伊藤手帳株式会社
手帳製造・OEMを手がけて66年の伊藤手帳株式会社（代表取締役社長：伊藤 亮仁 以下当社）は自社ブランドユメキロック事業（以下当事業）を2011年に立ち上げ個人向けに手帳販売を行ってきました。
当事業の2020年度上半期売上（期間：2020年5月1日から2020年10月31日）は前年同期と比べ158％となり2011年の事業開始以来過去最高の売上を達成しました。また当期半期売上目標に対して50％増となりました。
売上増の要因は以下の2点にあると当社では分析しました。
1．自社の「今ある」社内技術（手帳カバーの製作から製本・梱包までの一貫生産体制）を応用し短期間でニューノーマル時代に対応した新商品を開発し市場投入した点
2.自社ECサイト販売の強化を行い、非接触時代に応じた販売チャネルを確立した点
＜開発・販売した商品＞
手帳カバーで作った折りたためる「マスクケース」
自粛期間中に商品企画を行い、自粛解除ともに自社ECサイトで販売。販売枚数は30,000枚を超えました。
特長）抗菌加工・折りたたんで胸ポケットに収納できる・予備用のマスクと使用中のマスクとわけて収納できます。個人需要の他、後期授業を対面で行う大学からの受注もあり、新しい生活様式が求められる時代において学生向けマナー用品として新しい販路を開拓しました。
ハンカチのように折りたためる手帳「TETEFU」（特許申請中）
リモートワークの普及で手帳の使い方に変化が起きるのではないかと先を見越し、従来にない手帳を開発、3か月で商品化しました。
特長）1枚の手帳カバーに2冊の手帳を上下に収納可能でき、手帳カバーは内側に四つ折り、外側にも二つ折りできる業界初の仕様。リモートワーク時にはパソコンのキーボード手前においてWEB会議のメモを取るのに便利な仕様となっています。
また、自分のライフスタイル・ジョブスタイルに応じた手帳を組み合わせて購入できる点もユーザーの支持を受け当初の販売目標数の2倍を超える売上となりました。
※自社調査：テレワークとテレワーク後に手帳の使い方に変化があった人は6割超え。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000031231.html
今後の展開
我が国における事務用品、文房具分野におけるBtoCの市場規模とEC化率は
2018年2,203億円 EC化率40.79%
2019年2,264億円、EC化率41.75% *1
と緩やかな増加状況であり、当社の事業も伸長の余地があると捉えています。
手帳製造業界は細かな工程が分業されていますが、当社は手帳カバーの製作から製本、梱包、出荷まで一貫生産を行っています。今後も一貫生産の中で培った「今ある」技術を強みと捉え他社が追従できない商品を短期間で開発し、自社ECサイトで販売を行っていきます。
*1経済産業省電子商取引に関する市場調査の結果（2020年7月22日）
伊藤手帳株式会社について
昭和12年現代表の祖父が個人経営として創業。平成20年伊藤手帳株式会社へ組織変更とともに伊藤亮仁が3代目代表取締役へ就任。
事業承継時100坪であった本社兼工場（名古屋市東区）から工場部門を愛知県小牧市へ移転。1400坪の敷地内で年間800万冊の手帳製造を行う。事業成長率9.53%(5年間）
商号： 伊藤手帳株式会社
代表者： 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地： 〒461-0034 本社：愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容： 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金： 10,000,000円
URL：伊藤手帳オフィシャルサイト https://ito-techo.jp/
▼自社ブランドユメキロック ECサイト
本店 https://www.yumekirock.com/
楽天市場店 https://www.rakuten.ne.jp/gold/yumekirock/
Amazon店 https://www.amazon.co.jp/stores/node/3907886051
Yahoo店 https://shopping.geocities.jp/yumekirock/
