強大脳」に日本代表として出場。大学在学中、欧州各国の製薬会社にて特許戦略調査に参加、NYのリーガルテック企業にてインターンを経験。2018年に日中国務大臣をはじめ千人以上が参加する「千人交流大会」で、大使館より日本人代表の司会に選抜・日中友好青年大使に就任。孫正義育英財団2期生で、財団専用施設Infinityの館長を務める。特技は空中ブランコ。今年3月に大学を卒業、卒業時に成績優秀者表彰を受ける。
●佐久間 洋司 氏 バーチャル認知科学者、大阪大学 基礎工学部 4年
パナソニックシリコンバレー研究所やトロント大学への留学を経て、世界経済フォーラムGlobal Shapersに選出。大阪大学 課外活動総長賞(阪大総長賞)特別賞ほか。大阪市や関西財界の支援のもとクリエイティブ・ディストラクション・サロンを主宰。人工知能学会 学生編集委員長、孫正義育英財団 第2期生、大阪・関西万博におけるパビリオン等地元出展に関する有識者懇話会委員。NewsPicks Magazine「未来をつくる7人のUNDER30」
●ファシリテーター:野村 卓也 一般社団法人ナレッジキャピタル 総合プロデューサー
配信日時:5月27日(水)午後7時~午後8時20分(視聴開始:午後6時50分から)
配信方法:YouTube Live
参加方法:公式ウェブサイトより事前登録制
https://kc-i.jp/activity/feature/virtual-springx/vol000.php
料金:無 料
(2) 超学校ONLINE
<1> 中高生の人生設計講座
自身の進路に悩んでいる中高生を対象に、社会が変わるコミュニケーションの場づくりを数多く実践されている京都大学総合博物館 塩瀬 隆之准教授が、さまざまな分野の第一人者へのインタビューを交え、進路を考える上でのヒントをご提供します。
●ファシリテーター 塩瀬 隆之 氏 京都大学総合博物館准教授、学術研究支援室 参与
1998年京都大学工学研究科修了。博士(工学)。2012年から経済産業省に技術戦略担当課長補佐として出向。2014年7月に京都大学に復職。文部科学省中央教育審議会数理探究専門委員、経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員ならびに若手ワーキンググループ座長。日本科学未来館“おや?”っこひろば総合監修。NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員ほか。
高齢者や障害のある人をものづくりプロセスにまきこむインクルーシブデザインワークショップや博物館、科学館のリニューアルワークショップなど多数監修。また科学的なモノの見方に関する学習ワークショップやオンラインワークショップを多数開催。
主な著書に『問いのデザイン』(学芸出版社、2020)、『インクルーシブデザイン』(学芸出版社、2014)、『科学技術Xの謎』(化学同人、2010)など。平成29年度科学技術分野の文部科学大臣賞ほか受賞多数。
第1回 ゲスト:宇宙飛行士 山崎 直子 氏
千葉県出身。2010年スペースシャトル・ディスカバリー号に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)組立補給ミッションSTS-131に従事した。2011年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)退職後、内閣府宇宙政策委員会委員、一般社団法人スペースポートジャパン代表理事、日本ロケット協会理事・「宙女」委員長、日本宇宙少年団(YAC)アドバイザー、宙ツーリズム推進協議会理事などを務める。著書に「宇宙飛行士になる勉強法」(中央公論新社)など。
配信日時:5月30日(土)午後3時~午後4時(視聴開始:午後2時50分から)
配信方法:YouTube Live
参加対象:中学生・高校生(中高生以外もご視聴いただけます)
参加方法:公式ウェブサイトより事前登録制
https://kc-i.jp/activity/feature/virtual-springx/cho_vol001.php
料金:無 料
<2> 大阪大学 微生物病研究所 病気のバイオサイエンスシリーズ「新型コロナウイルスとは」
なぜ私たちは病気になるのか?病気とは、私たちのからだの機能が正常に動かなくなることです。病気を引き起こす病原体から、がん、老化、ゲノムまで、私たちのからだの正常と異常について、最先端の生命科学研究の観点から解説します。
第1回「ウイルスと生きる」
新型コロナウイルス感染症COVID-19が世界中で流行し、大きな問題になっています。病気を引き起こすウイルスは、COVID-19をはじめ、毎年冬に流行するインフルエンザや、子供では水ぼうそう・大人では帯状疱疹の原因となるヘルペスウイルス、感染すると約半数の人がなくなるエボラウイルスなど、多種多様です。
ウイルスは、核酸とそれを包むタンパク質というとてもシンプルな構造をしていますが、実は極めて巧妙な戦略で私たちの体に入り込みます。その様はまるで私たちの細胞のシステムを知り尽くし、私たちとともに生きているかのようです。今回の講座では、ウイルスとはどのようなものなのか、ウイルスとともに歩み生きる研究者がわかりやすく解説します。
●講師 松浦 善治 氏 微生物病研究所前所長、ウイルス学会会長
1986年北海道大学獣医学部大学院修了(獣医学博士)。第一製薬中央研究所研究員、オックスフォード大学NERCウイルス研究所ポスドク、国立感染症研究所ウイルス第二部肝炎ウイルス室長を経て、2000年より現職。2015年~2019年微生物病研究所所長。
専門は肝炎ウイルスや日本脳炎ウイルスだが、今回のCOVID-19パンデミックをうけ、新型コロナウイルスのワクチン開発を一般財団法人阪大微生物病研究会とともに進めている。
配信日時:6月6日(土)午後1時~午後2時(視聴開始:午後0時50分から)
配信方法:YouTube Live
参加方法:公式ウェブサイトより事前登録制 ※近日公開予定
料金:無 料
第2回「コロナウイルスを知る」
●講師 神谷 亘 氏 群馬大学医学系研究科教授、微生物病研究所招へい教授
2003年大阪大学医学系研究科修了(医学博士)。2003年大阪大学微生物病研究所博士研究員、2004年テキサス大学ガルベストン校博士研究員。2009年~2019年微生物病研究所 特任准教授を経て2019年より現職。日本のコロナウイルス研究第一人者。コロナウイルスの研究者はもともと人口がすくなく、貴重な一人。神谷博士が持つコロナウイルスの遺伝操作技術を扱える研究者は世界でも数少ない。
配信日時:6月13日(土)午後1時~午後2時(視聴開始:午後0時50分から)
配信方法:YouTube Live
参加方法:公式ウェブサイトより事前登録制 ※近日公開予定
料金:無 料
●ナレッジキャピタル施設概要●
施設名:ナレッジキャピタル
所在地:〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
構成施設:
The Lab.みんなで世界一研究所(アクティブラボ・カフェラボ・イベントラボ)地下1階~3階
フューチャーライフショールーム1階~6階
SpringX(2020年6月下旬利用開始予定)2階
ナレッジシアター4階
ナレッジサロン7階
コラボオフィス・コラボオフィスネクス7階~8階
カンファレンスルーム8階・10階
ナレッジオフィス7階~13階
コンベンションセンター地下1階~地下2階
運営組織:一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫 / 株式会社KMO 代表取締役 小田島 秀俊
事業者:(五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
ジャパンエクセレント投資法人
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日鉄興和不動産株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
阪急阪神リート投資法人
三菱地所株式会社