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ノンジャンルのアートフェス「SICF23」出展クリエイター募集中

スパイラル

スパイラルは、2022年5月3日(火・祝)−8日(日)に開催するアートフェスティバル「SICF23」の出展クリエイターを、2021年12月1日(水)−2022年2月17日(木)に募集します。

SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)は、スパイラルが若手作家の発掘・育成・支援を目的として2000年から開催している公募展形式のアートフェスティバルです。ブース出展形式の「EXHIBITION」と、生活に携わる分野のものづくりを対象とした部門「MARKET」の2部門で構成され、さまざまなジャンルのクリエイターが一堂に会し、作品展示やプレゼンテーションを行ないます。会期中はアートファンをはじめ、ギャラリストやキュレーター、コレクター、バイヤーなどクリエイティブ関係者が訪れ、これまでに数多くの新しい才能が来場者との出会いを通し活躍の場を拡げてきました。会期の最後には、来場者の投票によって決まるオーディエンス賞やもっとも作品を売り上げたクリエイターに贈られるベストセールス賞をはじめ、各審査員賞、準グランプリ、グランプリを優秀作品に授与、作品発表の機会を提供します。
開催に先立ち、既存の価値観にとらわれない意欲溢れるクリエイターを募集します。

応募要項・開催概要

EXHIBITION

Photo TADA(YUKAI)
これまでのべ2226組もの気鋭のクリエイターを紹介してきた「EXHIBITION」部門。絵画、イラストレーション、立体・インスタレーション、グラフィックデザイン、写真、映画・映像、メディアアート、エンジニアリング、パフォーマンスやそれら既存のジャンルにとらわれない作品を、幅1,650 mm × 奥行き1,650 mm × 高さ2,400 mmのブースにて3日間、展示していただきます。

応募受付期間
2021年12月1日(水) − 2022年2月17日(木)
【WEB応募】応募フォームにて、2022年2月17日(木) 20:00(日本時間)まで受付
【郵送応募】応募フォーム登録後、2022年2月17日(木) までに審査資料必着

応募資格
・国籍、年齢、作品ジャンル不問。
・会期中、会場に常駐できること。
・個人もしくはグループ。

応募方法
応募フォームに作家・作品情報などの必要事項を登録し、展示プランや過去の作品画像をSICFウェブ上にアップロードするか、SICF事務局にご郵送ください。

審査結果
審査結果は2022年3月上旬にメールにてご連絡いたします。また、出展者はSICFウェブにて3月中旬に発表いたします。

審査を通過した方は、SICF23に出展いただきます。

会期
A日程 : 2022年5月3日(火・祝)– 5日(木・祝)[50組] 11:00-20:00
B日程 : 2022年5月6日(金)– 8日(日) [50組] 11:00-20:00
※各日程の初日、5月3日(火・祝)と6日(金)は12:00スタート。各日程の最終日、5日(木・祝)と8日(日)は18:00クローズ。

設営/撤去日時は以下の通りです。
A日程: 設営:2022年5月3日(火・祝)7:00-11:30/撤去: 5日(木・祝) 18:00 – 20:00
B日程: 設営:2022年5月6日(金)7:00-11:30/撤去:8日(日) 18:00 – 20:00

会場
スパイラルホール(スパイラル3F)
〒107-0062東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅B1、B3出口すぐ

受賞者発表
2022年5月8日(日)20:00(予定)

出展料3日間
¥47,000(税込) [電源使用料] ¥11,000(税込) ※1500Wまで
※出展料は審査を通過後、参加決定の際にお振り込みいただきます。応募は無料です。
※PCなどの電気機器をはじめ、作品自体に電源が必要な場合は上記の電源使用料がかかります。

ブースサイズ
スパイラルホールに50の展示ブースを設置します。
幅1,650 mm × 奥行き1,650 mm × 高さ2,400 mm 展示壁の色:白

出展条件
・スパイラルホール(スパイラル3F)は入場料有料エリアです。
・作品を販売する場合は、価格の15%の手数料を申し受けます。作品の発送につきましては各自でおこなっていただきます。

顕彰
・グランプリ
スパイラルを象徴する空間「アトリウム」での個展開催(制作補助費50万円)
スパイラルウェブでの紹介
・準グランプリ各審査員賞オーディエンス賞/デイリーアート賞
SICF23 Winners Exhibitionへの出展
※デイリーアート賞は、日々の生活に取り入れやすいアート作品に贈られるスパイラルが選出する賞です。

