kay me 株式会社
2020年10月 横浜と京都に2店舗オープン!そのほか年内出店続々
「挑戦する人を応援する」を事業ミッションとし、日本製で自宅で洗えるストレッチ素材のスーツやワンピースなどのウェア・バッグ・ジュエリーを展開している日本製D2Cブランド「kay me」(kay me株式会社、東京都中央区銀座、代表取締役 毛見 純子)は、2020年10月1日にそごう横浜店(神奈川県)、10月31日にジェイアール京都伊勢丹(京都府)、年内ほか数店舗、大手百貨店内に新規出店することをお知らせいたします。
新型コロナウイルスの感染拡大から緊急事態宣言が発令され、日本経済が停滞する中、2011年の創業以来、日本製D2Cブランドとしてオンラインを接点に顧客とのつながりを拡大し続ける「kay me(ケイミー)」がいまなぜ、百貨店への出店を増やすのか。
私たち「D2Cブランド」が今、「大手百貨店」と連携し合えると感じた主なポイントは、次の3点です。
※D2C = Direct to Consumer(お客様と直接つながりそのご要望に応じた「ものづくり」を工場と一緒に行う。その工程やストーリーも一緒にお届けできるビジネスモデル)
1つめ D2Cブランドの独自「SNSマーケティング力」により百貨店への集客が可能
従来のように「実際に来店してから1つ1つのアパレルブランドの存在に気付く」のではなく、D2Cブランドが独自に展開するオンラインプロモーションやSNSマーケティングを通じてファンとなったお客様が百貨店に来店いたします。
百貨店側にとっては、これまで顧客層でなかったりハウスカード保有者でない顧客層の入店を促進でき新たな機会を開拓できます。
また、ものづくりの背景や、ライフスタイルへのメッセージを明確に持つD2Cブランドは百貨店の持つ他カテゴリーのブランド(トラベル、美術、家電、食など)ともコラボ企画を打ち出しやすく店内シナジーが形成しやすい点もメリットです。
2つめ マチュアな消費スタイルを持つ百貨店顧客はD2Cブランドと相性が良い
マーケットからのニーズを吸収し、工場と直接ものづくりをすすめ、オンラインから端を発したD2Cブランドは、1.ものづくりの背景、2.持続可能な社会を形成するための取組み(SDGs)、3.ライフスタイルへの明確な提案など「ストーリーを語る」ことが得意。そのため消費行動において価格の安さだけを判断材料としない百貨店の富裕顧客層の「共感」を得やすくLTVの高い顧客となる可能性が高いことが挙げられます。
3つめ 駅ナカ/駅チカの大手百貨店はD2Cブランドのお客様にとっても便利
私たちのようなオンラインでマーケティングを行うD2Cブランドにとって、お客様が実際に価値を感じるタッチポイントは顧客接点の観点から非常に重要と考えています。
都市型の忙しい顧客層や、OMOを通じてサービスを店舗にて迅速に体験したい顧客層にとって、駅から近く、さらにコロナ感性対策についても早期から万全の対策を取ってきている大手百貨店は立ち寄りやすいスポット。オンライン上では補いきれない体験や提案、サービスなどを展開する際に、お客様の満足度や利便性を考えるに最適の場所と言えるのです。
※ O M O = Online Merges with Offline(オンラインとオフラインを統合し、オンラインから店舗、またはその逆の流れでお客様に合ったマーケティング施策を行うこと。)
■年内さらなる出店を予定。グローバル自社オンラインサイトとのOMOでさらなる成長を図る
kay meは、「挑戦する人を応援する」を事業コンセプトに、「まだ満たされていないニーズ」を具現化する「マーケティングカンパニー」として、多国籍なIT人材などからなる先進的な「グローバルベンチャー」として、そして高度で繊細な「日本のものづくり技術」を次世代へ継承するサポーターとして、「サスティナブルカンパニー」を目指してまいります。
【横浜店】住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1そごう横浜店4階
【京都店】住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹
【会社概要】
【kay me 株式会社 売上額グラフ】
会社名: kay me(ケイミー)株式会社
設立: 2008年1月(事業開発コンサルティング会社として)
創業: 2011年3月(kay me 事業の創業年)
代表者: 代表取締役 毛見 純子
所在地: 東京都中央区銀座4-3-10 銀座中央ビル7階
店舗: オンラインストア https://kayme.com/
銀座本店、有楽町店
小田急新宿店、羽田空港店
新宿店、梅田店、横浜店(2020年10月オープン)、京都店(2020年10月オープン)
【kay meとは】
