ヘラルボニー
軽くて暖かい。アニマルフリー・木の実由来のダウンコートの裏地に障害のあるアーティストが描いたアート作品を起用。京橋ギャラリーでリリーストークイベントも開催
株式会社ヘラルボニー(以下、ヘラルボニー)が運営するアートライフブランド「HERALBONY」は、10月15日よりカポックジャパン株式会社(以下、カポックジャパン)が展開する「KAPOK KNOT」とコラボレーションしたアートコートを販売いたします。
10月31日には、カポックジャパン代表 深井喜翔とヘラルボニー代表松田崇弥の無料トークイベントを開催いたします。
背景
ヘラルボニーは、これまで障害のある作家が描く“異彩”のアートを様々なモノ・コト・バショに落としこみ、社会に新しい価値と文化を生みだすことに挑戦してまいりました。
今回、木の実を由来とする”カポック繊維”を使用することで、ファッション性や機能性を兼ね備えながら、環境保全や動物福祉に配慮したアパレルを展開する「KAPOK KNOT(カポックノット)」とのコラボレーションが実現しました。同ブランドは、ファッション界における大量生産や大量消費、大量廃棄といった負のスパイラルに歯止めをかけること、さらには東南アジアでの雇用創出や緑化、森林保全のサイクルを生み出すサスティナブルなプロダクト生産をおこなっています。
さらに、本プロダクトは「KAPOK KNOT(カポックノット)」で定番人気のチェスターコートの裏地に、障害のあるアーティストが描いたアート作品をプリントをすることでファッションに彩りを添えます。
プロダクト概要
商品名:ART COAT
購入方法:HERALBONY SHOP・HERALBONY ONLINE STORE
販売開始日:2021年10月15日
販売価格:68,200円(税込)
サイズ展開:S,M,L(ユニセックス)
参画アーティスト
作品名:「無題」(葉っぱ)
作家:土屋康一氏
在籍:unico(福島県)
土屋の代表的な作品は、「はっぱ」と題される串に団子が刺さったような形状の作品群と、「はな」と題される画面全体を複数色で塗り分ける作品群に大別される。その他にも「おすし」などの具体物や人物、バス運行に関する記録メモを取ることもある。「はっぱ」「はな」双方とも鮮やかな色彩が共通 しており、植物の優しいイメージと相まって、愛好者も多い。近年では新築家屋のふすまや、美容室や児童施設の壁面も作画し、好評を得ている。
作品名:「数字」
作家:小林覚氏
在籍:るんびにい美術館(岩手県)
よく見ると、いろいろな数字がつなげて描かれているのがわかる。小林は養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。 初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。 これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。彼の好きな音楽家はビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOM。そして散歩が大好き。
KAPOK KNOT
心も身体も暖める、木の実由来のファッションブランド。木に実るダウンとも言われる天然素材「カポック」を使ったものづくりを通じて、ファッションを楽しむこと、持続可能な未来について考えることを両立する、新しいライフスタイルを提案していきます。
ブランド名は、素材のKAPOKに「結び目」のKNOTを冠し 「KAPOK KNOT」に、ブランドロゴは「末永く」を表現する水引をモチーフとしています。
公式サイト:https://kapok-knot.com
無料トークイベント「KAPOK KNOT×HERALBONY」
<概要>
日 時:2021年10月31日 16:00~17:00
開 場:15:45~
参加費:無料
定 員:20名
会場:BAG-Brillia Art Gallery-+1ギャラリー
住所:〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18東京建物京橋ビル1階
営業時間:11:00~19:00 ※月曜定休
営業開始日:2021年10月15日
※最新の営業時間はウェブサイトをご確認ください。
https://heralbony.com/pages/shop-list
申込み:イベントの参加申し込みは以下のURLより可能です。
https://kapokknot-heralbony-event.peatix.com/
<登壇者>
カポックジャパン代表・深井喜翔氏
老舗アパレル企業の4代目として、また繊維業界に身を置くことで、アパレル業界の大量生産・大量廃棄という負のシステム、そしてそのシステムが生み出す弊害を目の当た りにしてきました。サステナブルなものづくりが求められる中において、その素材の選択肢の少なさゆえに、サステナブルな商品は値段が高く、機能性やデザインの選択肢がないという現状を変えたいと思っていました。
そんな中、木の実から採取されるカポックという素材と出会いました。木の実なので木を伐採する必要もなく、非人道的な動物由来の素材を使用することもない。それでいて、ダウンより安価で軽く、暖かいこの素材を世界に広げたいと使命を感じました。
そのためにカポックを通して、自然の恵みを農園の人々から消費者に伝え、より多くの人のライフスタイルに寄り添えるよう、カポックジャパンを立ち上げました。
ヘラルボニー代表・松田崇弥
小山薫堂が率いる企画会社オレンジ・アンド・パートナーズ、プランナーを経て独立。「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニットを双子と共に設立。岩手と東京の2拠点を軸に福祉領域のアップデートに挑む。ヘラルボニーのクリエイティブを統括。誕生したばかりの娘を溺愛する日々。日本を変える30歳未満の30人「Forbes 30 UNDER 30 JAPAN」受賞。日本オープンイノベーション大賞「環境大臣賞」受賞。
「HERALBONY」は、今後も環境に配慮した良質なものづくりを推進してまいります。
以上
【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、 福祉を起点に新たな文化を創ることを目指す福祉実験ユニット。日本全国の障害のある作家とアートライセンス契約を結び、2,000点以上のアートデータを軸に作品をプロダクト化するアートライフブランド「HERALBONY」、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開。
会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
公式サイト:
https://www.heralbony.jp
https://www.heralbony.com
【アートライフスタイルブランド「HERALBONY」概要】
ブランド名「HERALBONY(ヘラルボニー)」という聞き覚えのないその単語は、知的障害がある両代表の兄・松田翔太が7歳の頃に自由帳に記した謎の言葉。そのため「ヘラルボニー」には「一見意味がないと思われるものをの世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めている。障害のある作家のアートデータを活用し、ハイブランドのアパレル用品(スカーフ・バッグ・ネクタイ等)をプロデュース。日本各地で展開するリアル店舗と越境ECにて販路を拡張している。全日本仮囲いアートミュージアム事業で掲出したアート素材をアップサイクルするサスティナブル商品も手掛ける。
ECサイト:
https://heralbony.com/