エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社
受賞者による第三弾 展覧会「物質分化」N&A アートサイト(中目黒)にて開催決定!
―アーティスト間に生まれる相互作用に着目―2022年3月5日(土)―3月17日(木)
エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:加藤信介、以下:ABD*1)、エヌ・アンド・エー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役:南條史生、以下:N&A*2)、D/C/F/A(以下:D/C/F/A*3)3社で共催する「ネクスト・ キュレーターズ・コンペティション 2021」は、現代美術の発展を担う若手キュレーターの発掘と育成を目的としており、この度、第三弾として、受賞者、宮坂直樹による「物質分化」が、2022年3月5日(土)―3月17日(木)まで、N&Aアートサイト(中目黒駅から徒歩5分)で開催されます。
第一弾受賞者・板橋令子による展示「Mother nature -アートに観る、女性や自然と文化の相互作用-」、第二弾受賞者・島影圭佑による「“現実”の自給自足展」は盛況の末終了しました。本コンペティション受賞者には、展覧会開催のほか、展示制作のサポート、ほかYouTubeメディア「MEET YOUR ART」での紹介など、多様な側面からのサポートを実施しています。
【第三弾 展覧会】
宮坂直樹「物質分化」
2022年3月5日(土)―3月17日(木)
本展では、グループ展が成立する最小限の要素を抽出することを試みました。展覧会に参加するアーティストは保良雄とアンヌ=シャルロット・イヴェールの二人です。一つの展覧会においてアーティストという単位が複数存在する時に起こり得る効果を探るため、ある一人のアーティストの作品と、他のもう一人のアーティストの作品との間に生まれる相互作用に着目します。
アーティストについて
・保良雄
テクノロジー、生物、無生物、人間を縦軸ではなく横軸で捉え、存在を存在として認めることを制作の目的としている。
・アンヌ=シャルロット・イヴェール
秩序と混沌の間で、アンヌ=シャルロット・イヴェールの制作は無限に継続する。連続的に調整される実験的な構築によって、物質性と空間における容態の変容過程を明示し、彫刻が設置される建築に働きかけることで、動線と知覚を変容する没入型の環境を創造する。
【開催概要】
展覧会名:「物質分化」
会期:2022年3月5日(土)―2022年3月17日(木)
開館時間:10:00-17:00
休館日:日曜・祝日
場所:N&A Art SITE ※中目黒駅から徒歩5分
(〒153-0051 東京都目黒区上目黒1丁目11-6)
入場料:無料
出展作家:保良雄、アンヌ=シャルロット・イヴェール
キュレーション:宮坂直樹
グラフィックデザイン:八木幤二郎
主催:エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社、エヌ・アンド・エー株式会社、D/C/F/A
詳細URL:https://meetyourart.jp/pages/competition20210902
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から開催内容が変更になる場合がございます。
■宮坂直樹について
1985年 千葉県生まれ
経歴
2019-2020 ル・コルビュジエ財団 特別研究員
2016 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻先端芸術表現領域 博士課程修了/Ph.D.取得
2013-2014 パリ国立高等美術学校研修
2010 ブリュッセル王立美術学院 修士課程修了
個展
2022 Solo exhibition、L'ahah #Moret、パリ
2020「Standard applying Hand Modulor Ver. 2, a French man」hop、大阪
2020「Standard applying Hand Modulor, a French man」FINCH ARTS、京都
2019「Shared table applying Modulor, a French man and a Japanese woman」La Cité internation
ale des arts、パリ
2019「Three Spaces」トーキョーアーツアンドスペース本郷、東京
2019「Standard applying Modulor Ver. 3, a French man」La Cité internationale des arts、パリ
2012「Surspace」遊工房アートスペース、東京
2010 Solo exhibition、NIJINSKI、ブリュッセル
2010 Solo exhibition、La belle de jour、ブリュッセルキュレーション
2021「Cuboid」ニハ、京都
2018「Shift-Shoft」神戸アートビレッジセンター、兵庫 + Midnight Museum、京都
2018「CV Projection 2 : Fault Clock」神戸アートビレッジセンター、兵庫
2018「Tips」京都芸術センター、京都
2017「Exercise for Death」ARTZONE、京都
2015「CV Projection 1」東京藝術大学大学美術館 東京
2013「CV 2 Projection」École national supérieure des Beaux-Arts de Paris、パリ
【審査員によるネクスト・キュレーターズ・コンペティション総評】
南條史生
短期間にも関わらず、約20件の応募があった。その中から予定の期間に実現可能な案を選択し、さらにお聞きするためにインタビューした。いずれも特徴があったが、弱いところもあり、課題はたたあるというのが本音である。これを乗り越えて、それぞれ、最後まで形にしてもらいたい。展覧会は、当初よりも遅らせることになったが、実現性への配慮である。
山峰潤也
今回のコンペでは、キュレーションという立ち位置から切り拓くことのできる創造性に対する意識を感じられるかどうか、という視点で企画を選んでいきました。それはキュレーターが関与することによってストーリーを引き出し、展覧会を通した観客とのコミュニケーションの回路を開くことや作品同士のレゾナンスを生み出していくことができるか、といった観点です。その片鱗を感じる3者を南條さん、小池さんと話し合って決めさせていただきました。
小池藍
時代に合ったコンセプトや問題意識があるか、実現性が高いか、を主に議論した審査会でした。日本のキュレーターにより日本の若手作家にきちんと講評がなされ、双方が世界に出るきっかけになってほしい、という想いで行われているコンペですが、今回は、それに十分に足るレベル感のキュレーターと作家を選べたと思います。一人でも多くのアートファンに見てもらえる展覧会が開催されることを楽しみにしています。
【MEET YOUR ARTについて】
アート専門のYouTube番組(MC森山未來/ナビゲーター小池藍/NAVIGATIONコンテンツ ナレーター上白石萌音)。アーティストインタビューや、アートに関する知識を幅広く紹介していくことに加えて、番組で紹介したアーティストの作品が購入できるオンラインECを設けることにより、視聴者がアートに触れる機会や購入体験のきっかけを提供することと、特に若手のアーティストの活動支援のプラットフォームとなることを目指すアートプロジェクト。本コンペティションはMEET YOUR ARTが運営サポートを実施。展覧会最新情報は各種公式SNSをチ
ェック。
関連動画:【特別企画】キュレーターの重要性とは?
―ネクスト・キュレーターズ・コンペティション2021を開催する理由―
https://www.youtube.com/watch?v=Y2G5XSU8eFk
YouTube:https://www.youtube.com/c/MEETYOURART/
Twitter:https://twitter.com/MEETYOURART
Instagram:https://www.instagram.com/meet_your_art/
■運営会社概要
【会社名】エイベックス・ビジネス・ディベロップメント株式会社
【本社所在地】東京都港区南青山3-1-30 エイベックスビル
【設立年月日】2020年7月1日
【代表者】代表取締役社長 加藤信介
【公式サイト】 https://avex-bd.com/
本件に関する問い合わせ先
meetyourart.info@av.avex.co.jp