「挑戦する人を応援する」を事業開発コンセプトに、自宅で洗えるストレッチ素材のスーツやワンピースなどのアパレル、ビジネス女性独自の視点で開発されたバッグラインなどを展開する2011年に創業した日本製D2Cブランドです。「昼は仕事、夜は会食」「移動も多く、長時間働く」忙しい女性のために、スーツやワンピースなど全アイテムを自宅で洗濯できます。伸縮性のある、しわになりにくい素材を採用し、長時間着ていても「カラダが楽」、そしてコーディネートのステップが省ける「時短性」が特長です。また、アイテムはすべて「メイド・イン・ジャパン」。2017年には、「衣料品の国内生産比率」はわずか2.4%(※)まで落ち込んでいますが、kay meは日本のものづくりの精神と高く精巧な技術を後世に継承したいと考え、100%日本製にこだわっています。高度な技術を用いたものづくり、そして女性のカラダを美しく見せるパターンで、グローバルサイト、国内店舗を中心に世界の女性に支持されています。
※経済産業省製造産業局生活製品課「繊維産業の課題と経済産業省の取組」
【持続可能な社会を実現するために。kay meの5つの取り組み】
衣料廃棄ゼロの取り組み
kay meでは年間を通じ、すべてのラインナップはお客さまのオンライオンサーベイの結果により生産アイテムや数量を決定しています。それは、必要な数だけ作ることで完売を目指し、また在庫のセールを一切行わない、値下げ圧力を生産者に転嫁させることなく、高い技術を持つ日本の生産者を守ることを実現しています。すでに画期的な課題解決としてテレビ、新聞など多くのメディアで取り上げられています。
アニマルウェルフェアの取り組み
今も世界中で、動物が食肉とされるためだけに劣悪な環境で育てられたり、衣服となるために毛皮を残虐な方法でむしり取られたりしています。そんな現状に対し、動物の肉を使わない「植物代替肉」の市場拡大や、大手アパレルブランドによる動物の毛皮を使わない「ファーフリー宣言」などが、倫理的なトレンドになりつつあります。
kay meはアパレルブランドとして、アニマルウェルフェアの問題を人間の技術力で解決すべく、靴、コート、バッグの3点において、動物の素材を使わないヴィーガン素材(=ノンアニマル素材)を用いたアイテムを開発。靴やバッグに使用する人工皮革は化学繊維とポリエステルでできており、本物の動物の皮と見間違えるほどです。
エコファーコートに使われるファー素材は、ヨーロッパで生まれたリアルファーをしのぐ柔らかな素材です。
ダイバーシティな組織 「同質の常識からはイノベーションは起こらない。持続可能な事業であるためには、環境に柔軟に対応する多様性が必要」。これはkay me が掲げる持続可能な社会に貢献するために自社のあるべき要素の1つです。現在日本以外7カ国の外国籍メンバーが活躍。また男女比は4:6、管理職における女性比率が過半数と「多様な経験と常識」から「新しい創発」を目指しています。
「匠」の技の継承
日本の職人が持つ繊細な感性、精巧な手仕事、利用者の目線に立った高いコンサルティング提案力。日本の職人が世界に誇れるアドバンテージを存続させるため、100%日本製にこだわり、繊維縫製業界の継承の一端を担いたいと考えています。
挑戦する人を応援
kay meのミッションは、「挑戦する人を応援する」こと。
環境や他者のせいにせず、自分の意志で、前向きに人生を選択していく。
それを続けていくと笑顔と自信が生まれ、更なる挑戦ができる。
「挑戦」することを応援する事業ミッションそのものが健全で正しい社会と経済の持続をサポートすると信じています。
◆さらに詳しい情報は、ウェブサイトをご覧ください>> https://kayme.com
【代表者略歴】 毛見 純子 (けみ じゅんこ)
大阪市出身 早稲田大学卒業
幼少のころ大阪で呉服屋の祖父母を見て育つ。
大学卒業後、新卒でベネッセコーポレーションにて営業およびマーケティング職を、その後、プライスウォーターハウスクーパースにて組織人事コンサルタントを経験。その後、ボストンコンサルティンググループにて、経営戦略コンサルタントとしてIT情報通信、製薬企業などのコンサルティングに従事。2008年マーケティングコンサルティング会社を立上げ代表に就任。おもに金融、IT情報通信、エネルギー産業に対する新規事業開発サービスを提供。その後、2011年にkay me事業を開始。2015年英国法人を設立。プロデューサーとともにリードデザイナーも務める。
2016年日本政策投資銀行「DBJ女性起業大賞」、2017年JNB「グローバル大賞優秀賞」、2015年英国商業商工会議所「2015アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」、2014年MITベンチャーフォーラムグローバルストラテジー部門優秀賞などを受賞。