審査員
荒木夏実/キュレーター・東京藝術大学准教授
大巻伸嗣/美術作家
加藤育子/スパイラル キュレーター
その他、審査員は決定次第随時、SICFウェブでお知らせします。

MARKET

Photo TADA(YUKAI)
スパイラルは、 「生活とアートの融合」 という活動テーマのもと、暮らす、食べる、装うといった日々の生活そのものを、よりアーティスティックに演出するための提案を行なっています。「MARKET」部門では、工芸/クラフト、プロダクト、フードなど、生活を豊かに彩る作品を生み出すクリエイターに、指定の展示台と幅1,500 mmと高さ2,400 mm の壁面を組み合わせて、3日間の展示・販売をしていただきます。

応募受付期間
2021年12月1日(水)−2022年2月17日(木)
【WEB応募】応募フォームにて、2022年2月17日(木) 20:00(日本時間)まで受付
【郵送応募】応募フォームにて、2022年2月17日(木)までに審査資料必着

応募資格
・国籍、年齢、作品ジャンル不問。
・会期中3日間、会場に常駐できること。
・個人もしくはグループ。プランド名やショップ名での出展も可。
・作品を販売すること。

応募方法
応募フォームに作家・作品情報などの必要事項を登録し、展示プランや出展作品画像、過去作品画像をWeb上にアップロードするか、SICF事務局にご郵送ください。

審査結果
審査結果は2022年3月上旬にメールにてご連絡いたします。また、出展者はSICFウェブにて3月中旬に発表いたします。

審査を通過した方は、SICF23に出展いただきます。

会期
A日程 : 2022年5月3日(火・祝)– 5日(木・祝) 11:00-20:00
B日程 : 2022年5月6日(金)– 8日(日) 11:00-20:00
※各日程35組を予定。ただし変更する場合があります。
※各日程の初日、5月3日(火・祝)と6日(金)は12:00スタート。
設営/撤去日時は以下の通りです。
A日程: 設営:2022年5月3日(火・祝)7:30-11:00/撤去: 5日(木・祝) 20:00 – 22:00
B日程: 設営:2022年5月6日(木・祝)7:30-11:00/撤去:8日(日)20:00 – 22:00

会場
スパイラルガーデン(スパイラル1F)
〒107-0062東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅B1、B3出口すぐ

出展料3日間
¥ 55,000(税込) [電源使用料] ¥5,000(税込) ※500Wまで
※出展料は審査を通過後、参加決定の際にお振り込みいただきます。応募は無料です。
※PCなどの電気機器をはじめ、作品自体に電源が必要な場合は上記の電源使用料がかかります。

ブースサイズ
展示台(カウンター) :
【A】幅 1,500 mm × 奥行き 600 mm × 高さ 900 mm
【B】幅 1,500 mm × 奥行き 600 mm × 高さ 700 mm
※A, Bどちらかを選択いただくことが可能です。
展示壁 : 幅1,500 mm × 高さ2,400 mm
展示台、展示壁の色:白

出展条件
・スパイラルガーデン(スパイラル1F)は入場料無料エリアです。
・作品販売は会場内の集合レジにておこないます。価格の20%の販売手数料を申し受けます。

顕彰
・グランプリ
スパイラルエントランスでの個展開催(制作補助費30万円)
Spiral Online Storeでの作品販売
スパイラルウェブでの紹介
・各審査員賞/ベストセールス賞/オーディエンス賞
スパイラルでの作品展示販売

審査員
川渕恵理子/合同会社文化星人 代表
鈴木マサル/テキスタイルデザイナー
林口砂里/一般社団法人富山県西部観光社 水と匠 プロデューサー
西村直子/スパイラル 販売部物販課商品担当チーフ

お問い合わせ SICF事務局 03-3498-1171(スパイラル代表)
応募フォーム  https://www.sicf.jp/entry/

主催 : 株式会社ワコールアートセンター
企画制作 : スパイラル
協力 : CLIP、株式会社ステージフォー
アートディレクション : WALTZ. LLC

審査員コメント

EXHIBITION


荒木夏実 キュレーター・東京藝術大学准教授
あらゆる表現活動は表現者だけで成り立つものではない。見る、聞く、買う、出資する、指導する、批評する、広める…表現を取り巻くあらゆる人々の関心と支えが必要だ。表現者は常に他者に、外界に向かって開かれた存在であってほしい。ジャンルや属性を超えた人々が集まるSICFは表現者と社会とをつなぐユニークな機会となるだろう。新鮮な出会いを期待している。

