株式会社FOOLS
フットウェアブランド「グラウンズ」を運営する株式会社FOOLS(本社:東京都中野区、代表取締役:金丸拓矢)は、8月31日までに、中川綾太郎氏、株式会社ハリズリー、Yosemite合同会社、他1社を引受先とする第三者割当増資、及び融資による調達により、総額5600万円の資金調達を実施致しました。主な資金の使い途として、新規ソール開発、コラボレーションの強化、直販の強化、生産期間の短縮を目的としたPR・オンラインストアへの投資、海外売上比率の拡大を目的とした施策の実施を検討しております。
調達した資金使途
・新規ソール開発
ブランドの核であるソールの開発に、さらに積極的に投資します。前年期は、年間2型の新規ソールの開発を行いましたが、今期は、8月に新規ソール”VORTEX”をリリースした以外に6型の開発が進行中で、順次新規ソールの発表を行っていく予定です。
・コラボレーションの強化
現在、国内外のファッションブランドやアーティストを中心に多数のコラボレーションのお問い合わせをいただいております。様々なコラボレーションのアイディアの実現に耐えうる体制を国内外で整え、いろんなスタイルでお客様にgroundsの靴をお届けします。
・オンラインストアの多言語化とコンテンツの充実
これまでは、英語を軸に、メインページのみ日本語対応を実施し、言語の切り替えで国内と海外の対応を実施しておりましたが、今後は言語を拡大してそれぞれの地域に最適化されたコンテンツを表示し国内/海外それぞれのユーザーのブランド体験向上を目指します。
また、オンラインストア限定アイテムの投入や、マガジンコンテンツを充実させ、サイトに来訪する理由づくりに注力します。
・海外でのポップアップストア開催と中国SNS対応
新型コロナウィルスの影響で、海外への進出速度が緩めざるをえない状況ですが、コロナによる規制が落ち着いたタイミングで、卸先のある国を中心にポップアップストアを開催し、海外でのさらなる拡大を目指します。
また、マーケットも大きく、ブランドと相性も良さそうな中国に対しては、現地で独自に発達しているweiboやRedなどのSNS運用体制を強化し、コミュニケーションを活発化させていきます。
・発注から市場への投入の期間を6ヶ月から3ヶ月へ短縮
製造元とのコミュニケーションを重ね、様々な施策や投資を経て、発注から納品までのタイムラグを大幅に削減し、顧客のニーズを的確に捉えた製品を開発できる体制を整えました。また、サンプル専用のラインを購入し、サンプルの制作速度を早め、サンプル制作から市場投入のタイミングを縮めることを目指します。
フットウエアブランド「グラウンズ(grounds)」について
「グラウンズ」は”LEAP GRAVITY”を掲げ、「人間と重力(地球)の関係に変化をもたらすこと」「人間と重力(地球)の接点であるアウトソールと地面を中心とした人間像作り」をコンセプトとし、ソールの形状が特徴的なブランドです。過去には、2019s/sパリコレクションに参加し、6カ国、30店舗で販売しています。
「グラウンズ」公式オンラインストアURL:https://grounds-fw.com
「グラウンズ」公式インスタグラムURL:https://www.instagram.com/grounds.official/
株式会社FOOLSについて
2019年3月に設立。「ファッションブランドのあり方を未来へと前進させる」というミッションを掲げ、業界に改革を促し顧客に新しい選択肢を提案し続けるフットウェアブランドを企画運営しています。
代表取締役 金丸拓矢 プロフィール
東京工科大学メディア学部卒業。新卒から3年間、営業を経験し、2010年ザッパラスに入社。主力である占いコンテンツ事業の企画職を4年間務め、多くのWEBやアプリコンテンツの運営と立上げを経験した後、新規事業担当の執行役員としてチャット占いアプリを始めとした鑑定サービス事業、リアルイベント事業である「占いフェス」、インターネットテレビ放送事業である「占いTV」の立ち上げやプロデュースを行う。その後、2018年DMM.comに入社。社長室の新規事業企画担当としてファッションテック事業、プログラミング教育事業の事業企画に携わった後、株式会社FOOLSを創業。