Tokyo Lighting Design 合同会社
長野県松本市のシンボル「国宝松本城」にて開催中の「松本城~氷晶きらめく水鏡」では、2022年2月6日(日)~ 14日(月)の1週間、バレンタインのための特別演出を実施いたします。また今回、「松本城~氷晶きらめく水鏡~」のメイキング映像を公開いたしました。演出者コメントと合わせてぜひご覧ください。
■バレンタイン特別演出
運命の赤い糸をイメージした動きのある線ときらめきが松本城を駆け巡ります。演出の途中にこっそりハートを入れ込みました。探してみてください!松本城で、大切な人と幸せな時間が過ごせますように。
バレンタイン期間:2022年2月6日(日)~14日(月)
特別演出時間:
午後6時20分、午後6時50分、午後7時20分、午後7時50分、午後8時20分、午後8時50分
※上記以外の時間帯では、通常時の演出を実施しています。
■ 「松本城~氷晶きらめく水鏡」メイキング映像公開
松本城での計画が立ち上がってから実現するまで、1年以上の時間をかけて入念に準備をしてきました。
様々なデザイン画や映像コンテを起こし、同時に、演出内容を表現できる技術を持ち合わせたトップクリエイターたちを集め、彼らと綿密な打ち合わせを繰り返しながら一丸となってゴールを目指すためのチームビルディングを行いました。
特に難易度が高かったのは、今回の演出の肝となるレーザーを使った自由度の高い演出制作を可能にするためのプログラミングです。当初考えていた従来のシステムでは狙った表現が実現できないことが判明したため、全く新しいやり方でゼロからシステム構築をすることになりました。誰も使ったことのないプログラミングだったため、制作した映像をレーザーに反映させたときの見え方の研究から始まるという気の遠くなる作業の繰り返しで、常に緊張感をもって制作に当たりました。
最後の仕上げでは時間が迫る中で何度も松本へ足を運び、東京でのテストではわからなかった松本城への投影具合をチェックしました。
1か月間に及ぶ施工期間の中で、東京と大阪、長野にいるチームメンバーがオンラインを通じて膝を突き合わせ、リアルタイムで素早い連携とトライアンドエラーを繰り返すことで、華美になりすぎないじっくりと目を置けるような演出に仕上げることができました。
今回のメイキング映像でお見せできる部分は全体の工程からするとほんの一部ではありますが、現場での制作工程やクリエイターたちの熱を感じとり、また、映像では映しきれなかった裏側も想像していただきながら、現在実施中の演出をさらにお楽しみいただけると幸いです。
■「松本城~氷晶きらめく水鏡」開催概要
「松本市イルミネーション2021-2022」のメインエリアとして実施。
イベント期間:令和3年12月1日(水)~令和4年2月28日(月)
点灯時間:午後6時~午後9時
会場:松本城
参加費:無料
主催:さわやか信州松本フェスティバル組織委員会
演出:Tokyo Lighting Design 合同会社
レーザー:ヴィーナスレーザー株式会社
映像:カラーズクリエーション株式会社
音響:株式会社ラダ・プロダクション
システム:antymark合同会社
松本市イルミネーション2021-2022WEBサイト:https://matsumotoillumi.jp
※ 荒天等により実施を見合わせる場合があります。
Tokyo Lighting Design 合同会社 WEBサイト:http://tokyolighting.com