プロフィール
東京藝術大学准教授。キュレーター、美術評論家。慶応義塾大学文学部卒業、英国レスター大学ミュージアム・スタディーズ修了。三鷹市芸術文化振興財団(1994-2002)と森美術館(2003-2018)でのキュレーターを経て 2018 年より現職。展覧会「彼女たちは歌う」(2020)、「居場所はどこにある?」(2021)を東京芸術大学大学美術館陳列館で開催。大学生を含む若手アーティストの活動に注目しながら現代美術と社会との関係性を探る活動を展開している。

Photo paul barbera /where they create
大巻伸嗣 美術作家
昨年に引き続き、今回2回目の審査をすることになりました。スパイラルのコンペティションは、幅広く自由にプレゼンテーションができ、出品できるコンペだということを感じています。展示空間はかぎられていますが、その空間の中で終わってしまう作品ではなく、そこから次へと展開できるような可能性をもった作品を期待しています。年齢を問わず、表現の自由をより感じさせるような作品に出会えればと思います。みなさんとお話しできる機会を楽しみにしています。

プロフィール
1971 年岐阜市生まれ。曖昧で捉えどころのない「存在」に迫るための身体的時空間の創出を試み制作活動を展開する。主な作品に、やわらかな布が浮遊することで、物質性の消失と自同律の不合理性を視覚化した作品“Liminal Air space-time”(2011~)、様々な背景を持つ文様や文字などを構成し、場所の記憶として鮮やかな色彩の空間を作り出す作品“ Echoes Infinity”(2002 ~)、大量のシャボン玉によって場と記憶の再生を試みる作品“Memorial
rebirth”(2008~)などがある。主な展覧会に、「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」森美術館 (2016)、「Liminal Air Fluctuation – existence」エルメスセーブル店(パリ) (2015)、「Louis Vuitton 2016-17 FW PARIS MEN’S COLLECTION」アンドレシトロエン公園(パリ)、「存在の証明」箱根彫刻の森美術館 (2012)、「アジアパシフィック・トリエンナーレ 2009」Queensland Art Gallery(ブリスベン)、「あいちトリエンナーレ 2016:虹のキャラヴァンサライ」、「横浜トリエンナーレ 2008」、など多数。第 8 回円空賞(2015), 第 27 回タカシマヤ美術賞(2016)等を受賞。

加藤育子 スパイラル キュレーター
今年度から、EXHIBITION 部門グランプリの顕彰は、スパイラルを象徴する空間「アトリウム」での個展開催となりました。SICF23 はブースごとの展示ですが、よりいっそう「今、ここで、この作品」を発表する必然性が求められることになります。一方で、SICF はコンペとしてだけでなく、多くのお客様との出会いの場、という側面も持ち合わせています。SICF をきっかけとして、作品が社会へと開かれ、絶えず進化することで、既存の表現方法やジャンルにとらわれない豊かな活動が生まれることを期待しています。
プロフィール
東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了後、スパイラル/株式会社ワコールアートセンター入社。ギャラリー担当ならびに同チーフ、マネージャー等を経て、現職。現代美術を中心とする展覧会の企画制作業務をベースに、館内の新規プログラム開発なども担当。担当した主な展覧会に「小金沢健人展『煙のゆくえ』」(2016 年)、「Rhizomatiks 10」(2017年)、Ascending Art Annual シリーズ「すがたかたちー『らしさ』とわたしの想像力」(2017年)、「まつり、まつる」(2018 年)、「うたう命、うねる心」(2019 年)など。

MARKET

Photo Masayuki Hayashi

川渕恵理子 合同会社文化星人 代表
魅力的なモノとの暮らしは人生を豊かにしてくれます。高級とか便利とか、そうした基準を超えたところにある、琴線に触れるモノとの時間です。
社会環境の変化とともにライフスタイルが大きく変わりつつある今、日々の暮らしをより充実させたいというニーズが高まっています。だれでもないあなただけの着想や美意識、詩やユーモアが込められた、これからの暮らしをトキメかせてくれるクリエイションを期待しています。

プロフィール
ライフスタイルブランドIDÉEにて「東京デザイナーズブロック」や「世田谷ものづくり学校」など、デザインやものづくりをテーマとした企画、場づくりに携わる。2006年にディレクターに就任。日常の中でアートを楽しむことを提案する「Life in Art」プロジェクトを推進する。2018年に合同会社文化星人を設立。文化星(地球)をクリエイティブの力で豊かな星にすることをテーマに、ライフスタイル、アート、ソーシャルの分野で活動中。

