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【バーチャル恐竜博物館】オンライン講座第2弾!史上最大の魚竜「ショニサウルス・シカニエンシス」に関する講座を実施

バーチャル恐竜博物館

バーチャル恐竜博物館では、海外の博物館と連携した継続的な国際交流を促進するため、デジタルデータを活用した今後の共同研究の可能性や新たな魅力を探るとともに国内外の講師によるオンライン講座を実施しています。
このたび第2弾として、2022年2月12日(土)18時より北九州市立自然史・歴史博物館の大橋学芸員によるオンライン講座を開催いたしました。本講座では、第1弾で登壇した群馬県立自然史博物館の真鍋特別館長と、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館の故エリザベス・ニコルス博士が共同発掘し、2004年に新種として発表した史上最大の魚竜ショニサウルス・シカニエンシスについてお話ししました。また3Dモデルで恐⻯が生きていた時の動きを推定するソフトウェアを開発した、ドナルド・ヘンダーソン博士もビデオ出演しました。

・オンライン講座 「化石と旅する世界 -カナダと日本をつなぐ-」概要
 真鍋先生らによる史上最大の魚竜ショニサウルス・シカニエンシスの発掘から、博物館の展示として復元されるまでの経緯を、北九州市立自然史・歴史博物館の大橋学芸員が解説。また、ロイヤル・ティレル古生物学博物館のドナルド・ヘンダーソン博士が取り組んでいる、デジタル技術を用いた恐竜の3Dモデル復元などの研究のビデオメッセージも公開。 講座の最後には質疑応答の時間も予定しており、皆さまの疑問にお答えしました。

視聴URL: https://virtual-dino-museum-channel.jp

登壇者その他詳細はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000094284.html

・バーチャル恐竜博物館とは
 バーチャル恐竜博物館は、古生物化石のデジタルアーカイブデータを充実させ、インターネットを通じて国際間で共有することで、国境を越えた博物館と連携し国際交流を促進する事業を実施します。
 新型コロナウイルス感染症の影響により以前よりも国と国との間での移動が困難になり、国際的な展覧会の開催もハードルが高くなっています。また、世界的に化石の発掘・調査研究までもが著しく減速しています。本事業では、デジタルテクノロジーを駆使した展覧会を実施するほか、国内外の講師によるオンライン講座を行うことでリモート教育の充実も推進します。
 バーチャルで得た知識をリアルで確認し、リアルで芽生えた疑問をバーチャルで解決するといった学習のスパイラル効果の実現やデジタルアーカイブデータの活用により、かつて陸続きであった世界が進化で繋がっていることなどを紹介していきます。

・北九州市立自然史・歴史博物館
 北九州市立自然史・歴史博物館は、46億年前の地球誕生から現代に至る自然と人間のいのちの歩みを壮大なスケールで展示した西日本最大級の自然史・歴史博物館です。迫力ある恐竜の骨格標本が一堂に並んでおり、動く恐竜ジオラマでは太古の世界を体感できます。貴重な歴史資料も充実し、人々の暮らしの変遷を知ることができます。一日、楽しみながら学べる博物館です。

所在地:〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
設立 :2002年11月
館長 :伊澤 雅子
HP :https://www.kmnh.jp/動画プレスリリース・動画ニュースリリース詳細へ
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