Photo Akihide Mishima

鈴木マサル テキスタイルデザイナー
作者の表現が何かしらの形で商業的な価値に紐付けられ、モノとして成立しているのがこのマーケット部門なのだと思います。でもそのモノの商品力やクォリティーは勿論とても大切なのですが、新しい考え方や今の世の中にあるべき姿を提示させられると見る側はその魅力に抗う事は出来ないのだなと、私は前回の審査で痛感したのです。商業的な価値を持ちつつも作者独自の視点や思いが内包された提案が今のマーケットには求められているのだと思います。そんなモノとの出会いを、今からとても楽しみにしています。

プロフィール
2004年からファブリックブランドOTTAIPNUを主催。色鮮やかなプリントファブリックを中心に生地本来が持つ魅力にあふれたコレクションを展開。自身のブランド以外にも、マリメッコ、カンペール、ユニクロなど、国内外の様々なブランドからテキスタイルプロダクトを発表。テキスタイル以外にも家具や建築空間など様々なシーンに向け、パターンデザインを軸にしたデザインを展開しています。

林口砂里 一般社団法人富山県西部観光社 水と匠 プロデューサー
人類の急激な人口増加に対応するために、大量生産が可能な機械工業は必要不可欠でしたが、物が溢れる現代における作り手は、「これから何を作るのか」を真剣に考えなければならない、これまでとは異なる状況に置かれていると思います。だからと言って「物を作らない」とするのは浅薄で、「美しいもの」と暮らす喜びは、心の糧になると考えます。人の心を動かす「美しいもの」とは何なのか、SICFを通じて作り手の皆さんと一緒に考えたいです。

プロフィール
東京デザインセンター、P3 art and environmentでの勤務を経て独立。現代美術、音楽、デザイン、仏教、科学と幅広い分野をつなげるプロジェクトの企画/プロデュースを手掛けている。2012年より地元・富山県高岡市にも拠点を持ち、伝統工芸と先端技術が出合う『工芸ハッカソン』のプロデュースなど、地域のものづくり・まちづくり振興にも取り組んでいる。

西村直子 スパイラル 販売部物販課商品担当チーフ
23回目となるSICF。2021年に新設されたマーケット部門、第1回目はおかげさまで様々な出会いが生まれたくさんの作品が巣立って行きました。自分が手がけた作品が、だれかの日々の生活をつくり彩っていく。その責任の重さと比例する純粋な喜びを、ダイレクトに体感できる機会というのは昨今少なくなっている様に感じます。普段とは違う環境でみなさんの作品はどのような光を放ち、その想いはどのような方が受け取ってくれるのか。今後の作品づくりの答え合わせの場としてもぜひSICFご活用ください。
プロフィール
アパレルメーカー、インテリアショップ勤務を経て、2004年株式会社ワコールアートセンター入社。スパイラルマーケットのテーブルウェアのバイヤー、全店舗を統括するチーフバイヤーを経て、2021年より現職。ヨーロッパを中心とした海外バイイングのほか、日本の産地と協業しオリジナル商品を企画開発するなどスパイラルマーケットの主要なMD業務に携わる。若手作家対象のものづくりについての講義を行なうなどのクリエイター支援活動にも従事。主な企画に、ものづくりにスポットをあてた展覧会「つくりて×えがきて=プロダクトの生まれかた展」(2012年)。

関連イベント

SICF23 Online 説明会
前回より新部門「MARKET」を設立し、大盛況のうちに幕を閉じた、SICF。説明会では、SICF23の概要のほか、SICFでの「出会い」から拡がったクリエイターの活躍など、SICFの魅力がわかる説明会を開催します。ゲストには、SICF14でグランプリを受賞した、塩見友梨奈さんや、SICF14、15に2年連続出展をしていた、塚崎愛さんをお迎えし、スパイラルとの協業やその後の活躍についてお話いただきます。SICF23の審査員、加藤育子(スパイラル キュレーター)と西村直子(スパイラル 販売部物販課商担当チーフ)を含めたQ&Aタイムも実施。SICFの魅力を知りたい、応募を迷っている、そんな方はぜひご参加ください。

日時:
2022年1月6日(木) 19:00~(約60分)
2022年1月20日(木) 19:00~(約60分)
参加無料。Zoomウェビナー形式で開催。事前申込制。
URL : https://www.sicf.jp/information/sicf23-online
*1月6日(木)は、塚崎愛さん(SICF14、15出展)、1月20日(木)は、塩見友梨奈さん(SICF14グランプリ)をゲストにお迎えします。その他は同じ内容になります。

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